高峰VC→(中コース&草すべり)→前掛山→鋸岳→仙人岳→蛇骨岳→黒斑山→(表コース)→高峰VC
- GPS
- 08:52
- 距離
- 16.9km
- 登り
- 1,378m
- 下り
- 1,374m
コースタイム
06:52 草すべり分岐(中コース)
07:23 湯ノ平口
08:45 立入禁止警告板
09:11 前掛山(30分休憩)
10:22 前掛山登山口
11:12 鋸岳(15分休憩)
11:55 仙人岳
12:13 蛇骨岳
12:47 黒斑山
14:33 高峰ビジターセンター(表コース)
天候 | 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
午後3時:路面は凍結なし(駐車場内は凍結、道路よりは大分融けていた) |
写真
装備
個人装備 |
水
昼食
行動食・おやつ
タオル
上着 防寒着
着替え
ザックカバー
カメラ・カメラケース
ティッシュ
ヘッドライト
財布
Suica
携帯電話
手袋
ストック
アイゼン
帽子
サングラス
スノーシュー
|
---|---|
共同装備 |
GPSロガー 1
単3電池
地図
コンパス
筆記用具(ペン・メモ帳)
ナイフ
テント・ポール 緊急野営用ソロテント
|
感想
この日は単独行動のお許しが出て、しかも天気も良さそうなので、今冬初の雪山を検討。先日黒檜山から見て来年こそは行きたいと思っていた浅間山に決定。コース選定に当たっていくつかテーマを考えた。
1.前掛山と外輪山縦走
2.浅間山と日の出の写真を撮る
3.できるだけ別ルートを使う
天狗温泉からのルートは通ったことがなかったので興味があったが、駐車場がかかるというのでパス。(ガス+高速代も馬鹿にならないので、ちょっとでも節約しようという魂胆)高峰高原ビジターセンターの駐車場は一度行ったことがあったので土地勘もあるというメリットもあった。事前調査で駐車場付近は凍結しているということはわかっていたので、事前にチェーン装着の練習をしてから出発。ビジターセンターまであと5kmくらいのところで徐々に雪が出てきたので、路肩に避けてチェーンを装着。そうしている間にもスタッドレスの車に抜かれていくのが情けない。事前練習+月明かりのお陰で割とスムーズにチェーンをつけることが出来た。ビジターセンターの駐車場は5台くらいの先客あり。空きスペースは十分。
05:41〜07:23 高峰ビジターセンター→(中コース、草すべり)→湯ノ平口
駐車場についてから、スパッツ、アイゼンなどの装備で思ったより時間をロスしてしまった。日の出に間に合うように往路はコースタイムが短い中コースを選択。表コースとの合流地点でギリギリ朝日に間に合った。欲を言えばあと30分ほど早ければもっと良かったのだが。
往路で外輪山縦走する手もあったが、混雑が予想される前掛山から登っておいた方がよいと判断し、草すべり分岐から湯ノ平口に降りる。草すべりの急坂を後に残したくないという気持ちもあった。ここは切り立った急坂で氷もついていたので、慎重に下る。この日の中では一番危ない所だったかも。
草すべりをひとしきり下ると平坦な道になり、湯ノ平口の分岐まではすぐにつく。ここまでは先行者の足跡はなかったが、ここに来てこの日初めての人の足跡を発見。天狗温泉からの登山者らしく、アイゼンはつけていないようだった。下山時にも天狗温泉からの登山客と遭遇したがあまり雪がついていないのか、アイゼンをつけていない人が散見された。ここで少し食事を摂って先に進む。
07:23〜09:11 湯ノ平口→前掛山
しばらくは緩い坂道だが、浅間山に取り付いてから徐々に勾配が厳しくなってくる。が、眺めも高度にあわせて徐々に良くなってくるので、休憩がてら景色を眺めゆっくり登る。立入禁止の看板から楽につくかと思いきや、前掛山までなかなかの登り。シェルターに気をとられてコースをはずしてしまったらしく、半ば強引に元のルートに登ったのが悪かったのだが。
前掛山山頂は素晴らしい眺望、この日は風も弱く、暖かかったのでしばらくのんびり景色を楽しみながら休憩。この時は誰もいなかったのでのんびりくつろぐことが出来た。
09:41〜11:12 前掛山→鋸岳
前掛山からの下山時、前掛山への取り付きで間違ったトレースの方から登ってきている人たちがおり、心の中で申し訳ないと思いつつ下山。他にも続々と登山者が登ってくる。やはり早い時間に前掛山に来たのはよかった。
ここまでは概ね予定通りだったので、予定通り賽の河原分岐からJバンド方面へ向かう。こちらは足跡がほとんどなく、静かな雰囲気でいい感じ。Jバンドは雪があまりついていなかったので、アイゼンをはずして進む。
きつい登り返しが一段落してJバンド上部につくと再び雪が出てきたので再びアイゼンを装着。ついでに空身で鋸岳に行ってみたが、山頂標識らしきものは見当たらず。荷物を持っていざ出発という段になって、ハタと帽子がないことに気づく。リュックのポケットを探っても探っても見当たらない。辛い思いをして登っただけに降りて探しにいくのも辛いし、戻っても見つかるかどうかわからない。下の方を見ると前掛山方向へ向かう登山者がいたので、大声で帽子がなかったか訊いて見たが、知らないとの返事。少なくともJバンド下までは下りねばならないという事態に、戻るかどうか逡巡していると、ちょうど下から一人の女性があがって来た。ダメもとで訊いてみると、途中で見かけたという返事。どうやら分岐点付近にあったらしい。場所がわかれば戻って取りに行くという覚悟が固まったと思っていたら、なんとその女性が拾って持ってきてくれていた。感謝感激雨霰。落し物をして最高の登山が台無しになるという経験を何度もしてきただけに、本当にありがたかった。
11:12〜14:33 鋸岳→高峰ビジターセンター
女性にお礼を言って、先に進む。地図のコースタイムでは鋸岳〜仙人岳が20分、仙人岳〜蛇骨岳が30分、蛇骨岳〜黒斑山が30分となっていたが、明らかに仙人岳〜蛇骨岳が一番楽に感じた。感覚的に30、20、40という所。この方向だと登り基調になるので、そのように感じたのかもしれない。
黒斑山より北の方は人気が少なかったものの、それ以降は人も増え始め、人気の山であることがうかがえた。昼過ぎになっても登ってくる人がいるのも驚いた。
総括
考えていたテーマは達成できたので、満足のいく山行になったものの、落し物によって計画を断念しなければならない事態に陥ったのは反省点。毎度毎度落し物が多すぎるので、手間を惜しまずにキチンと使わないものをしまう習慣をつけなければ。
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