日向根、黒山三滝、鼻曲山、ゆうパークおごせ
- GPS
- 06:59
- 距離
- 18.6km
- 登り
- 1,048m
- 下り
- 1,309m
コースタイム
-関八州見晴台10:35-花立松ノ峠11:02-黒山三滝11:41(昼食)12:12-笹郷12:45
-鼻曲山13:30-天望峠14:07-桂木観音14:26(小休止)-ゆうパークおごせ15:21
天候 | 快晴!!午後からちょっと風強し |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
明覚駅7:47-(イーグルバス)-せせらぎバスセンター7:51 せせらぎバスセンター8:00-(イーグルバス)-日向根8:20 300円/人 復路:ゆうパークおごせ16:40-(送迎バス)-越生駅16:47 |
コース状況/ 危険箇所等 |
◇明覚駅、せせらぎバスセンター ・びっくりするほど小奇麗な駅舎です。トイレ有り ・イーグルバスは八高線の到着に合わせて駅前に待機しています 但し、7:43着だとバス発車が7:47なので4分間にソッコーで用を済ます必要有り ・明覚駅〜せせらぎBC、せせらぎBC〜日向根まで乗車は我々だけでした ・せせらぎバスセンターはベンチがありますが、トイレはありません ・ときがわ町路線イーグルバスはハブ&スポーク方式で、乗り継ぎ時には運転手さに整理券へハンコを押してもらいます すると最終降車時にエンド-エンドの差額分を払います。よく考えてますね ◇日向根〜檥(ブナ)峠 ・日向根バス停から「越後稲荷の大杉」道標に従ってしばらく車道を登ります ・大杉を見学して一旦車道に戻り、その先すぐに檥峠方面の道標がでてきて南西方面の未舗装林道を進みます ・標高600mを過ぎたあたりから雪がちらほら。 700mを超えると雪が凍結して路肩近くを歩かないと滑ります ・檥峠も舗装道路上に一面に積雪状態 ・関八州見晴台まで積雪箇所が多くでてきますが、結局軽アイゼンは装着しませんでした。 ただ、これからさらに路面凍結すると危険なのでお守りで軽アイゼン携帯することをお勧めします ◇〜関八州見晴台 ・舗装道路は多くの箇所で雪が凍結。「関東ふれあいの道」の登山道も積雪が多いところで5cm以上あります。 ただし、登山道のほうが積雪あっても歩きやすいです ・飯盛山は何故か積雪が少なかった ・関八州見晴台の西側の道は雪が残っていましたが、東側の花立松ノ峠方面には雪は全く無し。 ちなみに本コースで積雪を楽しめたのはここまでです ・関八州見晴台はさすがに空いてました。。我々と他1名のみ。 快晴と冬の奥武蔵山々、遠く奥秩父の三宝山まで見渡せて超絶景でした ◇〜黒山三滝 ・花立松ノ峠から一旦北側に車道を下がって右側に黒山三滝方面への下り道があります ・黒山三滝もそうですが、ず〜っと北側斜面沿いの道なので日が当らない。。寒いです ・基本、道標に従えば迷うことはありません。 登山道から途中車道になってからしばらく歩くと再度、黒山三滝への下り口があります。見逃さないよう ・男滝、女滝から太鼓橋を渡って登ると東屋があります その先を再度下ると天狗滝へ行けます。天狗滝からも車道に復帰できます ・黒山バス停方面に向かう車道で綺麗な公衆トイレが2箇所あります ◇〜鼻曲山、桂木観音 ・黒山、笹郷としばらく車道歩き ・鼻曲山方面の尾根に上がるのにショートカット道を地元の方に教わりました ・車道の笹郷の顔振峠分岐、さらに進むと諏訪神社分岐がでてきます。 さらに車道をそこから600mほど進むと左側に使われていない林道の分岐があります。 ここが鼻曲山方面への尾根までショートカット道。 (すいません、分岐の写真を撮り忘れました。GPSログで場所確認して下さい) ・ちょっとヤブっぽく暗くてビビリますが、道は明瞭で問題ありません。 ただ、意外と傾斜がキツイので後半の足には少しシンドイかも。 カイ立場経由より20分以上は短縮できたと思います ・桂木観音前の休憩所から東京方面の天望が素晴らしいです ◇〜ゆうパークおごせ ・桂木観音から道標に従って柚子畑の中を進みます ・入館料は950円/人。でも何故か100円割引してくれました(理由を聞き逃した) ・露天風呂は奥飛騨温泉の湯の花を入れてくれてます ・ロッカーも無料だし、風呂も施設も思った以上にキレイでした ・ボディーソープ、シャンプーあり ・ありがたいことに越生駅まで無料送迎してくれます。うれしいー! |
写真
感想
寒い寒いと家に居ても仕方ないので。
冬木立の展望を期待した奥武蔵グリーンラインから黒山三滝、桂木観音と越生方面を歩いてきました。
朝の明覚駅からときがわ町エリアバスに乗り込むと空気もシートも冷たい!
