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Yamareco

記録ID: 3825749
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
奥秩父

雁ヶ腹摺山 姥子山 (金山鉱泉跡より)

2021年12月11日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
06:35
距離
13.1km
登り
1,490m
下り
1,491m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:55
休憩
0:40
合計
6:35
距離 13.1km 登り 1,492m 下り 1,491m
7:17
68
金山鉱泉跡駐車スペース
8:25
8:27
5
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8:33
10
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7
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6
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59
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13:50
2
13:52
金山鉱泉跡駐車スペース
天候 快晴、ほぼ無風。
週央に降った雪が標高1650m付近より上に残っていました。
過去天気図(気象庁) 2021年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
中央自動車道大月ICより国道20号、山梨県道512号、林道金山線を経て金山鉱泉跡へ。付近に駐車スペース数ヶ所あり。
林道金山線へは、遅能戸バス停のそばを右斜め下に折れて入ります。ここで道なり(左斜め)に進むと、違う沢筋に連れて行かれます。また金山鉱泉跡付近は幅員狭小、離合困難な箇所が多いです。
コース状況/
危険箇所等
ほぼ全区間一般登山道ですが、少々補足しますと…
●金山鉱泉跡→土沢→金山峠
最近の山と○原地図で破線ルート(通行困難)とされた沢沿いの区間です。踏み跡、道形、テープを見てルートを判断しながらではありますが、歩くことはできます。路面状態はバリルート程度かな。急傾斜のトラバースは足運びを慎重に、また渡渉が多数ありますので増水時は要注意。
●雁ヶ腹摺山頂上付近
標高1650m付近より上に雪が残っており、足元が雪に加えて泥でズルズルとスリップします。
その他周辺情報 特にありません。金山鉱泉は閉館し、建物も取り壊されてしまいました。
登山口の駐車スペースです。まずは左の林道をさらに奥へ。
2021年12月11日 07:14撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
1
12/11 7:14
登山口の駐車スペースです。まずは左の林道をさらに奥へ。
最後の駐車スペース。車はここまで。
2021年12月11日 07:19撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
12/11 7:19
最後の駐車スペース。車はここまで。
金山林道はさらに続いていますが、ところどころでこのように斜面崩壊を起こしています。歩く分には問題ありません。
2021年12月11日 07:32撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
2
12/11 7:32
金山林道はさらに続いていますが、ところどころでこのように斜面崩壊を起こしています。歩く分には問題ありません。
元車道の終端。ここから急斜面のトラバース道です。道幅は狭く路面は柔らかく谷は深いので、一歩ずつ慎重に。
2021年12月11日 07:37撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
3
12/11 7:37
元車道の終端。ここから急斜面のトラバース道です。道幅は狭く路面は柔らかく谷は深いので、一歩ずつ慎重に。
固定ロープをつたって谷底に降りてきました。踏み跡、道形、テープを見て、ルートを探りながら進みます。
2021年12月11日 07:43撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
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12/11 7:43
固定ロープをつたって谷底に降りてきました。踏み跡、道形、テープを見て、ルートを探りながら進みます。
ポツポツと道標が立てられてはいますが、迷いやすそうな分岐もありました。GPSか地形図・コンパスがあったほうが精神衛生上よいかもです。
2021年12月11日 08:03撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
1
12/11 8:03
ポツポツと道標が立てられてはいますが、迷いやすそうな分岐もありました。GPSか地形図・コンパスがあったほうが精神衛生上よいかもです。
最後はこんな谷底を詰めていきました。谷が終わったら急登です。
2021年12月11日 08:14撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
12/11 8:14
最後はこんな谷底を詰めていきました。谷が終わったら急登です。
ガシガシ登って稜線の一般登山道に合流しました。ふぅー。
2021年12月11日 08:25撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
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12/11 8:25
ガシガシ登って稜線の一般登山道に合流しました。ふぅー。
林道奈良子線に出ました。車が通らなくなって荒れた林道をしばらく行き、のち尾根に取り付いて300mほどぐいぐいと標高を稼ぎます。
2021年12月11日 08:33撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
12/11 8:33
林道奈良子線に出ました。車が通らなくなって荒れた林道をしばらく行き、のち尾根に取り付いて300mほどぐいぐいと標高を稼ぎます。
標高約1460m。もうすぐ次の林道です。
2021年12月11日 09:22撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
12/11 9:22
標高約1460m。もうすぐ次の林道です。
再び林道奈良子線。この区間はまだ車道として生きているのかな。しばらくこの舗装路を行くと、右手に姥子山への登り口が現れます。
2021年12月11日 09:23撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
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12/11 9:23
再び林道奈良子線。この区間はまだ車道として生きているのかな。しばらくこの舗装路を行くと、右手に姥子山への登り口が現れます。
姥子山は双耳峰。東峰頂上からの絶景富士です。
2021年12月11日 09:43撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
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12/11 9:43
姥子山は双耳峰。東峰頂上からの絶景富士です。
姥子山東峰頂上にて。向こうはこれから目指す雁ヶ腹摺山。
2021年12月11日 09:48撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
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12/11 9:48
姥子山東峰頂上にて。向こうはこれから目指す雁ヶ腹摺山。
先ほどの林道奈良子線まで戻り、そこから標高差約400mを一登りすると雁ヶ腹摺山です。標高1650mを超えると雪が目立つようになりました。
2021年12月11日 10:25撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
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12/11 10:25
先ほどの林道奈良子線まで戻り、そこから標高差約400mを一登りすると雁ヶ腹摺山です。標高1650mを超えると雪が目立つようになりました。
もうすぐ頂上。多いところで10cmほど雪が残っていました。
2021年12月11日 10:52撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
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12/11 10:52
もうすぐ頂上。多いところで10cmほど雪が残っていました。
雁ヶ腹摺山頂上に到着です。
2021年12月11日 10:56撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
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12/11 10:56
雁ヶ腹摺山頂上に到着です。
振り向くと、懐かしい五百円札の富士山です。紙幣から硬貨に変わって、来年でもう40年。早いなあ。
2021年12月11日 10:57撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
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12/11 10:57
振り向くと、懐かしい五百円札の富士山です。紙幣から硬貨に変わって、来年でもう40年。早いなあ。
雁ヶ腹摺山から見る富士山は、前景のバランスがいいですね。三ツ峠と滝子山です。下山後、大事に取ってあった五百円札を出して比べてみたら、たしかにこの通りでした。
2021年12月11日 10:57撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
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12/11 10:57
雁ヶ腹摺山から見る富士山は、前景のバランスがいいですね。三ツ峠と滝子山です。下山後、大事に取ってあった五百円札を出して比べてみたら、たしかにこの通りでした。
帰路は沢沿いではなく、尾根道を伝って金山鉱泉に戻ります。
2021年12月11日 12:54撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
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12/11 12:54
帰路は沢沿いではなく、尾根道を伝って金山鉱泉に戻ります。
ここは緩斜面ですが、もっと急で痩せた箇所もあります。谷が深いので、落ち葉のスリップに気をつけながら尾根道を下っていきました。
2021年12月11日 13:23撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
12/11 13:23
ここは緩斜面ですが、もっと急で痩せた箇所もあります。谷が深いので、落ち葉のスリップに気をつけながら尾根道を下っていきました。
標高900mで尾根を外れ、急斜面を九十九折で降下します。ここからの道は太くしっかり。
2021年12月11日 13:35撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
12/11 13:35
標高900mで尾根を外れ、急斜面を九十九折で降下します。ここからの道は太くしっかり。
谷底に古い木橋が架かっていました。これを渡って数メートル上がれば、登山口に戻ります。
2021年12月11日 13:51撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
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12/11 13:51
谷底に古い木橋が架かっていました。これを渡って数メートル上がれば、登山口に戻ります。

装備

個人装備
長袖シャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 ザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス ツェルト カメラ アウター手袋 予備手袋 アイゼン 水筒(保温性)

感想

大峠の車道が冬季閉鎖され、下から登らねばならないこの時期の雁ヶ腹摺山。山頂は貸し切り、すれ違ったのもソロばかり3人だけで、とても静かな山行でした。今季初めて雪を踏み、標高差1500m弱を上り下りしてよい運動にもなりました。
五百円札の富士山を当時の鉄道省職員が撮影されたのは昭和17年だとか。戦時中、山に登るのも写真を撮るのもいろいろ大変だったんじゃないかと想像しました。また、それが戦後になってなぜ紙幣の絵として世に出ることになったんでしょう?興味がわきます。

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