晩秋の八ヶ岳☆青空絶景の『編笠山ー権現岳(観音平より)』
- GPS
- 08:40
- 距離
- 10.6km
- 登り
- 1,430m
- 下り
- 1,426m
コースタイム
7:30 雲海展望台
8:00 押手川分岐
9:20ー9:35編笠山山頂
9:55ー10:10青年小屋
11:22 権現小屋
11:30ー11:55権現岳山頂
12:15ー13:05大休憩
13:35 三ツ頭山頂
13:42 前三ツ頭分岐
14:15 木戸口
15:00 延命水
15:08 横断歩道分岐
15:30 観音平駐車場
天候 | 快晴☆ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
観音平口ゲートより観音平駐車場 *ゲート冬期閉鎖あり(11/29より) |
コース状況/ 危険箇所等 |
[危険箇所] \秬兒の編笠山から青年小屋までの岩場 →ビビリなので怖かったです 凍っている箇所があるギボシ(権現小屋手前)の鎖場 [登山ポスト]観音平駐車場登山口にあり [温泉施設] スパティオ小淵沢『延命の湯』http://www.spatio.jp/hotspring/ とても綺麗な温泉施設です。 |
写真
感想
前日は子どもが所属するサッカー少年団の忘年会。翌日の出発時間を考え、お酒は程々に…と決めて参加をしたけど、意志の弱さ炸裂。何杯飲んだか定かでない。後ろ髪を引かれながらもお店を抜けて、なんとか23:00に床につく。逆に、いつもだとワクワクして寝付けないまま朝を迎えることがほとんどなのに、今回だけは爆睡ができていた。ふふっ、狙い通り(嘘)
目はパッチリと覚め、036ちゃんが迎えにきてくれて、4:10に自宅を出発。Sioちゃんを乗せて、登山口を目指す。精進湖バイパス、中央高速を快調に進んで小淵沢ICに到着。八ヶ岳高原ラインに入り、観音平口ゲートから観音平に向かう。駐車場は広々としており、思ったより台数は少なかった。天気は良くても、雪が心配なのかな。
前回の八ヶ岳(赤岳鉱泉からの周遊)山行で、膝の痛みに襲われて、山行を断念して赤岳鉱泉で24時間過ごした036ちゃん、6月の甲斐駒(ガッチリやられた)以来、半年ぶりの山行となるSioちゃん。ちょっと不安を抱えながらも準備を済ませて登山を開始する。権現岳を目指してはみるけど、無理はしないようにと心に留めておく。歩き始めは、緩やかな登山道が続く。途中にちょっとした展望台があったりして気持ちよく高度を上げていく。036ちゃんも膝の具合は良さそう、Sioちゃんも順調に歩いている(自分はゲップをするとキムチ鍋と芋焼酎の香りが口の中に充満していたが_涙)。
しかし、押手川を過ぎてからは急な登りになる。大きな岩が多くなり、所々に雪や凍結部分が現れて、息があがってくる。そんな急登を歩いていて、振り返るとパッと南アルプスが見える所がある。雪を冠った北岳や仙丈ヶ岳の姿が本当に美しい。辛さを忘れさせてくれる。「山頂まで本当にホントにあとちょっと!」の看板に癒されて直ぐ先の編笠山山頂を目指す。
編笠山山頂からは、まさに360°どこをみても絶景が広がる。青空の下、富士山や南・中央・北アルプスのスーパースターたちが姿を見せてくれていた。今日は風もなく、気持ち良く、ゆっくりと景色を堪能することができた。しかし、山頂でお会いしたのは一人きり。人の少なさにちょっと驚きました。記念撮影を済ませ、青年小屋を目指す。僕としては、一番疲れたのが、この青年小屋までの岩場。雪が多く、滑らないように、踏み抜きがないように、気をつけながら慎重に下った。そして青年小屋に到着。「遠い呑み屋」の赤い提灯が見れなかったのは残念でしたが、雰囲気を感じることはできました。次は提灯が掛かっている時に来てみたいものです。
天気も良いし、雪も大丈夫そう、みんなの体調も大丈夫そうなので、権現岳を目指すことに決定。ちょっと休憩を挟んで、いよいよ権現岳へ。ここからはさらに急な登り、そして岩場になる。ギボシまでもきつい。ほとんど巻いてないし…噂にはきいていたけど、雪があったらちょっとこの鎖場は歩きたくないですね〜。鎖場を過ぎると、権現小屋まであと少し。稜線を気持ちよく歩いて権現岳へ。振り返ると今まで歩いてきた稜線が綺麗に見える。結構な距離ですよ。権現岳山頂に到着し、テッペンの岩にに立ってみたけど、ちょっとビビって腰が引けてました。情けない。
少し下ったところで、大休憩。三ツ頭とその向こうに富士山を眺めながら、美味しいご飯をいただく。036ちゃんの手の込んだ餃子鍋と、重たい思いをしてまで運んだパーコレーターで入れたコーヒー、Sioちゃんからもらったハム、どれも絶品でした。ありがとう。
休憩後は、三ツ頭まで気持ち良く景色を見ながら歩いていく。何度も何度も振り返っては、赤岳や権現岳を眺めた。本当に素晴らしい。三ツ頭からは延々と続く下り道。笹すべり、遊歩道の階段、そして最後の登りはさすがに脚にきた。下りは本当に疲れる。そして無事に観音平に到着。予定通りの時間に到着することができた。
今回は、何よりも天気に恵まれた山行でした。これでもっと雪があったら...風が吹いていたら...もっと寒かったら…と思うところはたくさんありますが、この時期に、こんなに気持ち良く歩くことができたことは、本当に山の神様に感謝です☆
気持ちは緩めずに、でもニタニタ笑顔を浮かべながら、また次の山行を夢見る3人でした。
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