【鉄道沿線歩】東海道本線〈西へ〉.01（岐阜-関ヶ原）

2021年11月13日(土) [日帰り]

• GPS: 08:33
• 距離: 33.4km
• 登り: 122m
• 下り: 11m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:33
• 休憩: 0:00
• 合計: 8:33

6:42 スタート地点
15:15 ゴール地点

ST　岐阜駅　　06：44
01　西岐阜駅　07：38（04.08k）
02　穂積駅　　08：34（08.66k）
03　大垣駅　　11：14（19.59k）
04　垂井駅　　13：34（29.13k）
GL　関ケ原駅　15：13（35.83k）

※ガーミンウォッチのGPSデータです。
（1日の総歩数：61,996歩）

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

電車

出発：JR岐阜駅
到着：JR関ケ原駅

写真

11/13 6:44

スタート地点はJR岐阜駅。今回は途中の駅を一つずつ寄りながら、東海道本線沿いを西に向かって関ケ原駅を目指して歩きます。

11/13 6:44

駅前の信長様お久しぶりです。今日も輝いていますね。よく見るとマスクしてる。

11/13 6:50

岐阜駅は高架になっており、高架下は商業施設に利用されてます。

11/13 6:54

岐阜駅の南側は金津園という、いわゆる大人の歓楽街。朝は静かです。

11/13 7:02

まだ鉄道が高架になる前、ここに西陸橋という道路橋がありました。今とは逆に道路が鉄道を超えていました。

11/13 7:04

香蘭グリーンパーク。ここに国鉄貨物駅がありましたが、現在はオーキッドパークというショッピングモールになってます。

11/13 7:12

近くには貨物駅の名残がある倉庫が並んでました

11/13 7:20

岐阜市マンホール。中央に市章がある素朴なデザイン

11/13 7:26

線路沿いにあった葛西家住宅の長屋門

11/13 7:27

少しずつ高架が下に降りてきて

11/13 7:34

やがて西岐阜駅へ

11/13 7:38

7：38西岐阜駅到着。岐阜駅から4.1km。陸橋の上に駅があって、ホームは平面にある珍しい形です。

11/13 7:42

特急しらさぎ通過。

11/13 7:46

貨物のコンテナがたくさん増えてきました。

11/13 7:48

こうやって見てるとコンテナも色んな種類があって面白い

11/13 7:50

西濃運輸やブリジストンの専用コンテナもありました

11/13 7:51

サイズの違うものもあります。冷凍専用コンテナらしいです。

11/13 7:54

三菱マテリアルのコンテナ。何を積むのかな。

11/13 7:55

岐阜貨物ターミナル駅。ちょうどトラックがコンテナを輸送しようとしていました。

11/13 7:55

やはり貨物駅の周辺には濃飛倉庫運輸や日通など運送会社が多いです。

11/13 8:08

鉄道から離れ穂積大橋へ

11/13 8:10

長良川の向こうには伊吹山の姿もきれいに見えます

11/13 8:14

長良川を渡る。鉄道からはずいぶんと離れてしまいました。ここから瑞穂市へ。

11/13 8:34

8：34穂積駅到着。西岐阜駅から4.6km。スタートから8.7km。

11/13 8:37

穂積駅近くの街灯。女の子が太鼓を叩いてますが何かな？

11/13 8:35

駅前にある瑞穂市は富有柿発祥の地のポスト。

11/13 8:44

富有柿は家の庭先なんかでも、こうやって無人販売されています。でも3500円の柿をこんな売り方で大丈夫？

11/13 9:09

一の町橋梁。東海道本線の下をくぐるトンネルです。「マンポ」と呼ばれ明治時代に作られたものです。

11/13 9:08

内部はこんな感じでレンガ造りのアーチになっていました。

11/13 9:25

五六川橋梁を列車が通過。

11/13 9:25

五六川にはカモがいっぱい

11/13 9:32

雁ヶ坪橋りょう。このマンポをくぐって線路の北側へ。歩いてたら後ろから車がきてビックリしました。

11/13 9:31

切った石の土台の上にレンガがしっかりと並べられています。

11/13 9:50

旧・揖斐川橋梁。これを渡ると大垣市へ。

11/13 9:51

この橋は明治20年（1887）に建設され、当初は東海道本線の橋梁でした。現在も歩行者用の橋として活躍しています。ものすごく頑丈そうです。

11/13 9:56

「PATENT SHAFT & AXLETREE COLD 1885 WEDNESBURY」　銘板にはイギリスのウェンズベリーにあったパテント・シャフト社が1885年に製造したと記されているようです。

