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記録ID: 377216
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ハイキング
奥武蔵

晩秋の奥武蔵峠を歩く (黒山三滝〜花立松ノ峠〜高山不動〜関八州見晴台〜飯盛峠〜檥峠〜ツツジ山〜刈場坂峠〜大野峠〜丸山〜日向山〜武甲温泉〜横瀬駅)

2013年11月30日(土) [日帰り]
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YAMA555 その他1人
GPS
08:15
距離
22.5km
登り
1,361m
下り
1,283m

コースタイム

コースタイム:8時間15分
黒山バス停7:30〜7:45黒山三滝(見学30分)8:15〜花立松ノ峠8:55〜9:15高山不動(見学45分)10:00〜10:20関八州見晴台10:30〜飯盛峠10:55〜檥峠11:10〜11:40ツツジ山(昼食20分)12:00〜刈場坂峠12:05〜大野峠12:40〜丸山13:05〜日向山14:10〜札所6番ト雲寺15:00〜札所7番法長寺15:15〜札所9番明智寺15:30〜15:45武甲温泉
天候 晴れ 気温昼間は4〜5℃
過去天気図(気象庁) 2013年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
行き
地元草加始発で伊勢崎線→武蔵野線→東上線→越生線で越生駅7:00着。
越生駅前よりバスで黒山バス停7:30着。

帰り
武甲温泉より秩父線横瀬駅まで歩いて15分かからないくらい。
横瀬駅17:14の電車に乗りました。
駅近くでお酒買おうと思っていたら店が無し。飯能駅で乗り換える時に駅内のコンビニでお酒を購入して東上線で軽く飲みながら帰宅。
次回横瀬駅を使うときにはあらかじめ準備してこうかと思います。
コース状況/
危険箇所等
●参考資料
山と高原地図22 奥武蔵・秩父
埼玉県の山 38丸山、39日向山、48関八州見晴台

●黒山三滝
黒山バス停から15分位舗装道を歩くと天狗滝と男滝・女滝の2箇所があります。
男滝・女滝の右側を登っていくと車道に出て花立松ノ峠へ。滝の左を登っていくと傘杉峠に行きます。
観光地なのでトイレは何箇所かあります。

●高山不動
関東三大不動の1つ。境内にある大銀杏が立派。奥多摩の山々の景色もいいところです。西吾野からが一番近いと思います。トイレもあります。最近は祭も無くなり少し寂しくなってきているようです。

●関八州見晴台
グリーンラインから少し登った所にある場所。高山不動の奥ノ院があります。ほぼ360度の展望があり、関東平野、奥多摩・秩父の山々の展望が素晴らしいです。ちゃんと山の名前が分かるように案内板があります。この山域で富士山が見えるはここだけではないでしょうか。
今回歩いた丸山方面の陵線が見えます。

●奥武蔵グリーンライン峠歩き
関八州見晴台〜飯盛峠〜檥峠〜ツツジ山〜刈場坂峠〜大野峠と奥武蔵グリーンライン沿いに続くコースです。紅葉の時期にはハイカーだけでなく、車やバイク、自転車でも賑わいそうなコースです。ほとんど樹林帯ですが一部展望が良い箇所があります。特に刈場坂峠はグットです。刈場坂峠にはトイレもあります。

●丸山〜日向山
大野峠から階段登りを経て丸山山頂に行きました。山頂には展望台がありなかなか良い山でした。丸山麓では果樹園がたくさんあり夏から秋にかけて果物狩りとセットで訪れるのも良さそうですし、冬に雪景色を見るのも捨てがたいですね。
丸山より少し下ったところにトイレあります。
また山頂直下まで車で入ることもで駐車場もありました。
日向山は武甲山が大きく正面に見えます。

●温泉
横瀬駅から歩きで15分程度の武甲温泉にて汗を流しました。800円也。
コインロッカーは100円有料ロッカーです。
シャンプー、リンス、露天風呂、サウナ、ドライヤーあります。
入浴後、自販機の他、食事処もあり結構メニュー種類多かったです。

