愛知県最奥の山々(2)八嶽山&袖山


- GPS
- 07:46
- 距離
- 9.9km
- 登り
- 1,290m
- 下り
- 1,283m
コースタイム
- 山行
- 7:15
- 休憩
- 0:32
- 合計
- 7:47
SHARP AQUOS sense4 SH-M15 SIMフリー(Android Ver.11)
+カシミール3D・スーパー地形-GPS対応地形図アプリVer.3.8.12
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
Mapcode: 661 082 373*44 Googleマップ: https://goo.gl/maps/FuM2T7pBaKcR93HRA |
コース状況/ 危険箇所等 |
(八嶽山大谷コース) ・熊野神社横が登山口、No1〜No17までの地点表示あり。 ・標高530m地点から山腹道が約300mほど続き、ニギンジ標識近くの大木が立つ地点で尾根に乗る。 ・ハナノキアラシ標識の先、標高950m付近から上は急斜面の登下降。 (八嶽山〜袖山) ・主稜線をアップダウンを繰り返しながら縦走。標高1000mの最低鞍部(東又峠)まで下って登り返す。 ・袖山→八嶽山方向へ歩く際は、主稜線が東向きに曲がってすぐの標高1150m地点で尾根が3つに分かれていて間違えやすい為、方向確認を要す。 ・途中作業小屋のある地点から造成されたばかりの林道があり、そこを歩けばピークを巻いて少し楽ができる。 |
その他周辺情報 | ・とみやま来富館 宿泊、飲食(お食事処・栃の木) https://www.tomisato.org/ 【日帰り温泉】 ・湯の島温泉(土・日・祝日営業 11月20日(土)〜冬季休業) https://www.tomisato.org/ ・兎鹿嶋温泉 湯〜らんどパルとよね(日帰り温泉) 毎週木曜定休 http://www.chausuyama.jp/spot/2014022514193914.html ・とうえい温泉 花まつりの湯(日帰り温泉) 毎週水曜定休 https://toueionsen.com/71282/ |
写真
感想
ご訪問ありがとうございます。愛知県最奥の山々探訪、2つ目のレコは八嶽山と袖山です。
猿ヶ鼻登頂と水神の滝観賞を終えた後、県道1号線を10キロほど先の旧富山村中心部へ向かうが、途中で伐採した材木を片付ける作業で道路が塞がれていてしばらく足止め、切りの良いところで作業を中断してもらい通過しました。
その後しばらく走ると県道426号に合流する手前の熊打橋を渡ったところで通行止めになっていて、警備員さんに虎柵を退けてもらいました。事前の調査で通行止め情報は無かったので安心していましたが、どうやら時間帯通行止めだったらしい。私達はその前に通行止め予定区間に入っていた為この様になってしまいましたが、遊びで来た人間の為にお仕事を中断させてしまい申し訳なかったです。m(_ _)m
そんなこんなで役場の駐車場に着き、準備を整え出発する頃にはすでに午前10時近くになっていました。八嶽山の登りコースタイムは約2時間、鈍足の私達だとその1.5倍は必要になるだろう、そのあと八嶽山から袖山をピストンするとなるとプラス往復5キロ、日没前に下山できそうにない・・・でも、同じ県内にありながらアクセスするのにものすごく時間が掛かる場所なので、ぜひ袖山も登頂しておきたいところです。とにかくまずは八嶽山の登頂が先だと言うことでスタートしました。
八嶽山大谷ルートは神社からいきなり急登で始まります。途中から山腹道になり、再び尾根に乗ってからしばらくは緩やかでしたが、ハナノキアラシを過ぎた先から激急になり息も絶え絶え、山頂に着いた頃にはヘロヘロでした。感覚的には昨年登頂した日本ヶ塚山よりもキツかったです。八嶽山の山頂は北側が自然林で雰囲気良し、少し西に下ったところの反射板付近からは日本ヶ塚山や三ツ瀬明神山などが見えて眺めも良好で、お勧めできる山だと思いました。
