刀剣山のつちさんとやっこさんに会いに（鹿児島垂水）

2021年11月14日(日) [日帰り]

• GPS: 04:32
• 距離: 8.8km
• 登り: 827m
• 下り: 824m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:00
• 休憩: 0:33
• 合計: 4:33

距離 8.8km 登り 829m 下り 828m

9:00 スタート地点
10:42 10:47 第一刀剣山
11:09 11:33 第ニ刀剣山
11:51 11:55 第一刀剣山
13:33 ゴール地点

天候

晴れのち曇り

アクセス

鹿児島市内からのアクセス方法は以下3つ
①桜島フェリー；渡船時間15分程度、垂水まで車で約35分。
②垂水フェリー：渡船時間40分、登山口まで車で約13分。
③陸回り；1時間35分

コース状況／危険箇所等

赤い植物を見るなら鎖場があるので、初心者の方はベテランの方と同行された方がいいでしょう。梯子が2つあり。
やっこさんだけ見るなら、急登はほとんどありません。

その他周辺情報

登山口に財宝経営の温泉とフード店あり。
駐車場は広い。
駐車までの道路は広く離合時の不安は全くない。

写真

11/14 7:51

鹿屋のトヨタレンタカーが空いてなかったので、カースタレンタカーで借りることに。マップコード使えずかなりぼろじゃった。
8時営業までに時間があったのでお参りに。

11/14 7:53

では行ってきます。

11/14 9:05

水商売で有名な財宝猿ヶ城ラドン温泉
右手前の駐車場に駐車

11/14 9:05

ここ、めちゃ広い。ポツンと。
ラドン温泉建物近くの駐車場へとめようとしたら、軽自動車にのったおっさんが近寄ってきて、ここの方がいいと。
おっさん曰く、先日、GPSの電池が切れて遭難しかけヘリがでたので、気を付けるようにと。最初からびびらすな、しかたがないので、携帯とGtrex30両方のGPSでスタートした。

11/14 9:09

猿欠の看板にちょっとひかれたが、今回時間がないのでパス。
奇跡の水販売の文字が。奇跡の水商売の方がいんじゃない？

11/14 9:10

いきなり藪漕ぎかと思ったが大丈夫じゃった。

11/14 9:11

これが多かった。

11/14 9:15

最初は楽勝だったのでスピードアップ。

11/14 9:23

尾根に到着

11/14 9:54

分岐部
左へ行くと本道コースだが、参考GPSに従いこちらを選択。

11/14 10:11

この辺から急登の始まり。

11/14 10:11

ここは3点支持では無理かったのでロープまかせで。

11/14 10:12

右側に絶壁が。
ここを登るんかと一瞬思ったが、

11/14 10:19

左に巻き道があったが、この辺は道らしきものなく、リボンのみを頼りに進む。

11/14 10:19

とりあえず進むと遠くにリボンが。
この山はリボンが見つけにくいので要注意。
この辺特に迷う。

11/14 10:21

どこを通過するの？
とりあえず直進。

11/14 10:21

またかいな。

11/14 10:22

突然鎖場が。
事前にこの写真知っていて、水平じゃと思っていたら、

11/14 10:22

45度の鎖場じゃった。
あちゃー、雨降った後で濡れていたのでここで登るべきか思案。
とりあえず少し登ってみてから考えようと。

11/14 10:25

意外と足場があってなんとか突破。
25mくらいはあったかな。

11/14 10:27

上へあがると、錦江湾が少し見えた。

11/14 10:33

巨大な根がいかにも南国じゃな。

11/14 10:42

この辺は、「ロープ、ロープ」でプロレスごっこしとるようじゃった。
というか、この山は当日わし一人だけじゃったので、一人でロープ、ロープと思いつつ、気をまぎらわしとった。

11/14 10:48

やっと尾根に。
ここまでは急登の連続なので気を付けよう。

11/14 10:48

11/14 10:51

たるみず山岳同好会があるんじゃな。
わしが出た中学校があるから、知っとる人がいるかもしれんな。

11/14 10:57

おっと、ひょっとして、今日の最初のお目当ての、
チモリトチツ（逆）ではないかな。
近くを更に探すと、

11/14 10:57

あった。

11/14 10:58

ズーム

11/14 10:58

大きさはこんな感じ。

11/14 10:59

ここにも。
キノコのように見えれけど、多年生の寄生植物だそうな。
これは開化する直前じゃないかなあ。
詳細は下記。
http://hanapon.karakuri-yashiki.com/tutitorimoti.html

