ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 3815408
全員に公開
ハイキング
赤城・榛名・荒船

三峰山(桐生市) ゴ・ドーハンの山旅 里山御嶽巡り

2021年12月04日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
04:38
距離
6.3km
登り
455m
下り
453m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
3:26
休憩
1:12
合計
4:38
11:58
52
スタート地点
12:50
12:53
28
13:21
14:30
126
16:36
ゴール地点
天候 腫れ
過去天気図(気象庁) 2021年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
林道(ダート)に入るといくつか駐車スペースあります。ジムニー君クラスなら大丈夫ですが、慣れない方は早めに駐車した方が無難です。
ダートの入口からスタートするとすぐに大崩林道の起点がありました。
2021年12月04日 12:02撮影 by  COOLPIX W100, NIKON
4
12/4 12:02
ダートの入口からスタートするとすぐに大崩林道の起点がありました。
左に行くべきところ、「山火事・・」の垂れ幕を見ながら普通に右に行ってしまいました。
2021年12月04日 12:07撮影 by  COOLPIX W100, NIKON
3
12/4 12:07
左に行くべきところ、「山火事・・」の垂れ幕を見ながら普通に右に行ってしまいました。
こちらは金沢峠への道。考えていたのと逆回りのコースになってしまいました。
2021年12月04日 12:22撮影 by  COOLPIX W100, NIKON
3
12/4 12:22
こちらは金沢峠への道。考えていたのと逆回りのコースになってしまいました。
荒気味の谷筋の道を行きます。落ち葉の急登なので途中でチャンスパを装着しました。
2021年12月04日 12:33撮影 by  COOLPIX W100, NIKON
1
12/4 12:33
荒気味の谷筋の道を行きます。落ち葉の急登なので途中でチャンスパを装着しました。
大岩を巻いたら、
2021年12月04日 12:47撮影 by  COOLPIX W100, NIKON
3
12/4 12:47
大岩を巻いたら、
金沢峠。吾妻山ー鳴神山の主要尾根に出ます。ハイカーとトレラン、お会いしたのはお2人のみでした。
2021年12月04日 12:50撮影 by  COOLPIX W100, NIKON
4
12/4 12:50
金沢峠。吾妻山ー鳴神山の主要尾根に出ます。ハイカーとトレラン、お会いしたのはお2人のみでした。
鳴神方面にしばらく行くと石祠がありました
2021年12月04日 13:15撮影 by  COOLPIX W100, NIKON
4
12/4 13:15
鳴神方面にしばらく行くと石祠がありました
「三峯山」のものです。朱塗りが少し残っていました。
2021年12月04日 13:17撮影 by  iPhone 8, Apple
5
12/4 13:17
「三峯山」のものです。朱塗りが少し残っていました。
山頂とうちゃこ。大きめ石祠と神像。
2021年12月04日 13:20撮影 by  iPhone 8, Apple
4
12/4 13:20
山頂とうちゃこ。大きめ石祠と神像。
こちらも「三峯山」の社額。奥宮みたい。「明治四未仲秋吉日」(1871)、江戸後期文政年間に三峰神社を勧請したそうです。
2021年12月04日 13:21撮影 by  COOLPIX W100, NIKON
5
12/4 13:21
こちらも「三峯山」の社額。奥宮みたい。「明治四未仲秋吉日」(1871)、江戸後期文政年間に三峰神社を勧請したそうです。
三峰山697m山頂、
2021年12月04日 13:22撮影 by  iPhone 8, Apple
8
12/4 13:22
三峰山697m山頂、
山の神(大山祇神)と呼ばれてもいるみたいですが、御嶽山座王大権現ですね。近隣の村々、世話人銘があります。
2021年12月04日 13:27撮影 by  iPhone 8, Apple
4
12/4 13:27
山の神(大山祇神)と呼ばれてもいるみたいですが、御嶽山座王大権現ですね。近隣の村々、世話人銘があります。
ドーハン君に後光が差しました!どう見てもお顔と体がアンバランス。でもそこがちょっと御愛嬌ですね。
2021年12月04日 13:39撮影 by  COOLPIX W100, NIKON
11
12/4 13:39
ドーハン君に後光が差しました!どう見てもお顔と体がアンバランス。でもそこがちょっと御愛嬌ですね。
さあいよいよ三十六童子。本当なら登ってきたかった所ですが・・・
2021年12月04日 13:42撮影 by  COOLPIX W100, NIKON