途中で昼食を摂って山頂に着いたのが午後1時頃、少し休憩したあと荷物をデポして袖山へ向かいました。袖山は旧富山村の最高峰で八嶽山より若干高い、アップダウンを繰り返し東又峠に降りてから標高差200m近く登り返さなくてはなりません。その約5キロの往復は地形図で想像するより遥かにハードなものでした・・・
なんとか袖山の登頂を果たして八嶽山に戻ってきたのが午後4時、日没まであと30分足らずという時刻でした。これから疲れ果てた体で下りを2時間近く、体力が持つかどうか自信はありませんでしたが、とにかく前半の急斜面を明るい内に通過しようと必死に下りました。
日没後30分くらいまでは明かりがなくても大丈夫で、ニギンジ標識から山腹へ下り始めた頃にヘッドランプを点灯、もしかしたらクマに遭遇するかもしれないが、とにかく無事下山することだけに集中して歩き続けました。登山口の「No1」地点表示を確認した時の安堵感は言葉では言い表せないものがありました。
誰も居ない真っ暗な神社は不気味なものですが、この時は無事下山できたと言う達成感で、神社に参拝できたことが本当に嬉しかったです。
集落の中を真っ黒な佐久間湖に向かって下って行く階段道で、快晴の夜空から煌々と辺りを照らす月がとても印象的でした。
後で確認すると、八嶽山の山頂から駐車場まで1時間30分で降りてきた事を知り、我ながらよく頑張ったなあと思った次第です。
愛知県最奥の山々(1)猿ヶ鼻と水神滝 レコ
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-3755958.html
愛知県最奥の山々(3)離山 周回ルート レコ
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-3763087.html
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
愛知最奥の山は、急峻で苦労したことがついこの間でした。大変でしたでしょう。
この時期は、紅葉もいいではないですか?それにしても暗い中の下山、無事でよかったです。
ファイナルまであと少し。離山も急ですからね。気を付けて周回してください。
愛知のいちばん奥にある山々はなかなかハードですね。何度もアプローチできないので無理して3山歩きましたが、もうヘロヘロでした。
八嶽山もキツかったですが、なかなか良い山ですね。暗い中でも地点表示とテープ目印が付いていたので、迷わず下ることができました。何とか体力が保って良かったです。
離山、行ってきましたが超恐ろしかったです(汗)
メジャールートならまだしも、あの山でのヘッデン下山は、大変だったことでしょうね。
愛知130山完登まで、残すところあと2座。お供させていただきます。
今回歩いた奥山の中で、いちばん案内が充実していたのが八嶽山でした。地点表示板とピンクテープがあり、間違いやすい地点には愛知県警の黄色いテープは張ってあったので、暗くなっても迷わず歩くことができました。
ただ、この日は3山登頂に滝観賞とてんこ盛りでしたので、体力的にいっぱいいっぱいだったのは確かです😅
あと2山のうち、離山は来たるべき計画のために下見をしてきました。残る1山はプレモルハイクを計画しておりますので、ご都合がよければぜひ!
愛知県最奥の2座、登山口に向かうのでさえ躊躇してしまうエリアですね。
東又峠からの下山道は私は相当苦労して下山した記憶があります。
荒れまくった道で倒木多数、土石流跡など無理やりでしたが、何とか下山できました。
暗くなってからでは道もはっきりわからなくなってしまうのでピストンが正解だったと思います。残り2座ですか!もうひと頑張りですね!!!
ホント、お疲れ様でした。
この辺りの山々は静岡県からの方が近いですよね、自宅から3時間かかりました(汗)
東又峠からのルートは荒れて遭難者も出たりで、案内では現在通行止めになっていますね。日没後の行動でしたから、往きに歩いたコースをピストンするのが一番安心ですよね。
翌日にもう一つ離山を登頂してきましたので、レコは後ほどアップいたします。記念すべき最後の1山は、危険はなく遠くでもないので、ノンビリ歩いてくる予定です。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する