横瀬駅近辺にはコンビニ等が無いので、電車で一杯するにはここでお酒購入してかなけばと反省です。
越生駅に到着。
朝は同じ埼玉でも草加よりもかなり寒く感じます。
越生駅に到着。
朝は同じ埼玉でも草加よりもかなり寒く感じます。
駅から左にあるバス停へ。20分前につきましたが既にバスが待機。寒いので入って待つことに。
結局乗ったのは2人だけでした。
駅から左にあるバス停へ。20分前につきましたが既にバスが待機。寒いので入って待つことに。
結局乗ったのは2人だけでした。
黒山バス停からスタート。
黒山バス停からスタート。
晩秋にさしかかり標高の低い箇所でも紅葉は終わりかけ。
晩秋にさしかかり標高の低い箇所でも紅葉は終わりかけ。
お地蔵様の台にも銀杏の葉が積もってます。
お地蔵様の台にも銀杏の葉が積もってます。
落ち葉の道路を黒山三滝へ向かいます。日影は寒〜。
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落ち葉の道路を黒山三滝へ向かいます。日影は寒〜。
まずは天狗滝。
橋が見えてきました。ちょうどまだ紅葉した葉が残ってます。
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橋が見えてきました。ちょうどまだ紅葉した葉が残ってます。
男滝と女滝。
なかなか絵になる。
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なかなか絵になる。
ちょっと上部に上がって撮影。
ちょっと上部に上がって撮影。
男滝をアップで。
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男滝をアップで。
もう少し上に登ってちょうどいい構図かな。ちょっと手前の木が邪魔。
もう少し上に登ってちょうどいい構図かな。ちょっと手前の木が邪魔。
ここからズーッとあった標識。トレランのコースなのか?
ここからズーッとあった標識。トレランのコースなのか?
花立松ノ峠に向かって歩きます。
花立松ノ峠に向かって歩きます。
花立松ノ峠近くになると展望が開けてきます。
奥のビル群は大宮かな?
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花立松ノ峠近くになると展望が開けてきます。
奥のビル群は大宮かな?
筑波山も見えました。
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筑波山も見えました。
この分岐から高山不動に向かいます。
この分岐から高山不動に向かいます。
この看板から少し下に降ります。
この看板から少し下に降ります。
道の途中にはちらほうら紅葉が残ってました。
道の途中にはちらほうら紅葉が残ってました。
今週は諦めていましたが良かった〜。
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今週は諦めていましたが良かった〜。
ついついもみじはこの構図で撮ってしまいます。
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ついついもみじはこの構図で撮ってしまいます。
高山不動で今日も無事に歩けるようにお参り。
高山不動で今日も無事に歩けるようにお参り。
関東三大不動だけあって高山不動なかなか立派な建物でした。
関東三大不動だけあって高山不動なかなか立派な建物でした。
重厚な雰囲気があります。
重厚な雰囲気があります。
境内には紅葉がキレイ。
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境内には紅葉がキレイ。
階段下から高山不動を見上げて。
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階段下から高山不動を見上げて。
大銀杏も見事です。下は黄色い絨毯が敷かれているようでした。
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大銀杏も見事です。下は黄色い絨毯が敷かれているようでした。
関八州見晴台に向けて登ります。
関八州見晴台に向けて登ります。
途中紅葉がまだあります。
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途中紅葉がまだあります。
車道を越えて更に登り。
車道を越えて更に登り。
途中にある茶屋からの展望。奥多摩北面の山が連なります。富士も見えます。
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途中にある茶屋からの展望。奥多摩北面の山が連なります。富士も見えます。
富士山。
グリーンラインから更に少し登る。
グリーンラインから更に少し登る。
関八州見晴台に到着。
関八州見晴台に到着。
山頂からはスカイツリーも見えました。
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山頂からはスカイツリーも見えました。
山頂の道標。
富士山。
奥多摩の陵線。
いつか歩きたい奥多摩から武甲山への陵線。
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いつか歩きたい奥多摩から武甲山への陵線。
武甲山に両神山。
