新雪サクサク、冬の陽が眩しい乙女峠〜金時山



- GPS
- 04:30
- 距離
- 6.1km
- 登り
- 578m
- 下り
- 559m
コースタイム
乙女峠11:00
長尾山11:20
金時山12:00/13:00
長尾山13:50
ふじみ茶屋14:50
天候 | 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ふじみ茶屋登山者専用駐車場(限定10台まで)1日¥1000 ※この時期は原則冬用タイヤ装着でないと停めさせてくれないとのこと 確かに店の裏手なので凍結していた。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
今日の登山者の8割方は軽アイゼン未着用だったが、着用した方が無難。 明日以降凍結したら必須だと思う。 |
写真
感想
今日は誘われて箱根外輪山最高峰の金時山へ。
金時山は2年ぶりだ。
前回は仙石原=箱根山カルデラの中から登ったが、今回は外輪山の乙女峠から登る。
その分標高差も少ない。
水曜日に南岸低気圧が通過し、その後日本海側にも低気圧が発達したので、
関東地方ではこの時期としては珍しく3日も雨が続いた。
今日はその低気圧が東海上に抜けやっと冬晴れが戻った。
が、心配なのは平地での雨は当然山では雪だったはずで、それがどのくらい積もっているかということである。
今回は東名高速、御殿場ICから乙女峠へ向かう。
途中海老名SAからは雪化粧した丹沢山塊と富士山、そして今回向かう箱根の山々がよく見えていた。
乙女峠への道はチェーン規制となっていたが、到着が10時頃と遅かったので凍結している部分はなかった。
が、もう少し時間が早いと凍結していそうなところは多かった。
乙女峠のふじみ茶屋の登山者用駐車場に車を止めて出発。
富士山もよく晴れている。
今日は強い冬型になって季節風が強く、時折雪雲が流れ込むとの予報だったが、思ったより穏やかだ。
ふじみ茶屋から乙女峠へ登り始める。
雪が昨日まで降り続いていたからか思ったより凍結しておらず、とりあえず軽アイゼンなしで登り始める。
日当たりがよいところが多く、新雪をサクサク踏みしめながら登る。
ただ、これが1回融けてしまうと凍結してしまい軽アイゼン必須になるだろう。
乙女峠から長尾山を経て金時山へ。
終始緩やかな尾根道で、日当たりもよく、箱根の中央火口丘とカルデラを眺めながら歩くのは楽しい。
空の青さと、雪の白さもきれいだ。雪山ハイキングの醍醐味である。
冬の季節風も強くなく、寒くもなく、暑くもなく快適。
長尾山の先と金時山手前とで2回鞍部があり、そこはさすがに雪が部分的に凍結していたし傾斜もあるので滑りやすい。
軽アイゼンなしの他の登山者も恐る恐るという感じで歩いていた。
金時山山頂はこの前の秋ほどではないがかなりの賑わい。
八ヶ岳や南アルプスは雲に隠れていたが、目の前の富士山は圧巻で、
トイレ裏からは雪化粧した丹沢山塊と関東平野を眺めることができ大満足だった。
金時山から見ると富士山の御殿場側に長く延びた積雪を真正面から見ることになる。
富士山の雪は毎年御殿場側が長く伸びているが、これは北西の季節風の影響で
南東側に長く雪がつくのか、それとも宝永噴火の影響でこのあたりだけ樹木が少ないか、
なんらかの理由があるのだろう。
帰りはさすがに下りなので、転びたくなかったため軽アイゼンを装着。
12年前に1000円程度で買った4本爪の軽易なものだが、こんな小さな爪でもあるのとないのとでは大違いで、
やはりコンパクトだし「お守り」として持っていて間違いはないなと思った。
帰りがけに御殿場市温泉会館にて入浴。
露天ではないが大きなガラス窓を通して目の前に夕暮れに染まる富士山を眺めることができた。
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