伊勢山と柿其渓谷紅葉狩り

2013年11月16日(土) [日帰り]

• GPS: 05:37
• 距離: 11.4km
• 登り: 865m
• 下り: 870m

コースタイム

9：05小吹沢林道ゲート
9：27林道／柿其峠分岐
9：54柿其峠
11：11伊勢山頂上
11：16-11：43展望スポット
12：38柿其峠
12：54林道／柿其峠分岐
13：11小吹沢林道ゲート

天候

晴天

アクセス

利用交通機関：

自家用車

中津川IC〜国道19号南木曽方面〜十二兼駅手前を左折〜小吹沢林道
小吹沢林道ゲートまでは普通車が通れる舗装路です。
林道の標識ありませんが柿其渓谷案内図があるのでそこを左折し、
柿其峠の標識を左折するとゲートに着きます。
ゲート手前には（わりと激しい）落石箇所があるのでゲートまでは行かず、
路肩に3〜4台駐車できるスペースがあるのでそこを利用しました。

コース状況／危険箇所等

整備された登山道ですが、小さな沢の渡渉や狭い道、崖上の滑る木を越える、
ロープで岩と階段を降りる、など注意が必要な場所が何箇所かありました。

登山ポストは見当たりませんでした。
国有林の専用林道を歩くための許可が要るので
南木曽支署か柿其森林事務所へ申し出るようにしてください。

最寄りの立ち寄り湯
フォレスパ木曽 あてら荘
http://www.mtlabs.co.jp/shinshu/onsen/atera.htm
11時〜17時　500円

