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Yamareco

記録ID: 3719636
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
東北

眺望山 名前に反して樹木に囲まれ眺望が無い山

2021年11月07日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
1
日帰りが可能
GPS
01:57
距離
4.8km
登り
154m
下り
152m
歩くペース
標準
1.11.2
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
1:42
休憩
0:02
合計
1:44
10:58
10:58
0
10:58
10:58
9
11:07
11:08
34
11:42
11:43
8
11:51
11:51
8
11:59
眺望山東口登山口
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2021年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
登山口と駐車場は青森県道2号線沿いにある。東登山口は5台程度の駐車スペースとトイレ。西口にはかなり広い駐車スペースとトイレがそれぞれある。登山届ポストは無かったように思う。
コース状況/
危険箇所等
危険な場所は特にない。
東登山口を出発。
登山口には「県民の森」を示す標識の他に入山に関する注意事項などが所狭しと並んでいた。
東登山口を出発。
登山口には「県民の森」を示す標識の他に入山に関する注意事項などが所狭しと並んでいた。
入山すると広くフラットな登山道が奥の方へ続いていた。もしかしたらこれは林道なのか?
入山すると広くフラットな登山道が奥の方へ続いていた。もしかしたらこれは林道なのか?
フラットな道の奥に「登山口」の標識が再び現れた。やっぱりここまでは林道か作業道だったようだ。ここから改めて「登山道」へ入っていく。
フラットな道の奥に「登山口」の標識が再び現れた。やっぱりここまでは林道か作業道だったようだ。ここから改めて「登山道」へ入っていく。
登山道に入っても広くフラットな道は続く。
登山道に入っても広くフラットな道は続く。
極端なまでに傾斜を緩くするために大きな九十九折で登っていく。たぶんジムニーとかなら車でも入ってこれるだろう。
極端なまでに傾斜を緩くするために大きな九十九折で登っていく。たぶんジムニーとかなら車でも入ってこれるだろう。
ネジレヒバ。木にも個性があって真っ直ぐ育つものや右巻き、左巻きなど様々な姿に成長するのだという。
ツ「人間と同じだねー」
1
ネジレヒバ。木にも個性があって真っ直ぐ育つものや右巻き、左巻きなど様々な姿に成長するのだという。
ツ「人間と同じだねー」
登山道脇には看板がいくつも設置されていて森の木々や林業について学ぶことができる。
茶「変態ヒバって…」
登山道脇には看板がいくつも設置されていて森の木々や林業について学ぶことができる。
茶「変態ヒバって…」
様々な方向に枝を伸ばしている姿がまるで踊っているようだとのことで「踊りヒバ」と名付けられた木。
2
様々な方向に枝を伸ばしている姿がまるで踊っているようだとのことで「踊りヒバ」と名付けられた木。
道はあくまでも緩やかなので、のんびりとヒバやアスナロの人工林の中を散策できる。
道はあくまでも緩やかなので、のんびりとヒバやアスナロの人工林の中を散策できる。
いきなり登山道の雰囲気が変わった。それまで木々が生い茂り薄暗い森の中を歩いてきたのだが俄に陽の光が差してきた。
いきなり登山道の雰囲気が変わった。それまで木々が生い茂り薄暗い森の中を歩いてきたのだが俄に陽の光が差してきた。
空が明るくなった原因はコレだ。大きな木々を突き抜けるようにして鉄塔が建っていた。
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空が明るくなった原因はコレだ。大きな木々を突き抜けるようにして鉄塔が建っていた。
鉄塔の足元にはバイオトイレが整備されていた。
あまりに小洒落た建物なので最初はトイレとは思わなかった。
ツ「あの中で休憩しようとか思っちゃったもんね」
鉄塔の足元にはバイオトイレが整備されていた。
あまりに小洒落た建物なので最初はトイレとは思わなかった。
ツ「あの中で休憩しようとか思っちゃったもんね」
実はこの鉄塔が建っている広場が山頂なのであった。大きな木々に囲まれて眺望は無い。
茶「事前情報で分かってはいたけど…眺望山なのにねぇ(笑」
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実はこの鉄塔が建っている広場が山頂なのであった。大きな木々に囲まれて眺望は無い。
茶「事前情報で分かってはいたけど…眺望山なのにねぇ(笑」
鉄塔に登ると森の向こうに、むつ湾や青森市街地、そして八甲田山が見える。
鉄塔に登ると森の向こうに、むつ湾や青森市街地、そして八甲田山が見える。
岩木山も見えるはずなのだが今日は天気が良すぎて空に溶け込んでしまっている。肉眼だとうっすら見えるんだけど写真では空が広がっているようにしか見えん…。
岩木山も見えるはずなのだが今日は天気が良すぎて空に溶け込んでしまっている。肉眼だとうっすら見えるんだけど写真では空が広がっているようにしか見えん…。