11/14 11:05

梯子を上る。
固定がロープで吊るした格好だったが、信用して。
ここまで梯子が2つあった。

11/14 11:11

大きな岩へ到着
ここが山頂なのかな。北側

11/14 11:11

景色よし。

11/14 11:11

山深いな。

11/14 11:13

西側

11/14 11:14

ズーム
錦江湾が見える。右が桜島。

11/14 11:14

ズーム
噴煙は微小かな。

11/14 11:14

薩摩半島側が見える、ラッキイ。
大昔、大隅半島に住んでいたころは、対岸の薩摩半島が見えるのはごく僅かだったような。

11/14 11:16

再度、ズーム

11/14 11:21

岩の上でセブンのチキン南蛮弁当を。
天気がよく寒くなく気持ちよかった。
あまりにも静かすぎて、一人ではちょっと寂しい感じ。

11/14 11:28

11/14 11:33

では下山するか。

11/14 11:34

岩の裏側を巻いて、

11/14 11:43

11/14 12:07

鎖場を降りる。

11/14 12:09

奥がストーンと傾斜している。

11/14 12:12

無事おりてきたな。
ここまでくると安心。

11/14 12:25

沢へ下りる、ここが分かりにくかった。
下山は微妙に違うルートだったような。
次のリボンが見当たらず、いったん引き返し、

11/14 12:26

ここをのぼる必要があった、

11/14 12:26

振り返る。ここにリボンがあるから、下から気づかない。

11/14 12:36

そろそろ次のお目当てのものが
あるはずじゃが。

11/14 12:40

ロープで囲いが。

11/14 12:41

あったわ。

11/14 12:41

ウソコッヤ（逆）じゃ。
ヤッコに似ているからだそうな。

11/14 12:42

それにしても〇〇本能をくすぐる姿じゃな。
葉緑素をもたない寄生植物だそうで。

11/14 12:42

11/14 12:43

意外と広い範囲に。
ここの分布の広さは2畳くらいかな。

11/14 12:43

木の根のまわりにも。

11/14 12:46

天然記念物

11/14 12:47

ちょっと降りると、またちょっとした群生が。

11/14 12:48

上から

11/14 12:48

おりゃ。

11/14 12:48

大きさはこんな感じ。

11/14 12:49

11/14 13:05

谷に降りてきたかと思うと、
突然、猿ケ城渓谷の名物　グリーンの淵が。

11/14 13:04

光が差してきれいじゃった、癒されるーー。

11/14 13:05

光の当たり方によっては、

11/14 13:05

このようにも。

11/14 13:06

さてここからがまた道がわかりにくいのじゃな。
まったく矢印なし、その方がいいけど。

11/14 13:06

振り返る。

11/14 13:09

増水時は渡れませんよ。

11/14 13:09

振り返る。
手前が渡ってきたところ。

11/14 13:11

この蝶がめちゃ多かった。
羽の色が水色に輝いていた。

11/14 13:18

ここにちょっと寄ってみる。

11/14 13:19

いい天気

11/14 13:20

これじゃな。

11/14 13:20

綺麗じゃ。

11/14 13:21

下流側から見る。

11/14 13:35

無事帰還。温泉で汗を流して、

11/14 14:13

となりのフード店で、エネルギー補給。

11/14 14:28

土産に黒豚コロッケ。
これが美味しかった。

11/14 13:23

これが周辺地図。
周辺にも面白そうなお山がありそうじゃな。

撮影機器：

E-M5MarkIII OLYMPUS CORPORATION

iPhone SE (2nd generation) Apple

感想

かずまい

11日間に及ぶ介護奮闘が終わり、お疲れさんご褒美として妹の家から30分程のお山へリフレッシュ登山を。

事前に大隅半島のお山を色々調べると面白い植物があるのが分かり事前計画。
お山のある垂水は私が中学生の頃住んでいた場所で、猿ヶ城の下流でアユ採りをしたり、メジロとりをした懐かしい場所。

赤いお目当ての植物は8~9合目付近にあり、そこまでたどりつくには険しい鎖場を通過する必要があったので達成感倍増でした。
地面から少し出ているだけなので、探すことができるか不安でしたが、1カ所に群生してました。この植物は大隅半島のメジャーなお山では結構見かけるようです。
そして下山途中にやっこさんに会いに。
ここは立て看板があるので分かります。

他、エメラルドグリーンの淵が2カ所あり、展望含めなかなか手ごたえのあるお山でした。下山後は、登山口近くにある温泉で。
ヤマップで検索すると、他県の方も意外と多いようですね。

開聞岳を登るチャンスがあれば、寄ってみたら楽しいですよ。