恐羅漢山、砥石郷山(初BC)
- GPS
- 04:29
- 距離
- 8.7km
- 登り
- 345m
- 下り
- 602m
コースタイム
- 山行
- 3:24
- 休憩
- 1:06
- 合計
- 4:30
過去天気図(気象庁) | 2019年02月の天気図 |
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アクセス |
利用交通機関:
自家用車
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写真
装備
個人装備 |
幅広ウロコ板(G3スピットファイアー 170cm 120-88-111mm)
テレマークケーブル式金具(ロッテフェラー)
プラブーツ(スカルパT2エコ)
シールは使わず
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感想
雪の少ないこのシーズン、広島(西中国山地)のバックカントリースキーも終わりに近づいたようなので、いくらかでも雪のあるうちに恐羅漢山へ出かけた。恐羅漢山はこのシーズン初バックカントリーであった。そしてまだスキーで訪れたことのない砥石郷山にも行こうと計画した。
戸河内から内黒峠を越すと砥石郷山が見え、すぐに恐羅漢のスキー場も見えたが、まだ2月というのに雪の少なさにちょっと唖然とした。スキー場に着くと、牛小屋高原のレストハウスは営業してないとのことなので、まず立山ゲレンデ下のレストハウスに立ち寄ってリフト券を購入し、それから牛小屋高原に向かった。
かやばたリフトに乗ってゲレンデトップまで行き、リフトスタッフの『風車番』さんに挨拶し、出発。稜線に達すると、樹氷がなかなか美しい。30分弱で恐羅漢山頂に到着。
標識部の積雪を見ると、50cmしかない。それでも夏焼峠に至る尾根は、多少林が混んではいるが、特に苦労することなく滑降できた。夏焼の丘(1131.7ピーク)から夏焼峠への下りは昔苦労した覚えがあるが、それも特にはなかった。40分弱で夏焼峠に到着。
峠から先、砥石郷方面へは雪が途切れている所もあったが、それでも1100m辺りまではスキーを履いたまま登る。だがその先は雪もかなり途切れ、傾斜も急になってきたので、スキーを担いだが、それが正解だった。夏焼峠から40分、スキーを担いだ地点からは10分ほどで砥石郷南峰(砥石郷の肩)に到着した。南峰からの眺めはとても良い。たどってきたかやばたトップと恐羅漢山ほかがよく見える。
南峰からは一旦少し下って本峰に向かうことになるが、南峰からの降り口に少し岩場があるので、その下から再びスキーを履いた。本峰へはおおむね緩やかな登りで、下りも少しある。ステップ板にはうってつけのコースであった。雪にほぼ埋もれた『魔の池』を見ると山頂はすぐであった(南峰から20分少々)。南峰には及ばないが、まずまずの眺めである。北方面、樹間に臥竜山も見えた。また、北斜面が割と樹間の広い斜面でもあった。
往路を戻り、南峰北側の鞍部で、南峰の北側をトラバースすることも考えたが、雪がつながってなかったので、再びスキーを担ぎ、南峰を越えて夏焼峠までツボ足で歩いた(本峰から45分)。
夏焼峠で再びスキーを履いたが、あらゆる沢で雪は途切れ、4回ほどスキーを脱がざるを得ず、かやばたボトムに出るまで40分近くもかかった。雪がつながっていれば、その半分で降れただろうが、特別大きな苦労ではなかったし、最後にかやばた下部を100mばかり登って滑ったのがなかなか気持ちよく、満足感に包まれてこのたびのツアーを終えた。
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