北側も多少開けているが津軽半島の低い山並みが見えるのみだ。
北側も多少開けているが津軽半島の低い山並みが見えるのみだ。
こんなに高いところに登っているのに、それ以上に周りの木々が成長して視界を遮ってしまっている。
こんなに高いところに登っているのに、それ以上に周りの木々が成長して視界を遮ってしまっている。
スッケスケのシースルー階段。…ヒュン!ってなるな…。
ツ「下を見るとゾワゾワしてくるダス…」
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スッケスケのシースルー階段。…ヒュン!ってなるな…。
ツ「下を見るとゾワゾワしてくるダス…」
鉄塔の基礎部分には初代鉄塔の銘板が残されている。初代は森林鉄道のレールを再利用して作ったそうな。
鉄塔の基礎部分には初代鉄塔の銘板が残されている。初代は森林鉄道のレールを再利用して作ったそうな。
帰りは西登山口に下りることにした。
山頂広場を横切って反対側の道へ進む。
帰りは西登山口に下りることにした。
山頂広場を横切って反対側の道へ進む。
山頂直下で中央口への分岐を左に分ける。分岐の周辺にも東屋など休憩スペースが整備されている。さすが県民の森、多くの来訪者を迎える準備ができている。…今日は我々以外誰もいないが。
山頂直下で中央口への分岐を左に分ける。分岐の周辺にも東屋など休憩スペースが整備されている。さすが県民の森、多くの来訪者を迎える準備ができている。…今日は我々以外誰もいないが。
西コースも幅広の緩やかな道だ。これはたぶん林道か作業道を再利用する形で作られた道なのだろう。登山道としてはあまりに冗長だ。…それとも、流行りのバリアフリーってやつか?
西コースも幅広の緩やかな道だ。これはたぶん林道か作業道を再利用する形で作られた道なのだろう。登山道としてはあまりに冗長だ。…それとも、流行りのバリアフリーってやつか?
三叉路にぶつかった。右の道は林道へ抜ける道。
真ん中が西登山口への道。
一番左の道は廃道のようだ。
三叉路にぶつかった。右の道は林道へ抜ける道。
真ん中が西登山口への道。
一番左の道は廃道のようだ。
三叉路から真ん中の道へ入ると初めて登山道らしい登山道となる。この山で唯一道迷いの可能性がありそうなのがこの周辺だろう。
三叉路から真ん中の道へ入ると初めて登山道らしい登山道となる。この山で唯一道迷いの可能性がありそうなのがこの周辺だろう。
しかしそれもすぐに終わり、再びゆるゆるの登山道となった。あまりに勾配が緩やかなので森林鉄道の跡地ではないかと勘ぐってしまう。作業用の支線とかならばありそうな話だ思うんだが。
しかしそれもすぐに終わり、再びゆるゆるの登山道となった。あまりに勾配が緩やかなので森林鉄道の跡地ではないかと勘ぐってしまう。作業用の支線とかならばありそうな話だ思うんだが。
間伐材で作られた治山ダムだそうだ。なんかこう…朽ちかけてない? 大水の時に倒木と一緒に流れてきたらシャレにならない。
間伐材で作られた治山ダムだそうだ。なんかこう…朽ちかけてない? 大水の時に倒木と一緒に流れてきたらシャレにならない。
最後まで平坦な登山道を辿り無事に西登山口に下山した。
最後まで平坦な登山道を辿り無事に西登山口に下山した。
西登山口の前には林業関係の管理棟が建っている。今日は無人のようだ。他に駐車場やトイレなどもあるので西登山口から登る場合はそれを利用できる。
西登山口の前には林業関係の管理棟が建っている。今日は無人のようだ。他に駐車場やトイレなどもあるので西登山口から登る場合はそれを利用できる。
西登山口と東登山口の間は車道歩きとなる。
歩道はなく路肩も狭い。飛ばしてくる車が多いので十分に注意して歩こう。
西登山口と東登山口の間は車道歩きとなる。
歩道はなく路肩も狭い。飛ばしてくる車が多いので十分に注意して歩こう。
途中の川にコンクリートの橋脚が残されていた。これも森林鉄道の遺構っぽいような気がする。いいよね、夢があるよね森林鉄道。青森は全国でも有数の森林鉄道王国だったらしいから一本くらい遺構として保存できなかったものか。
途中の川にコンクリートの橋脚が残されていた。これも森林鉄道の遺構っぽいような気がする。いいよね、夢があるよね森林鉄道。青森は全国でも有数の森林鉄道王国だったらしいから一本くらい遺構として保存できなかったものか。
15分ほどの車道歩きで東登山口へ戻ってきた。お疲れさまでした。
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15分ほどの車道歩きで東登山口へ戻ってきた。お疲れさまでした。

感想

急な用事で青森に行くことになった。
せっかく高いガソリン代をかけて青森まで行くので、ついでに山を登ってこよう。でも靴も入院中だし下調べする時間もないので簡単そうな里山をいくつか登ってこよう…というのが今回の山行のコンセプト。
眺望山はその第四座目に選んだ山だ。
この山も昨日の梵珠山と同様に青森県民の森に指定されている。ところが梵珠山とはうってかわってひと気が無い。駐車場やトイレも整備され登山道も傾斜がゆるくて初心者向きだし、個人的には青森ヒバの森を歩き備え付けられた看板などで木の勉強もできる楽しいコースだと思うのだが。
やはりほとんど眺望が無いのがいけないのだろうか。大半が針葉樹林の森で薄暗いからなのだろうか。なんとなく不遇な山という感じがした。

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