鳥海山 影鳥海が見たくて深夜登山！

2013年09月22日(日) ~ 2013年09月23日(月)

• GPS: 10:20
• 距離: 14.9km
• 登り: 1,192m
• 下り: 1,192m

コースタイム

1:00鉾立 - 2:30御浜 - 3:30八丁坂 - 4:10文殊岳 - 5:00七高山周辺7:00 - 9:45御田ヶ原 - 10:00御浜 - 11:15鉾立

天候

夜，日中ともに晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

酒田を深夜に出発して鳥海山ブルーラインで，鉾立駐車場へ。
深夜はガラガラです。

コース状況／危険箇所等

夜間の登山は，道迷いの心配が少ない鉾立からのルートが一番安全だと思います。
満月を狙っていったので，ヘッドライトを使用しない方が視界が良かったです。

写真

9/23 3:25

御浜以降写真を撮っていないことに気づいて八丁坂で撮影。周りは真っ暗です。

9/23 4:11

稜線まで出ましたが，まだ真っ暗。

9/23 4:40

東の空が明るんできて，少し急ぎ足に。
薊坂分岐周辺？

9/23 5:00

日の出前に七高山手前まで到着するも寒い。

9/23 5:23

東の空から太陽が顔を出します。

9/23 5:26

待ちに待った御来光！いいところに雲が…

9/23 5:29

御来光とともに，後ろに影鳥海が出来てきました。

9/23 5:32

この日最大の影鳥海。
水平線からはみだしている？
山も真っ赤に。

9/23 5:35

日本海の水平線いっぱいまでのびる影鳥海。

9/23 5:37

影鳥海と新山。だんだん小さく。

9/23 5:40

山々を赤く染める太陽。すべて顔を出す。

9/23 5:45

山々の形が幻想的に浮かびあがります。

9/23 5:53

影鳥海は消えそう。

9/23 6:03

完全に太陽が日中の姿になると、

9/23 6:31

海に映った影もすっかり無くなりました

9/23 6:35

月山と庄内平野も夜明けを迎え、

9/23 6:42

山頂を後にします。

9/23 6:59

月山と庄内平野の朝。

9/23 7:30

今回の山旅の仲間。月を撮ったのですがよく見えません。

9/23 7:40

山頂を振り返る。新山登ってくればよかった…

9/23 7:42

湯ノ台ルートの雪渓と庄内平野。

9/23 8:06

深夜に登った鉾立ルート。

9/23 9:44

御田ヶ原から。

9/23 9:49

鳥海湖。

9/23 10:08

深夜2時ごろ，ここで写真を撮ったのですが…

9/23 10:01

老夫婦が山頂を見ながら，あれが山頂かなとか話をしていました。二人で初めて鳥海山に登っている様子。素敵なお二人でした。

撮影機器：

E-PL2 OLYMPUS IMAGING CORP.

PENTAX Q PENTAX

SC-02E SAMSUNG

装備

個人装備

ヘッドランプ

１

予備電池

１

1/25,000地形図

ガイド地図

１

コンパス

１

笛

筆記具

１

保険証

１

飲料

１

ティッシュ

１

三角巾

１

バンドエイド

１

タオル

１

携帯電話

１

計画書

１

雨具

１

防寒着

１

ストック

水筒

１

時計

１

非常食

１

共同装備

ツェルト

ファーストエイドキット

医薬品

カメラ

１

ビデオカメラ

車

１

感想

toota

過去の記録を少し。

この日は御来光と影鳥海を目的に深夜登山。
夕方の夕焼けの様子から翌朝の晴れを確信し，満月ということもあり深夜登山を決意！

鉾立には0時前に到着し，仮眠後1時に登山を開始しました。
はじめはヘッドライトを使用したのですが，
満月で明るかったので，危険個所以外はライトなしで。

1時間ほど登り，御浜まで来たところで，記録写真を撮ることに。
鳥居のところでフラッシュ撮影したのですが，その瞬間にゾクッと鳥肌が…。
得体のしれない何かを感じ，すぐに写真を消してその場から山頂方面へ逃げました。
いつも鳥海湖や御田ヶ原で写真を撮るのですが足早にスルー。

八丁坂のあたりでは気持ちも落ち着いて，写真を撮ることができましたが，夜中にひとりで歩く鳥海山…怖かったです…。

外輪を進むと東の空が明るくなり，山頂へ向かうスピードも上がります。

山頂に到着して10分くらいすると御来光が！
そして日本海に目を向けると影鳥海！
水平線の先の雲にも影が映るような，くっきり特大の影鳥海です。

以前山小屋に宿泊したときは，ガスって見られなかったので，
今回が初めての影鳥海！絶景でした！

影鳥海を目的に登ってきたので、新山には登らずに帰ってきてしまったのですが，後から山頂を振り返ると，快晴のもと新山が雄々しくそびえていました。
新山からの風景も満喫するべきだったと軽く後悔。


鳥海湖ではほのぼのとする老夫婦にも出会い印象深い鳥海登山になりました。