大谷山

2021年12月19日(日) [日帰り]

• GPS: 02:49
• 距離: 5.9km
• 登り: 407m
• 下り: 408m

コースタイム

日帰り

• 山行: 2:37
• 休憩: 0:12
• 合計: 2:49

12:08 スタート地点
13:49 14:01 大谷山
14:57 ゴール地点

アクセス

利用交通機関：

自家用車

写真

12/19 12:09

別所砂留の駐車場からスタート。ここは製材所の敷地ですが、ご厚意で解放されています。ちょうど、地元の別所砂留を守る会の方々が整備（草刈り）から戻ってきたところで、砂留や登山ルートのことを教えていただきました。

12/19 12:16

砂留の解説です。ようするに、江戸時代の砂防ダムです。

12/19 12:23

これが砂留です。きれいに石が組まれています。

12/19 12:24

いまでも砂防に役立っているみたいです

12/19 12:28

土木学会選奨土木遺産だそうです

12/19 13:10

ハイライトが10番砂留。重機がない時代に、これだけの石組みを作るのは大変だったでしょう。そして、埋もれた砂留を掘り起こして整地、草刈り、遊歩道の整備まで、守る会の方々のご尽力には頭が下がります。

12/19 13:14

さあ、ここからいよいよ登山道です。10番砂留の先から尾根にあがる縦走路を進みます。砂留するような場所ですから、もちろん急登です。あまりの急登だったので、核心部の写真はありません。

12/19 13:20

しかも、急に空が暗くなり、アラレが降ってきました。これはヤバい・・・

12/19 13:21

と思ったら、日が差してきました。通り雨（アラレ）だったようです。このあたりからなだらかな縦走路になりました。

12/19 13:22

登山道の途中にも、小規模な砂留がありました。

12/19 13:29

金属板に道案内がありました。

12/19 13:33

大旗山や13番砂留からの道と合流しました。

12/19 13:34

大谷山の山頂方面

12/19 13:45

砂留からの激登り＆アラレ攻撃と打って変わって、木漏れ日のなだらかな稜線歩きです。

12/19 13:50

分岐がありました。ヤマレコのルートは直進のようですが、どうも方角が合わない？？

12/19 13:50

山頂には車道が通じていることはわかっているので、周り道でもまずは道路に出ることにしました。

12/19 13:51

右上すぐが山頂です。この道を進んで回りこみます。

12/19 13:54

ここが山頂です。あの激登りは何だったのか、というほどギャップがあります。

12/19 13:56

裏手に回ると福山山岳会の案内板がありました。うっすらと大谷山って書いてあるのですが、明確な山名版は見当たりませんでした。

12/19 14:03

また車道を戻るのは嫌なので、GPSを頼りに藪に突入しました。よ〜く見ると、うっすらと踏み跡がありましたので、進んでみたら、ここに出ました。来たときはT字路かと思ったら、その間にも道があり、リボンもありました。ここを突っ込めば車道を見ずに登頂できますよ(笑)

12/19 14:10

帰り道で、福山の街並みが見えました。さすが「のぞみ」が停まるだけあって都会ですね。

12/19 14:18

帰りは13番砂留に向かいます。

12/19 14:24

ここで大旗山への稜線から離れて、13番砂留へ急降下します。

12/19 14:24

こちらは案内図にも載っているルートなので、整備されています。急斜面ですが、ロープのおかげで助かります。

12/19 14:30

13番から上にも砂留があるようですが、未整備です。

12/19 14:57

無事下山

撮影機器：

OLYMPUS Tough TG-6 オリンパス

感想

低山マスター

大谷山は南側からは車道で楽に登れますが、北側の砂留からのルートが面白そうだったので、あえてそちらにしました。
先人たちの知恵と苦労を感じ、また守る会の方々のご尽力に感謝しつつ、（山頂以外は）よい山歩きでした。今回は大旗山や利鎌山城址への縦走路をパスしたので、新緑や紅葉の季節に再訪したいと思います。