4
12/4 13:42
さあいよいよ三十六童子。本当なら登ってきたかった所ですが・・・
童子碑に途中にある不動明王像。
2021年12月04日 13:48撮影 by  iPhone 8, Apple
6
12/4 13:48
童子碑に途中にある不動明王像。
こちらは虚空蔵童子
2021年12月04日 13:51撮影 by  iPhone 8, Apple
4
12/4 13:51
こちらは虚空蔵童子
山道の脇に点々と並べられています。
2021年12月04日 14:02撮影 by  COOLPIX W100, NIKON
5
12/4 14:02
山道の脇に点々と並べられています。
「波羅波羅」ドキドキ。
2021年12月04日 14:19撮影 by  COOLPIX W100, NIKON
6
12/4 14:19
「波羅波羅」ドキドキ。
「不思議」発見
2021年12月04日 14:23撮影 by  COOLPIX W100, NIKON
6
12/4 14:23
「不思議」発見
金剛童子「安政三丙辰九月吉日(1856)/願主銘」
2021年12月04日 14:29撮影 by  COOLPIX W100, NIKON
4
12/4 14:29
金剛童子「安政三丙辰九月吉日(1856)/願主銘」
「三十六童子」願主は「江戸/野州」のお方。予想以上に数(約30)がありました。多くは谷に落ちていたのを、近年、丹念に拾われたみたいです。
2021年12月04日 14:38撮影 by  COOLPIX W100, NIKON
5
12/4 14:38
「三十六童子」願主は「江戸/野州」のお方。予想以上に数(約30)がありました。多くは谷に落ちていたのを、近年、丹念に拾われたみたいです。
立派な台石の上には「不動慧童子/願主銘」。本来は何か石像があった雰囲気です。
2021年12月04日 14:44撮影 by  COOLPIX W100, NIKON
4
12/4 14:44
立派な台石の上には「不動慧童子/願主銘」。本来は何か石像があった雰囲気です。
こちらは?「茨山大権現」(意波羅)と判明。yamaotokoさんに教えていただきました。
2021年12月04日 14:46撮影 by  COOLPIX W100, NIKON
5
12/4 14:46
こちらは?「茨山大権現」(意波羅)と判明。yamaotokoさんに教えていただきました。
尾根が急斜面になる所の上下に2体の石像があります。残念ながら二者との肩から上部が欠落しています。
2021年12月04日 14:50撮影 by  COOLPIX W100, NIKON
4
12/4 14:50
尾根が急斜面になる所の上下に2体の石像があります。残念ながら二者との肩から上部が欠落しています。
金剛鈴を持った童子像とのこと。隣の屋根の無くなった石祠には
2021年12月04日 14:51撮影 by  COOLPIX W100, NIKON
5
12/4 14:51
金剛鈴を持った童子像とのこと。隣の屋根の無くなった石祠には
「嘉永四辛亥四月吉日」(1851)とあります。
2021年12月04日 14:54撮影 by  iPhone 8, Apple
4
12/4 14:54
「嘉永四辛亥四月吉日」(1851)とあります。
そして岩屋の庇の上には
2021年12月04日 14:59撮影 by  COOLPIX W100, NIKON
3
12/4 14:59
そして岩屋の庇の上には
三笠山刀利天宮像。『桐生山野研究会』HPにはお顔の写真もあります。
2021年12月04日 15:00撮影 by  iPhone 8, Apple
6
12/4 15:00
三笠山刀利天宮像。『桐生山野研究会』HPにはお顔の写真もあります。
一旦、滝上の枯れ沢を越えて、
2021年12月04日 15:15撮影 by  COOLPIX W100, NIKON
4
12/4 15:15
一旦、滝上の枯れ沢を越えて、
ちょっと怖い斜面をトラバースしていくと、何やら石像が見えてきました。
2021年12月04日 15:20撮影 by  COOLPIX W100, NIKON
5
12/4 15:20
ちょっと怖い斜面をトラバースしていくと、何やら石像が見えてきました。
八海山大頭羅神王像でした。
2021年12月04日 15:23撮影 by  COOLPIX W100, NIKON
9
12/4 15:23
八海山大頭羅神王像でした。
教えてもらわなければ絶対わかりませんね。この先の急斜面に踏み跡が続いていましたが、今回はここまでとして戻ります。
2021年12月04日 15:25撮影 by  iPhone 8, Apple
8
12/4 15:25
教えてもらわなければ絶対わかりませんね。この先の急斜面に踏み跡が続いていましたが、今回はここまでとして戻ります。
少し上方に烏天狗像がありました。
2021年12月04日 15:29撮影 by  iPhone 8, Apple
