【鉄道沿線歩】東海道本線〈西へ〉.02（関ケ原-彦根）

2021年11月27日(土) [日帰り]

• GPS: 08:33
• 距離: 35.9km
• 登り: 122m
• 下り: 144m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:04
• 休憩: 0:26
• 合計: 8:30

距離 35.9km 登り 122m 下り 159m

7:58 関ヶ原宿
8:49 今須宿
9:07 9:09 近江美濃両国境寝物語
9:43 9:44 JR柏原駅
10:31 10:32 伊吹せんろみち入口
10:44 近江長岡駅
12:29 12:45 醒井宿
12:53 12:59 JR醒ヶ井駅
16:28 彦根駅

07：54　関ケ原駅
09：43　柏原駅　　　（7.7km）
10：43　近江長岡駅　（13.0km）
12：50　醒ヶ井駅　　（20.3km）※大幅ロス
14：52　米原駅　　　（28.1km）
16：28　彦根駅　　　（36.1km）※彦根城へ寄り道

※ガーミンのGPSデータを使用しています。
（1日の総歩数：57489歩）

天候

晴れのち雨

アクセス

利用交通機関：

電車

出発：関ケ原駅
到着：彦根駅

コース状況／危険箇所等

関ヶ原-柏原は旧中山道ルートで安全
柏原-近江長岡は歩道がないが車の交通量が少ない
近江長岡-醒ヶ井の県道248沿いは大型車両が多く、歩道もないため危険
醒ヶ井-米原の国道21は避けた方が無難
米原-彦根の県道329は歩道完備で歩きやすい

写真

11/27 7:49

スタート地点の関ケ原駅に到着。寒い〜。

11/27 7:54

7：54関ケ原駅を出発。ここから東海道本線を西へ向かって進みます。

11/27 8:04

柏原までは旧・中山道沿いを歩きます。

11/27 8:13

不破の関跡。急な崖になっていてまさに関所といった感じ。

11/27 8:21

関ヶ原は町を上げて合戦推しです。自販機のデザインもカッコイイ。

11/27 8:22

列車が通過。今日は青空に映えて気持ちイイね…この時はそう思ってました。

11/27 8:25

黒血川橋りょう。こんな大きなマンポがあったんだ。中山道を歩いた時の記憶がないです。

11/27 8:26

トンネル越しの紅葉もイイ感じ

11/27 8:34

特急しらさぎ通過。初めてまともに撮れたかも。

11/27 8:39

明治32年に完成したレンガ造りの今須トンネル。今なお東海道本線のトンネルとして活躍中です。

11/27 8:44

今須の一里塚。むむ、天気が怪しくなってきたぞ。

11/27 8:50

中山道今須宿の町並みを歩いていきます。パラパラと雨が降ってきました。

11/27 9:08

寝物語の里。古くは美濃・近江国境。現在も岐阜・滋賀県境です。雨が強くなって来たので傘を用意。

11/27 9:12

旧・山東町（現・米原市）のマンホール。中央にカモ、周りにはホタルがいます。雨でわかりにくい。

11/27 9:18

長比城跡登り口。ここが大阪湾と伊勢湾の分水嶺となっています。雨が上がってよかった。

11/27 9:41

中山道柏原宿を歩いていきます

11/27 9:43

9：43柏原駅に到着。スタートから7.7km。滋賀県に入って最初の駅です。

11/27 9:51

柏原駅から西へ歩いていくと清滝山が見えてきました。ここから東海道本線は旧中山道を離れ北上していきます。

11/27 10:01

本日2つ目の特急しらさぎ。晴れていれば正面に伊吹山が見えているはず。惜しい。

11/27 10:18

貨物列車が通過。ここも後ろに伊吹山が見えているはず。

11/27 10:30

米原行きの電車が通過。晴れたり雨が降ったり忙しいです。

11/27 10:31

以前はこの歩道に線路が敷かれ、伊吹山で産出した石灰岩を輸送したそうです。運よく新幹線が通過してくれました。

11/27 10:31

伊吹せんろみち　説明

11/27 10:43

近江長岡駅に到着。柏原駅から6.3km。スタートから13km。　東海道本線開通当初は北東の深谷を通じて関ケ原と結んでいたそうです。その後、今須トンネルが開通したことにより南の柏原駅経由に路線変更。そのためこの近江長岡駅だけ大きく迂回をするルートになってます。

