鎌倉街道上道 その10（聖蹟桜ケ丘~町田）

2021年11月20日(土) [日帰り]

• GPS: 05:56
• 距離: 15.8km
• 登り: 232m
• 下り: 193m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:19
• 休憩: 1:37
• 合計: 5:56

10:27 聖蹟桜ヶ丘駅
11:00 11:08 関戸観音寺
11:14 11:21 熊野神社（南木戸柵跡）
11:45 12:25 乞田交差点（昼食）
12:42 12:42 瓜生一里塚跡碑
13:31 13:31 関屋の切通し
13:38 13:51 小野路宿里山交流館
14:03 14:09 村野常右衛門生家
14:55 14:56 七国山
15:07 15:09 今井谷戸バス停
15:25 15:31 宏善寺
15:36 15:41 養運寺
15:50 15:59 熊野神社
16:23 小田急線町田駅

アクセス

利用交通機関：

電車

スタート：京王線　聖蹟桜ケ丘駅
ゴール　：小田急線　町田駅

写真

11/20 10:33

聖蹟桜ケ丘駅から7分。新大栗橋交差点から出発。正面右側の道に入ります

11/20 10:42

5分ほど歩くと右にこんな案内板

11/20 10:40

金山大権現。石祠は文化11年（1814年）のもの。家康の遺骸を日光へ移送した際。一泊した場所に建てられたとか

11/20 10:43

関戸古戦場跡のお地蔵さん。鎌倉攻めに向かう新田軍は分倍河原に続き関戸の合戦にも勝利し鎌倉に向かったそうです

11/20 10:53

道沿いに大きな酒屋さん。お酒好きの仲間は有無を言わせず入店。入ってみるとその品揃いにビックリ

11/20 10:58

建久3年（1192年）開創と云われる古刹・観音寺。ここには関戸村の旧家・相澤家のお墓がある

11/20 11:01

江戸時代の文化人、狩野派の絵師として法眼位を獲得した父・相澤五流と息子の生花「允中流」の創始者・伴主の墓

11/20 11:04

天明元年（1781年）建立の観音寺石仏六観音。相澤五流の父・相澤了栄が奉納したもので、多摩市唯一の六観音だそうです

11/20 11:13

その先の熊野神社には霞ノ関南木戸柵跡がある。ちなみに北木戸柵は先ほどの観音寺あたりと推定されているようだ

11/20 11:14

参道脇には復元された木戸柵の木柱が並んでいる

11/20 11:25

原峰公園の入口を過ぎると石灯籠の立つ二又に。鎌倉古道は右の道を辿る

11/20 11:27

沓切坂を上って行くと

11/20 11:28

右の小高い場所に庚申塔がありました

11/20 11:30

多摩市役所東庁舎の前に鎌倉古道の道標があります

11/20 11:32

多摩市役所沿いに道を西に進むと

11/20 11:35

市役所入口付近に古市場の標柱。北条市の時代、関戸郷の中心として1ヶ月に6回の市が開かれていたそうだ

11/20 11:40

坂を下り、乞田交差点に。交差点横の飲食店で昼食休憩

11/20 12:26

乞田川を渡り

11/20 12:38

京王相模原線のガードから3つ目の信号を左に入ると

11/20 12:38

せせらぎ歩道の中に瓜生一里塚跡碑

11/20 12:47

次の角を右折して都道に戻り、貝取北公園横を進みます

11/20 12:50

貝取交差点から貝取こぶし通りに入り

11/20 13:05

貝取団地先の角を左折

11/20 13:08

直進して明大中野のグラウンド横を進むと

11/20 13:12

鎌倉古道の標柱が立っています

11/20 13:14

その先、恵泉女学園の前から左の道に入り、

11/20 13:19

右カーブの手前から左の山道へ入ります

11/20 13:21

サクサクと落葉を踏みながら進むと

11/20 13:27

関屋の切通付近に道標があります

11/20 13:31

民家の横を下ると江戸時代に宿場としてにぎわった小野路宿にでます

11/20 13:35

少し下ると小島資料館。名主・小島鹿之助の家で近藤勇や土方歳三がたびたび剣術の出稽古に訪れていたとか

11/20 13:36

宿場の雰囲気を残す道を進むと旧旅籠角屋を改修した小野路里山交流館がある。ここで一休み

11/20 13:44

隣には平安時代前期の学者・小野篁を祀った小野神社

11/20 13:45

色とりどりの紅葉がきれいでした

11/20 13:46

見事な紅葉ですね

11/20 13:46

小野神社に祀られる小野篁は学問の神様で菅原道真の先輩にあたるとか

11/20 14:06

鎌倉古道を少し離れ、野津田公園の村野常右衛門生家に寄り道。常右衛門は自由民権運動家で医師。土間を診察室にしていたとか

11/20 14:09

野津田公園の駐車場脇の道を抜け

11/20 14:16

野球場から続く鎌倉古道に合流

11/20 14:17

数十mほどですが鎌倉古道の遺構が残っています

11/20 14:20

遺構の先にも鎌倉古道の標柱

11/20 14:35

丸山橋で鶴見川を渡ります。川の向こうには今は珍しいはぜ掛けされた稲が並びます

11/20 14:42

住宅地に入りビニールハウス手前を左に七国山方面へ。道標等はありません

11/20 14:47

広い山道を進むと鎌倉古道の案内板。多摩丘陵の静けさの中に昔の街道が偲ばれます

11/20 14:53

道が下り坂に変わると新田義貞が鎌倉攻めの時に掘ったと云われる鎌倉井戸があります

11/20 14:58

住宅地に戻り、町田ダリア園の前を通過

11/20 15:06

今井谷戸交差点に。交差点を渡り、正面の城南信金奥の道を右折

11/20 15:12

城南信金横からなかよし散歩道を進み

11/20 15:17

ひなた村の入口を過ぎると

11/20 15:29

間もなく宏善寺。立派な仁王門があります

11/20 15:27

住宅地とは思えない静けさの中にたたずむ宏善寺

11/20 15:35

その先の養運寺は門前の紅葉がきれいでした

11/20 15:35

広い境内に端正なたたずまいの養運寺

11/20 15:49

七五三の写真撮影の間を抜けて菅原神社へ。この地は建武2年(1335年)、北条時行軍と足利直義軍とが戦った井出の沢古戦場跡でもある

11/20 15:50

菅原神社は寛永7年(1630)渡唐の天神像を奉安し、本町田の鎮守としたのが縁起とされる

11/20 16:15

菅原神社で本日の街道歩きは終了。あとは町田駅前の飲み屋を目指すだけです

撮影機器：

COOLPIX AW100 ニコン

感想

simtak

コロナで休止していた鎌倉街道上道ウォーキング。1年9ヶ月ぶりの再開である。
久々のウォーキングで街道歩きの感も戻らず、その上、再会を果たした仲間との会話に花が咲き、危うく道を間違えそうになったり、史跡を見損なったり。
それでも多摩丘陵の開発された住宅地の中に街道の雰囲気や宿場の風情が色濃く残されており、古き昔の旅人に思いを馳せる楽しいウォーキングとなった。