6
12/4 15:29
少し上方に烏天狗像がありました。
♬ボクの背中には羽がある ♬翼をください
2021年12月04日 15:30撮影 by  iPhone 8, Apple
5
12/4 15:30
♬ボクの背中には羽がある ♬翼をください
瀧上に戻り、右岸の岩場を巻きながら降ります。
2021年12月04日 15:35撮影 by  iPhone 8, Apple
2
12/4 15:35
瀧上に戻り、右岸の岩場を巻きながら降ります。
三つの石祠があるのはこの上かな?
2021年12月04日 15:38撮影 by  iPhone 8, Apple
3
12/4 15:38
三つの石祠があるのはこの上かな?
2021年12月04日 15:40撮影 by  COOLPIX W100, NIKON
3
12/4 15:40
右から「八大童子」「指徳(しとく)童子」「制多迦(せいたか)童子」「阿耨達(あのくた)童子」「烏倶婆誐(うくばが)童子」そして
2021年12月04日 15:44撮影 by  iPhone 8, Apple
4
12/4 15:44
右から「八大童子」「指徳(しとく)童子」「制多迦(せいたか)童子」「阿耨達(あのくた)童子」「烏倶婆誐(うくばが)童子」そして
不動明王立像です。これらも散乱していたものを見つけて並べられたのでしょう。残りの四童子も近くに隠れているのかな?
2021年12月04日 15:45撮影 by  iPhone 8, Apple
5
12/4 15:45
不動明王立像です。これらも散乱していたものを見つけて並べられたのでしょう。残りの四童子も近くに隠れているのかな?
「指徳(しとく)童子」の背面には「武汎間郡森戸村」とあります。
2021年12月04日 15:50撮影 by  iPhone 8, Apple
3
12/4 15:50
「指徳(しとく)童子」の背面には「武汎間郡森戸村」とあります。
滝の左に岩屋があります。
2021年12月04日 15:52撮影 by  iPhone 8, Apple
4
12/4 15:52
滝の左に岩屋があります。
清浄の滝。水流はごくわずかです。
2021年12月04日 15:52撮影 by  iPhone 8, Apple
5
12/4 15:52
清浄の滝。水流はごくわずかです。
右の崖にも不動と童子がおられるそう。今回はパス。
2021年12月04日 15:52撮影 by  iPhone 8, Apple
4
12/4 15:52
右の崖にも不動と童子がおられるそう。今回はパス。
左の岩屋に行ってみると、なかなかいい雰囲気で不動明王立像。
2021年12月04日 15:54撮影 by  iPhone 8, Apple
5
12/4 15:54
左の岩屋に行ってみると、なかなかいい雰囲気で不動明王立像。
お若い古田新って感じですかねぇ。
2021年12月04日 15:55撮影 by  iPhone 8, Apple
5
12/4 15:55
お若い古田新って感じですかねぇ。
滝場には秋の忘れ物。
2021年12月04日 15:58撮影 by  iPhone 8, Apple
4
12/4 15:58
滝場には秋の忘れ物。
日没が心配で暗い植林帯を急いで下ったら、如意輪様を見逃し、三杉の石祠まで来ちゃいました。
2021年12月04日 16:05撮影 by  iPhone 8, Apple
3
12/4 16:05
日没が心配で暗い植林帯を急いで下ったら、如意輪様を見逃し、三杉の石祠まで来ちゃいました。
「従是峯(西山)上仁田村分」石祠の役目の一つに境界がありますが、銘があるのは珍しい。「寛延元年辰十月吉日」(1748)しかもけっこう古め。
2021年12月04日 16:06撮影 by  iPhone 8, Apple
4
12/4 16:06
「従是峯(西山)上仁田村分」石祠の役目の一つに境界がありますが、銘があるのは珍しい。「寛延元年辰十月吉日」(1748)しかもけっこう古め。
何とか夕陽に間に合いました。
2021年12月04日 16:12撮影 by  iPhone 8, Apple
5
12/4 16:12
何とか夕陽に間に合いました。
徒渉して大崩林道
2021年12月04日 16:19撮影 by  iPhone 8, Apple
4
12/4 16:19
徒渉して大崩林道
左が来る時に間違えてしまった金沢峠方面の道。
2021年12月04日 16:28撮影 by  iPhone 8, Apple
4
12/4 16:28
左が来る時に間違えてしまった金沢峠方面の道。
ゴールです。この後、久しぶりに棟方志功の壁画でも見ながらカレーを食べようと桐生市内の『芭蕉』さんに行きましたが、やっていませんでした。
2021年12月04日 16:37撮影 by  iPhone 8, Apple
6
12/4 16:37
ゴールです。この後、久しぶりに棟方志功の壁画でも見ながらカレーを食べようと桐生市内の『芭蕉』さんに行きましたが、やっていませんでした。

