記録ID: 38250
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無雪期ピークハント/縦走
大山・蒜山
大山(だいせん)(100名山)
2009年05月03日(日) [日帰り]
- GPS
- --:--
- 距離
- 10.3km
- 登り
- 1,059m
- 下り
- 1,047m
コースタイム
4:10駐車場→4:30大神山神社→5:00下宝珠越→6:00ユートピア小屋→6:30剣ケ峰→7:00〜10ユートピア小屋→8:20駐車場
天候 | 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2009年05月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
GW西国100名山巡り、第1弾は大山。金曜の夜、東京を出発するも、GW初日とあって深夜も高速は大渋滞。結局、登山口についたのは、土曜の3時過ぎになってしまった。このため、この日は米子の皆生温泉に入って、また登山口に戻り、大駐車場で車中泊とする。 翌朝、まだ暗い時間にヘッドライトで石畳の参道を大神山神社へ。真っ暗の境内で登山口を探して、ゆっくり進む。途中でユートピア方面への分岐があったので、そちらに入ると下宝珠越への急登が始まる。途中林道と交差して、尾根に出た頃には大分明るくなってきた。 尾根は一転ひろびろとしたブナの自然林(このブナ林は「ブナの山旅」という本でも西日本最高のブナ林として紹介されている)となる。最初は比較的平坦だが、やがてアップダウンが出てくるようになり、中宝珠越、上宝珠越と進むごとに、展望が開け、目前に凄まじい大山の絶壁が広がる。ここは北アルプスの剣岳ではないかと錯覚するほどだ。途中何度か雪渓や崩落地を通過するところもあるが、特に危なくは無くアイゼンも不要だった。 ユートピア小屋からは雰囲気はアルペンモードだが、あいにく上部はガスがかかっていた。剣が峰への稜線は一般登山道ではなく、両側が激しく切れ落ちているので、晴れていたらかなり怖いのだろうが、ガスのため恐怖心は軽減される。ただ、道は肩幅程度の箇所もあるので慎重に。基本的には両側が切れ落ちているが、片側に若干草が生えていたりして、本当に平行棒状態(大げさ?)のところは数箇所でほんの短い区間だった。一箇所だけ稜線上に雪が残っているところがあり、踏み抜いて谷底に転落ということにならないよう、細心の注意を払った。(こういう部分からも剣が峰はファミリーハイキング向けとは到底言い難い) 剣が峰には昭和34年の米子高校山岳部の遭難慰霊塔がたっている。ここから弥山への縦走はさらに危険だという話なので、来た道をそのまま慎重に引き返す。山麓まで降りてくるとブナの新緑が気持ちよく、先程のハードな稜線が嘘のようだった。 |
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