(福岡)晩秋の井原山から雷山へ縦走(1981)


- GPS
- 07:50
- 距離
- 13.3km
- 登り
- 928m
- 下り
- 961m
コースタイム
- 山行
- 6:00
- 休憩
- 1:50
- 合計
- 7:50
天候 | 曇りときどき雨 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
【帰り】雷山入口バス停ー(西鉄バス)−前原ー(JR筑肥線)−福岡 |
コース状況/ 危険箇所等 |
道は全般に特に問題はなかった |
感想
【山行No 9】
※ 今日は山登りに行こう、と前日から予定していたので、朝、自分にしては割と早く起きた。
・今日は少し冬型の気圧配置になっているようだが、福岡市内の上空は晴れているので、予定どおり、脊振山地の井原山から雷山への縦走を決行しよう。
・福岡市内から、西鉄バスに乗って、脊振山地のふもとへと向かう。
今日は青空が広がっているのでバスの中も登山者が多い。金山入口でも20人ほどが降りた。
9:30-10:00 野河内
・ここが登山口なので下車する。
・市内は天気が良かったのに、この山中に入ると、上空はドンヨリしている。・・ 見ると、「井原山自然遊歩道」という看板があった。遊歩道を経由して登れるのかな、と思い、遊歩道を歩いてみたが、残念なことに途中で行き止まりだった。
・結局、往復で30分ほどロスしたが、気を取り直して、正規の登山道を出発。
・最初の数キロは、登山道といっても半分は林道の状態で、ちょっと味気ない道だ。
・と、歩いているうちに、とうとうにわか雨(時雨)が降ってきた。 この当時、雨具としてはポンチョしか持っていなかったので、ポンチョを着て登る。が、身体は良いが足元は結構濡れてしまい、寒い。
10-40-50 水無
・ここで、井原山への登りのほほ中間点、先の遊歩道で30分ほどロスしたが、その後はペースを上げて歩いたので、先行していた10人ほどのパーティにここで追いついた。
・その後は本格的な山道の登りとなった。冷たい雨は相変わらず降り、 上空は低い灰色の雲が、北風にのってどんどんと流れてきている。
・ポンチョは着ているが、足元は濡れた草で濡れてしまい、不快な気分だ。
12:10 谷と別れる。
・野河内渓谷の谷筋の道が終わり、稜線への急登となった。このあたりでようやく雨が小降りとなり、少しほっとする。
12:40-13:10 井原山山頂(標高=983m)
・ここは熊笹に覆われた山頂で、展望は良い。
・・・が、体が雨に濡れたうえに、北風が寒くて震えてしまう。
・すると、山頂には単独行のおじさんが独りいて、挨拶をすると、ガスコンロで沸かしたスープを飲ませてもらった。
・そして、(いかにも初心者の自分に教え諭すように)、「寒い山ではコンロで暖かいものを飲むと良いよ」と教えてくれた。
(・・・これでガスコンロのありがたさを実感したので、その後すぐ購入した)
・さて、暖かいスープで元気が出たし、天気も回復傾向なので、予定通り雷山へと縦走を開始する。
・縦走路の前半部は、熊笹が深く、また道も、今日の雨でぬかるんでしまい、少し歩きにくかった。
・雷山に近い後半は、熊笹も浅くて灌木が中心だったので歩きやすかった。
・雲の高さが上がってきたせいで展望も出てきて、前原平野が良く見える縦走路だった。
14:50-15:40 雷山山頂(標高=955m)
・だいぶ時刻はおそくなったが、ようやく今日2個目の山頂に到着。
・この山頂は、巨岩が2つ転がっている山頂で、いかにも山の頂きっぽくていい感じがする。
・展望も、天気が回復してきたせいで、360度の展望が広がり、
北は前原平野、福岡平野、東は稜線伝いに、井原山、金山、脊振山、
南は佐賀県側に天山も見える。
展望を楽しみゆっくりしたが、北風は冷たくて、セーター+ウインドブレーカーを着てちょうど良い感じだった。
・下りは、雷山の正面登山道を下る。この道は整備も良くて道も広く、 また、ブナだろうか?自然林も多くていい感じの道だった。ただし、後半は薄暗い杉林の中。
17:20 雷山入口バス停
・夕方で日も沈みかけたころ、ようやくバス停に到着した。
※ 本格的に山歩きを初めて半年だが、初めて、山で本格的な雨に出会った。・・雨具はやはりちゃんとしたものが必要だな、とようやく実感した。また、コンロなどもっと装備もそろえなくては、と考えさせられる山だった。
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