11/13 9:54

ちょうど隣の現役揖斐川橋梁を貨物列車が通過しました。コンテナに目がいってしまう。

11/13 9:53

上流には樽見鉄道の揖斐川橋梁がかかっています。左奥の伊吹山の姿も少し大きくなりました。

11/13 9:57

136年お疲れ様です。フォルムがとっても美しい。

11/13 10:01

そして次はダブルマンポ。左は水路用。右は歩行者用。

11/13 10:06

内部はしっかりと鉄骨でレンガのアーチを支えています。

11/13 10:02

よくみるとこの鉄骨の支えはレールかも。その間の支えは枕木のようにも見えます。

11/13 10:04

輝くススキに秋を感じ

11/13 10:12

隣の線路を樽見鉄道の車両が通過しました

11/13 10:13

甲大門西橋りょう。そろそろマンポも飽きてきたぞ。と思ったら、

11/13 10:13

このマンポはレンガの積み方が今までと違い斜めになっています。「ねじりまんぽ」といって珍しい貴重な鉄道遺産だそうです。

11/13 10:14

中に入るとグルグル回るタイムトンネルみたいにどこかへワープしそう。

11/13 10:14

横積みのレンガの上に斜め積みのレンガが乗っている。すごい技術だなぁ。

11/13 10:17

今回最後のマンポを通って南へ抜けました。すごく天井が低い。

11/13 10:57

快速豊橋行きが通過。大垣駅も近くなってきました。

11/13 11:11

恵比寿神社にある岐阜町道標　「右　きそ路」「左　京みち」「北　たにクミ道」

11/13 11:14

11：14大垣駅到着。穂積駅から11km。スタートから19.6km。こちらが南口で町の中心部への玄関口です。

11/13 11:17

ちょうど快速の米原行きが入線してきました。

11/13 11:18

大垣駅北に隣接しているアクアウォーク大垣。オーミケンシ工場の跡地に建てられました。

11/13 11:20

大垣駅北口は小ぢんまりしてますが、アクアウォークなどへの利用者増加もあって南口より賑わっている感じもしました。

11/13 11:20

水都の泉。大垣駅北口のシンボルです。ここでちょっと休憩。

11/13 11:21

11/13 11:21

これが化石かな

11/13 11:37

大垣の街路樹も赤く色づいてきました

11/13 11:39

大垣市のマンホール。水門川にある住吉灯台の風景

11/13 11:40

水の都と言うだけあって、道を歩いていると水飲み場が結構あります

11/13 11:51

木戸町で養老鉄道と交差しました

11/13 12:00

源氏大橋（杭瀬川）。広々として気持ちよい長い橋。名前の由来はこの付近が平安時代に美濃の源氏の拠点だったことからだそうです。

11/13 12:01

長い橋なのに川幅はこれだけ。しかし増水時にはものすごい水量になるのでしょう。

11/13 12:09

東海環状自動車道の大垣西ICを越えて

11/13 12:24

目標の関ケ原まであと10km。これ見ると励みになります。寄り道するからもっとかかるけど。

11/13 12:31

ゆず？　ハッサク？

11/13 12:35

大谷川を渡ります。このちょっと先から垂井町へ入ります。

11/13 12:46

米原行き普通。青空に映えて美しい。

11/13 12:50

季節外れのタンポポを写していたら貨物列車が通過してくれました

11/13 12:55

垂井町のマンホール。相川の桜並木とそこに架かるコイノボリ。春の風物詩ですね。

11/13 13:29

相川を渡る。伊吹山も山の影に隠れてきた。

11/13 13:34

13：34垂井駅到着。大垣駅から9.5km。スタートから29.1km。

11/13 13:44

垂井駅北口にある竹中半兵衛の銅像。お久しぶりです。地元の方が「半兵衛先生」と呼んでたのが印象深いです。

11/13 13:53

金蓮寺のイチョウの木。まだ色づいてない感じ。

11/13 13:59

柿の実も鈴なりです

11/13 14:20

日守の一里塚。このあたりからは中山道沿いを歩きました。

11/13 14:27

ここまで垂井町

11/13 14:27

そしてここから関ケ原町へ

11/13 14:30

関ケ原町のマンホール。合戦の町だけあってカブトが特徴的。あとは梅とスギかな。

11/13 14:34

伊富岐神社の鳥居。美濃国二の宮。神社はかなり先にあるので行きません。

11/13 14:37

野上の七つ井戸

11/13 14:45

木漏れ日の杉並木を歩くと

11/13 14:46

道にはマツボックリもゴロゴロ

11/13 14:53

列車の行き違いとミニクーパー。このあたりから関ケ原駅までは国道歩き。

11/13 15:13

関ケ原駅前の観光交流館

11/13 15:15

駅周辺は関ケ原合戦のパネルがビッシリ

11/13 15:13

15：13関ケ原駅到着。垂井駅から6.7km。スタートから35.8km。今回はここまで。ありがとうございました。

撮影機器：

FinePix T500 FUJIFILM

感想

KBZ0126

　約1年ぶりの長距離ウォーキングをしました。ヤマレコさんにも久しぶりにお世話になります。
　今回は以前に岐阜駅をスタートし東へ向かっていた東海道本線を、逆に岐阜駅から西へ向かって沿線を歩いてみました。

　貨物ターミナルに大量に積んである色んな種類のコンテナに魅了されました。また穂積駅から大垣駅にかけてある「マンポ」巡りは面白く、旧・揖斐川橋梁を含めて明治時代の鉄道の歴史建築が今も活躍していることに当時の技術の高さを感じさせられました。垂井からは旧・中山道歩き。やはり旧街道は趣があって歩くのが楽しいです。

　天気は快晴の歩き日和。心地よい疲労感は久しぶりで気持ち良かったです。
　

追記：帰宅後に「マンポ」について調べたところ、長良川から揖斐川までの東海道本線は明治時代に堤の上に線路が敷かれ、現在も踏切は一つもないそうです。この間には小さな河川が多数あり、昔の蒸気機関車では上り下りが大変だったため、同じ高さの堤を一直線に築きました。しかし、堤があるために村が南北に分断されてしまうのを防ぐため「マンポ」を作り、人と水路の通行が可能になったということでした。
　参考にさせていただいたyoutubeの「白兎」様、ありがとうございました。

コメント

うみさま

久々に街道歩きしたいなぁと思いましたです

KBZ0126

umisamaさん。ありがとうございます。
私も久しぶりのウォーキングでしたが、すごく気持ち良かったです。