11/27 11:06

醒ヶ井駅へ向かって西へ。大規模な採掘場がありました。何を掘っているのかな。

11/27 11:13

歩道のない県道を歩きたくないので線路脇を歩きますが…

11/27 11:19

1キロくらい進むと何と…行き止まり！！　なんちゅうこっちゃ〜！　引き返します。。

11/27 11:18

引き返す途中で鉄道撮影されている方と少しお話。ここは伊吹山をバックにできる良い撮影ポイントらしいです。あの人いい写真が撮れてるといいな。

11/27 11:55

歩道のない県道を歩きようやく踏切を越えて脇道へ。この道でも仏の道に見えます。ヘッツキボボも何のその。

11/27 11:59

こんなところにも小さなマンポがあるんだ。こんな発見があるから楽しいです。

11/27 12:25

ようやく中山道醒ヶ井宿へ。やっぱり旧街道はいいなぁ。

11/27 12:27

醒ヶ井は本当に水がきれい。紅葉も美しかったです。

11/27 12:28

町の中に美しい水路が流れていて癒されます

11/27 12:44

醒井宿資料館。ちょっと休憩させてもらおう。

11/27 12:43

靴はずぶ濡れ、靴下もビショビショ。この問屋場をお借りして着替えさせてもらいました。江戸時代からある宿場町に令和になって助けられました。感謝です。

11/27 12:48

旧・醒井郵便局。以前に中山道を歩いた時に立ち寄りました。モダンな建築。

11/27 12:50

12：50醒ヶ井駅に到着。近江長岡駅から7.3km。スタートから20.3km。大幅ロスしているので参考になりません。

11/27 12:54

醒ヶ井駅には直売所も隣接しています。

11/27 13:49

米原を目指し西へ。雲がどんどん厚みを増して、強烈な風雨になってきました。

11/27 13:48

最近使ってなかった折り畳み傘。風雨に耐え切れず悲惨な状態に。でもこの傘のおかげで今日は歩けているんです。

11/27 13:55

そんな時に特急しらさぎが通過。雨に濡れながらも思わずシャッターを押す。

11/27 14:56

米原市のマンホール。中央にサツキ。周りにイチョウ。

11/27 14:06

岩脇蒸気機関車避難壕。米原駅の約2km北。戦時中に蒸気機関車が空襲を受ける恐れがあり、一時避難させるため手作業で彫られたそうですが、工事中に終戦となり未完成だったそうです。

11/27 14:07

避難壕は左右に二本掘られ、こちらは左側の穴。岩壁の感じから手作業で彫られた大変さが伝わってきました。戦後は長らくゴミ捨て場となって放置されていたそうです。

11/27 14:06

蒸気機関車避難壕　説明

11/27 14:08

隣には手造りの資料館があります。色んな写真や説明がなされていました。

11/27 14:20

米原駅に近づいてくると保線車両などが増えてきました。今も昔も米原は交通の要衝なのがわかります。

11/27 14:52

14：52米原駅に到着。醒ヶ井から7.7km。スタートから28.1km。新幹線、東海道本線、北陸本線、近江鉄道のターミナル駅。雨宿りを兼ねてしばし休憩。その間に雨が上がってくれました。

11/27 15:15

米原駅から南へ向かうと、ひときわ目立つフジテックのエレベーター研究塔があります。

11/27 15:18

道路の向こうに広がる田んぼは戦前まで入江内湖という琵琶湖に通ずる湖でした。干拓事業により水田地帯となったそうです。

11/27 15:19

琵琶湖線の電車が通過。JR西日本の車両を見ると東海民としては異国へ来た感があります。

11/27 15:29

振り返れば伊吹山。山頂部はもうあんなに雪が積もっていたのか。

11/27 15:46

このあたりから彦根市へ。この県道329号線はずっと歩道が完備されていて大変歩きやすいです。

11/27 16:01

彦根城のお堀から。中央に天守がちらり。

11/27 16:09

佐和口多聞櫓。また雨が降ってきたから帰ろ。

11/27 16:28

16：28彦根駅に到着。米原駅から8km。スタートから36.1km。銅像は彦根初代藩主の井伊直政です。今回はここまで。ありがとうございました。

11/27 16:37

最後に近江ちゃんぽんを頂きました。とても体が冷えていたので温まりました。美味しかったです。ごちそうさま。

撮影機器：

FinePix T500 FUJIFILM

感想

KBZ0126

　前日の天気予報では晴れ予報だったため、念のための折り畳み傘だけ持って出発。
　関ケ原駅で降りた時には冷え込んでいたものの快晴で気持ちよく出発。しかし滋賀県境に入るとともに雨が降ったりやんだり。持って行った折り畳み傘は古い物で少し風が吹くと裏返し。おまけに道が行き止まりだったり思ったように歩けず…。

　しかし、時おり顔を出す伊吹山は美しく、雲の合間から日が差す光景もこういう天気だからこその風景を堪能できました。歩くことによって岐阜県と滋賀県の気候の違いも実感でき、まさに東と西の境目であることを身をもって味わいました。