写真

11/16 8:41

この場所で左折します

11/16 8:41

柿其渓谷案内

11/16 8:49

ここまで来たら柿其峠方面へ左折します

11/16 8:50

11/16 9:01

左側にスペースがあったので駐車させてもらいました

11/16 9:03

落石要注意でした
通る時は必ず頭上を確認してください

11/16 9:05

林道ゲートです
注意書きをよく読んでください

11/16 9:06

作業小屋前を通り、広い林道を登ってゆきます

11/16 9:27

柿其峠入口
ここから柿其峠まで山の中を歩きます

11/16 9:30

踏み跡があっちこっちしているところがあるので慎重に

11/16 9:42

苔むしてますね

11/16 9:49

すっかり落葉して空が広いです

11/16 9:52

階段が見えてきたら峠はすぐそこでした

11/16 9:54

柿其峠
向こうから風がビュービュー吹きつけてきて寒い！

11/16 9:54

マムシ注意だそうです。今回は見かけませんでした

11/16 9:55

峠を西へ下ると田立方面の林道に出そうですが未確認

11/16 9:55

伊勢山方面はこちら
風が強くて冷たいのでここから上着を着て冬仕度

11/16 9:55

紅葉には間に合わなかったけど、葉が落ちたおかげで稜線歩き中ずっと樹間に中央アルプスが見えました

11/16 10:00

巨大すぎて最初何かわからなかった木の根っこ

11/16 9:59

大木が倒れるくらい風が強い場所のようです。杉の木林があるけど風防になってません

11/16 10:00

伊勢山の頂上方面です
小さいアップダウンがいくつもあります

11/16 10:06

霜が溶けてキラッキラしてました

11/16 10:07

最初のピークの手前で

11/16 10:07

結構降ります

11/16 10:13

落ち葉が降り積もって滑りました。落ち葉の下は泥状

11/16 10:14

秋らしい自然のオーナメントですね

11/16 10:15

木道は霜でツルツルでした。若干へっぴり腰になるけどしょうがない

11/16 10:20

大きな岩がごろごろしてます

11/16 10:22

この木の階段を登ったところがいちばんの展望ポイントでした

11/16 12:19

樹木の隙間から雪を冠した中央アルプスがちょっとだけ見えました

11/16 12:19

麦草岳と牙岩

11/16 12:19

木曽前岳、木曽駒ヶ岳、中岳

11/16 12:19

宝剣岳、三ノ沢岳

11/16 12:19

濁沢大峰

11/16 10:28

木の切れ込みから写真の右上方向に道があります。木は全て滑るので跨ぎたいけど跨げない

11/16 10:32

頂上ですか？

11/16 10:33

まだまだ降ります

11/16 10:33

ロープを使って慎重に

11/16 10:35

振り返って。手すりはグラグラなのであまり体重をかけられません

11/16 10:36

道が細くて眼下は急坂なのでここもゆっくりと

11/16 10:39

とつぜん霜だらけに

11/16 10:40

11/16 10:47

笹がきれいに刈られてます

11/16 10:48

シダ植物と霜

11/16 10:48

11/16 10:48

11/16 10:49

笹の水滴

11/16 10:51

御嶽山も少しだけ見えました

11/16 10:51

綺麗だけど寒そう！

11/16 12:00

別の場所から

11/16 10:52

落ち葉と霜

11/16 11:09

一番高そうな岩を登ったら下に標識が？

11/16 11:11

伊勢山1373m

11/16 11:46

御料局三角点が寄り添っていました

11/16 11:11

三角点タッチ

11/16 11:12

どう見ても山頂より高い妖怪百目っぽい塊。あの上を通ってきました

11/16 11:12

山頂に展望はまったくありません。先の方に少し降りると展望スポットがあるらしいので進みます

11/16 11:13

木が斬ってありロープが張られていました

11/16 11:14

南木曽岳が少し見えますが展望はわずか

11/16 11:15

まだ先がありました

11/16 11:16

ロープを使ってよじ登るとそこが展望スポットのようでした

11/16 11:18

木に遮られてあまり見えません。展望はあまり期待できない山だと思って来たので道中の景色で十分です

11/16 11:20

大きな岩の上に立つと少し見えました
日が当たって暖かく倒木にも座れて休憩場所としては悪くありません

11/16 11:18

南木曽岳はバッチリ見えました。あんな形だったかな？

11/16 11:19

高いところにも慣れてきました
ユニクロの暖パンは使えるヤツでした

11/16 13:30

山を下りて車道から

11/16 13:30

時間があるので柿其渓谷の散策に向かいます

11/16 13:46

きこりの家の駐車場にて。マリさんが来てくれました。牛ヶ滝まで案内してくれることもある賢い犬さんです。会えて嬉しい！

11/16 14:00

恋路のつり橋
かなり揺れまくりなので吊り橋効果はきっと抜群ですよ〜

11/16 14:01

山の角度があるので午前中でないと川面に光が当たらなさそう。綺麗なブルーは陽の高い夏場に期待

11/16 14:02

杣の家
牛ヶ滝までの道は落石で工事中のためこの先は迂回路の案内に従って行きます

11/16 14:03

山全体が黄金色でした

11/16 14:03

水田とすすき

11/16 14:05

アザミがたくさん咲いてました

11/16 14:13

車道から山の中へ。この先は素晴らしいもみじの道になります

11/16 14:14

11/16 14:15

11/16 14:15

11/16 14:17

11/16 14:17

わりと山道なので登山スタイルでもまあいいか。観光客の皆さんは小奇麗な普段着で歩いていました

11/16 14:18

椅子とテーブルもあります

11/16 14:19

東屋の屋根にも落ち葉が積もっていました

11/16 14:23

滝へ降りる階段は狭くて滑りやすいので譲り合って慎重に行きました

11/16 14:28

牛ヶ滝

11/16 14:30

日が差すと鮮やかなブルーに見えるそうですが濃いグリーンの淵もなかなか素敵です

11/16 14:36

西日を浴びて輝くたくさんのもみじが見事でした

11/16 14:38

11/16 14:39

11/16 14:40

11/16 14:41

11/16 14:42

11/16 14:44

11/16 14:46

11/16 14:46

11/16 14:49

11/16 14:56

赤い屋根の建物

11/16 15:01

渓谷の宿と昔ながらの水場
温泉と岩魚ラーメンが気になる宿が近くにあります

11/16 15:17

柿其水路橋
戦前の水路橋でも最大級で国の重要文化財だそうです

撮影機器：

DSC-H3 SONY

装備

個人装備

ファーストエイドキット

1セット

エマージェンシーシート

1

非常食

1

雨具（上下）

1セット

1/25000地形図

1

コンパス

1

感想

suigyu55

ヤマレコにまだ載っていない身近な里山のレコを書いてみよう第2弾。
（第1弾は恵那山の前山）
今回は南木曽地区にある伊勢山のGPSログを取りに行ってきました。

中津川ICを下りて国道19号を南木曽方面に向かって走ると、
進行方向にガメラの背中にも似た特徴的な山が見えてきます。
南木曽岳でもなく中央アルプスでもないその山の名が気になり調べると
以前、南木曽岳に登った時に見た伊勢山のようでした。
地元ではもともと伊勢山より矢立の名で知られていたようで、
学校の応援歌などに名残があるそうです。

もとは藪山だったようですが2010年の南木曽町制50周年記念で
登山道を整備したそうで、藪ではない……これは行かねば！

子どもの頃からガメラだのゴジラだの呼んでいた思い出の山に
一人で登る日が来ようとは。
南木曽岳が見えればいいかという気持ちで登りましたが
（山頂からはあまり見えませんが）中央アルプスの隠れた展望スポットを
見つけたり、高山が冠雪していながら麓は紅葉真っ盛りで
木曽のかくれ里の魅力にも触れることができて素晴らしい山行となりました。