せせらぎBCの乗換も日向根までも運転手さんと我々だけ。。
こりゃ、マイナールート間違い無しですな
日向根のバス停から越沢稲荷の大スギまでは里山風景のノンビリした雰囲気。
眼下には越生方面の街並みが良く見えます。。その先は筑波山かなぁ
大スギに近づくとそこにバス停が立ってます。。あれ?なんでここに?
んん?「稲荷前」? 。。えっ、山猫電鉄バス??
ありゃ、トトロじゃないですか。これは洒落てますな〜
当の大スギは幹周り6m強。ここでパワーをわけてもらって出発です。
檥峠の道標に従い、歩きやすい林道を進みます。
それにしても檥峠。。ブナ峠、読めないなぁ〜 山毛欅、橅?そんな漢字あるんだ。。
予想通り、だ〜れも居ないし。だ〜れも会わない。。静かだなぁ〜
木曜日、金曜日の天気で奥武蔵方面でも雪か?と期待してたのですが、どうも周りをみても全然そんな気配無し。。
「アイゼン持って来いというから。。重いんだけど」
相方の攻撃を受けながら、「いやいや、これからわからんぞー」とごまかし。
しばらくして道端に溶けかけた雪が。。
「ほら〜やっぱり雪降ったんだよ」
「だからって、アイゼンいらないじゃん」
「・・・」
っと。ところがところが標高700mを超えるころには様相が一変。
なんと積雪だらけ。道は凍結状態。
「わ〜い、すごい!雪だらけだ〜」喜ぶ相方。。
あの。。さっきまで疑ってませんでした?
軽アイゼンつけるか迷いながら、積雪の比較的新しい部分を歩きます。
足跡は動物のみ。。なんだろう、この足跡。。
ちょっとビビリながら檥峠に到着。ありゃ〜こっちも一面道路が積雪ですなぁ
たまに通るノーマルタイヤの自動車がよっぽど怖かったけど。。
結構さらさら系の雪で凍結部分を避ければ、これまた楽しい〜
すっかり相方ははしゃいでるし。
登山道も落ち葉の上の積雪はまだまだ踏まれてない箇所もあり、バフバフしながら進みます。
幸いにも凍結で怖い箇所も無かったので軽アイゼン装着無しで歩いてしまいました。
12月に雪見れるなんて良かったなぁ〜うんうん。
関八州見晴台、時間が早いのか人も少ない。。でもでも、それにも増して。。
うっすら雪をかぶった両神山、かっちょいいー。
白くなった武甲山、そして先々週歩いた小持山、大持山。。
その奥には日向沢ノ峰や蕎麦粒山まで良く見えました。
最後尾には真っ白な富士山も並んでいます。
なんと、奥秩父の十文字峠や埼玉県最高峰の三宝山まで確認できて。。
今年歩いた山々の大絶景!!
本当に素晴らしい!薄い雪化粧の山々、すっごく綺麗です。
いや〜来て良かった。こんな良い天気で空気も澄んでいて。。
今年はもう思い残すことはありません。。
黒山三滝まで降りて、冬の滝を見学。
寒いであろう予想で今回は鍋をやめて、相方の肉巻きおにぎり。
トン汁だけ温めて。。いや〜これも美味かった。ありがとー
お腹も心も温まって桂木観音へ向かいます。
笹郷を過ぎて民家のやさしそうなオジサンに「尾根に上がるショートカットはないですか?」と聞いちゃいました。
すると、とても親切に入り口を教えて頂いて。(ありがとうございました!)
確かに道標も何もないので、知らなければスルーしちゃいますね、この道。
最初は暗い。。ヤブっぽくヤバイか?と心配しましたが、方角は合ってるのでどんどんと進みます。
斜面がキツクなりましたが道はハッキリしていて。
おお!無事に鼻曲山の手前辺りに出てきて尾根に上がることができました。
さすが地元の方、よくご存知です。(ただ、斜度がキツかったので相方には不評でした)
冬木立の鼻曲山に着くころには風が強く、寒くてそそくさと次を急ぎます。
途中に送電用の工事中の鉄塔と資材運ぶモノレールもあったり。
快調に飛ばして桂木観音に到着しました。
ここで紅茶オレ飲んで休憩。最近ゲットした山専テルモスが役にたってます。
一面、柚子畑だらけの道を通って「ゆうパークおごせ」に向かいます。
畑の脇に柚子の無人販売があって、沢山入って100円。
お土産に良いかも。。なんたって今日は冬至だし。柚子湯でしょ。
ゆうパークおごせの露天風呂で温まった後は、越生駅までバスで送迎してくれます。
こんな寒い日に風呂上りで歩くのは嫌ですからね。ありがたいこって。
坂戸の居酒屋で芋焼酎を飲んで反省会。
千鳥足になりながら帰路につきました。
期待以上の楽しい雪道、そして奥武蔵の山々大展望、冬の滝見。
そしてちょっぴりお得なルートを教えて頂いた地元の方のご親切に触れて。
とても充実した一日でした。
今年の山行はこれで終わりですが、来年もできる限りいろんな所を歩いてみたいです。
もちろん、B&Bで。。
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