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武甲山に両神山。
関八州見晴台からはグリーンラインと左右と交差する登山道を歩きます。峠歩きスタート。
関八州見晴台からはグリーンラインと左右と交差する登山道を歩きます。峠歩きスタート。
まずは飯盛峠。なかなか順調です。
まずは飯盛峠。なかなか順調です。
次が檥峠。ぶなとうげと読みます。
次が檥峠。ぶなとうげと読みます。
途中奥武蔵グリーンラインの舗装道を歩くことも。
途中奥武蔵グリーンラインの舗装道を歩くことも。
ツツジ山に到着。樹林帯をわって武甲山が見えます。ツツジは見当たりません。
ツツジ山に到着。樹林帯をわって武甲山が見えます。ツツジは見当たりません。
ツツジ山から西面の展望が開けてますよ。
スカイツリーも薄っすら見えました。
ツツジ山から西面の展望が開けてますよ。
スカイツリーも薄っすら見えました。
ツツジ山を降りるとすぐに刈場坂峠。
ツツジ山を降りるとすぐに刈場坂峠。
刈場坂峠はちょっとした広い駐車場になっています。ツーリングの人もいます。
刈場坂峠はちょっとした広い駐車場になっています。ツーリングの人もいます。
刈場坂峠は北面の展望があります。日光連山が薄っすらと見えました。
刈場坂峠は北面の展望があります。日光連山が薄っすらと見えました。
大野峠に到着。ここから丸山に向けて登りが始まります。
大野峠に到着。ここから丸山に向けて登りが始まります。
最初の階段登り。
最初の階段登り。
ひと登りするとパラグライダーの滑走場所に到着。当然展望は良し。
ひと登りするとパラグライダーの滑走場所に到着。当然展望は良し。
しばらく平坦な登山道が続きます。
しばらく平坦な登山道が続きます。
丸山に到着。この展望台からの景色は360度。
丸山に到着。この展望台からの景色は360度。
北面奥には秩父の山の奥に谷川岳や上州の山々の雪景色。
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北面奥には秩父の山の奥に谷川岳や上州の山々の雪景色。
西面は秩父山。そしてその奥の白いのは八ヶ岳。
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西面は秩父山。そしてその奥の白いのは八ヶ岳。
南面は武甲山と奥多摩の陵線。
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南面は武甲山と奥多摩の陵線。
浅間山もくっきり。
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浅間山もくっきり。
秩父の雄、両神山。ギザギザ。
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秩父の雄、両神山。ギザギザ。
丸山からはしばらく降り。若干霜柱が残っていてスベルの注意。
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丸山からはしばらく降り。若干霜柱が残っていてスベルの注意。
日向山の分岐。左に入ると随分と下ってきます。
日向山の分岐。左に入ると随分と下ってきます。
日向山近くから見る紅葉した山。
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日向山近くから見る紅葉した山。
日向山に到着。
今日の最後の山。日向山から武甲山を眺めて。
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今日の最後の山。日向山から武甲山を眺めて。
日向山から下ると車道に出ます。
日向山から下ると車道に出ます。
車道付近は一体が果樹園です。
秋の季節は美味しい果物狩りが堪能できそうですね〜。
車道付近は一体が果樹園です。
秋の季節は美味しい果物狩りが堪能できそうですね〜。
麓に下りてくると紅葉がまだ残っているところもありました。
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麓に下りてくると紅葉がまだ残っているところもありました。
札所6番 ト雲寺。
札所6番 ト雲寺。
少し歩くと札所7番 法長寺。
少し歩くと札所7番 法長寺。
武甲山の採掘場が近ずいてきました。
武甲山の採掘場が近ずいてきました。
札所9番 明智寺。横瀬駅に近いです。
札所9番 明智寺。横瀬駅に近いです。
錫状をまわすといい事があるらしいので、ぐるぐる回しまくってきました。
錫状をまわすといい事があるらしいので、ぐるぐる回しまくってきました。
武甲温泉に到着〜。
武甲温泉に到着〜。
電車の時は汗を流したあとのビールがたまらんです。
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電車の時は汗を流したあとのビールがたまらんです。
帰りは秋津で蒙古タンメンを食す。
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帰りは秋津で蒙古タンメンを食す。
こちらはメンバーが食べた蒙古タンメンで辛さ6。
ワイは五目蒙古つけ麺で辛さ8。
寒い時には格別に旨いです!
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こちらはメンバーが食べた蒙古タンメンで辛さ6。
ワイは五目蒙古つけ麺で辛さ8。
寒い時には格別に旨いです!

感想

先週、急遽決めて歩いた奥武蔵。麓の東郷神社では紅葉が見事で結構楽しめこれで秋山も終わりと思いましたが、ネットで調べると黒山三滝はまだ見頃との情報を見つけました。黒山三滝だけでは勿体無いので、秩父に入るまでの峠をつなげようと計画したロング山行です。

既に晩秋の雰囲気で奥武蔵もスッカリり紅葉終わりかけだったが、ちょうど三滝の上の木が葉が残っており趣のある景色だった。それ以上に見頃だったのが高山不動。境内の紅葉に大銀杏ととてもきれいな紅葉を見せてもらった。不動から見る奥多摩の陵線も素晴らしく、西吾野から東吾野へ歩く短いコースでも十分楽しめそうだ。
ちょうど銀杏の葉を掃き掃除していたおばーちゃんが休憩していたので挨拶したら、20分位立ち話をすることになった。おばーちゃんは1人暮らしで飯能に娘が住んでいるようだが、不便でも近くに気が合うご近所さんがいるこの地が良いと。空気も良いし達者な話しぶりに元気をもらえた。

さて、高山不動から登ると関八州見晴台に到着する。名前の通りほぼ360度展望が開け、日本最高峰の富士山を始め奥多摩、秩父の山々。日光連山、筑波山と山を見るにはもってこい。更にスカイツリーに新宿のビル群と現代を象徴する建物も見え得した気分になる。

ここからは陵線の峠をつなげるコースとなる。奥武蔵グリーンラインを左に右に交差しながら時には車道を歩き、次々に峠を越えていく。途中はほとんど樹林帯であるが、所々で展望が開ける箇所がある。峠の道標が見事なのが新鮮だった。
軽快な足取りでコースタイムより短い時間で歩くと大野峠から丸山までは階段が待つ登り。

丸山山頂に到着すると展望台があり、まるでご褒美のような景色が待っていた。富士山こそ見えないが秩父の景色に、丹沢、両神、雲取、甲武、赤岳、浅間、谷川、赤城と百名山が見える。あまり期待していなかっただけに嬉しい誤算だった。ここなら積雪期でも登れるから、白い景色も見てみたい。

丸山からはあっと言う間に下ってしまうが、最後に札所巡りで3箇所参拝。いつか山と絡めながら全部巡ってみたいとまた1つ目標が出来た。

今後は関八州から南の峠を飯能まで歩きたくなってきたのと、ちょっと厳しいかもしれないが関八州からみた武甲から奥多摩への陵線を歩きたいなーと。奥武蔵も面白い山域になってきました。

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コメント

ゲスト
高山不動尊の紅葉!
はじめまして、YAMA555さん。

私も同じ日の昼前に黒山三滝から関八州見晴台に行きました!
黒山三滝の紅葉と、関八州見晴台からの展望で満足していましたが、こちらのレコを拝見して高山不動尊まで足をのばせば良かったなぁと思いました。

素敵な紅葉の写真ありがとうございます(*^^*)
秩父札所巡り、いつかチャレンジしてみたいです。
2013/12/2 12:32
黒山三滝も良かったですね
どうもはじめましてpakiki-sanさん

高山不動の大銀杏は見事ですね〜。まだまだ葉がついているのに地面にもたっくさん落葉していて黄色い絨毯でした。
こちらは南面で日が当たるから紅葉も持続するんでしょうか。時間があれば日向ぼっこしたかった。

レコ拝見しました。読んでいて楽しくついつい他の記録も読んでしまいました。ありがとうございます。
2013/12/3 1:29
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