感想

・土曜の朝は体が重くてなかなか起き上がれませんでしたが、天気も絶好みたいなので迷いに迷ってお山に出かけました。その結果このスタート時刻になってしまいました。
・桐生の三峰山は以前から行きたいと思っており、本来なら川内側から登って、反対の梅田側に下山したかったのですが、時間がなかったので川内側の周回になりました。低山なのでサクっと下山できると踏んでいたら、予想外に見所が多くて、結果的には時間が足りなくなってしまい、せめてもう一時間あればと後悔しました。それにしてもこの三峰山、吾妻ー鳴神コースの寂峰ですが、御嶽三座神の石像、八大童子三十六童子、立派な滝場とこれほどまでの里山御嶽はなかなかないと思います。三峰神社とのコラボも秩父フリークには嬉しいところ。是非もう一度じっくり歩いてみたいと思います。
・桐生山野研究会様のHPが大変参考になりました。お礼申し上げます。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:388人

コメント

こんばんは

この場所は前々から狙ってましたが、
完全なバリルートで沢地形なので躊躇してましたfoot

今回、godohanさんが調査してくださったお陰で全容が解明できましたので、
私も一度行ってみたいと思っています

>こちらは?「□山大権現」

写真の字体を見るかぎり『茨』に似てます
したがって『茨山大権現』と書いてあるのではないかと思います

意波羅山大権現は『意波羅・意和羅・井原・茨』などの漢字で表記されますbook
2021/12/9 19:53
Yamaotoko7さん こんばんは

ありがとうございます!!
「茨」は「意波羅」だったんですね!私も「茨」で「筑波山かな?」とか思ったりしましたが、まさか「意波羅」までは考えが及びませんでした。そうわかっていればもっとじっくり見てくれば良かったですね。とても勉強になりました。
それから三十六童子の石塔群の中に何とか「八海山大権現」と読めるものもありました。
道もそれほど不明瞭ではないので是非お訪ねくださいませ。それでは。
2021/12/9 23:26
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら