入笠山☆八ヶ岳が!甲斐駒ヶ岳が!富士山が!今シーズン最初のスノーハイク
- GPS
- 04:32
- 距離
- 4.9km
- 登り
- 288m
- 下り
- 277m
コースタイム
11:29山彦荘11:40
12:01マナスル山荘
12:24岩場迂回コース分岐12:37
12:59入笠山山頂13:25
13:52マナスル山荘(昼食休憩)14:40
15:03山彦荘
15:32富士山ビューポイント(寄り道)
15:40ゴンドラ山頂駅
天候 | 晴れのち曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2013年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス タクシー
タクシーにて富士見パノラマリゾートへ 【帰り】富士見パノラマリゾート17:00−17:10富士見駅 富士見駅17:41−18:19塩尻駅19:19−21:21名古屋駅21:32−22:08京都駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【トイレ】ゴンドラ山頂駅、山彦荘横、マナスル山荘横 【危険箇所】特になし 【コース状況】積雪30〜50cm程度、トレースはしっかりあり。凍結箇所なし。 |
写真
装備
個人装備 |
ハンディGPS 1 予備電池含む
地図 1
コンパス 1
アイゼン 1
スノーシュー 1
トレッキングポール 1
ヘッドライト 1 予備電池含む
防寒着
レインウェア 1
サングラス 1
ゲイター 1
飲料水 500ml×2本
水 食事用500ml×1本
行動食
|
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共同装備 |
ツェルト 1
ファーストエイドキット 1
ガスストーブ 1
コッフェル 1
|
感想
【入笠山☆今シーズン最初のスノーハイク】
雪山のレコが増えて、それらを見てるうちに…年内に雪山を観に行きたい!
強い衝動にかられ、日帰りプチ遠征を企画!
今回の目的は2つ:
“ヶ岳、富士山、南/中央/北アルプス等の雪山を眺めること
∪稙餐備(アイゼン、スノーシュー、チェーンスパイク、BC用ザックなど)をチェックすること
雪の入笠山は昨シーズン、下見と称してソロで歩いてました。
その時は展望が素晴らしく、大満足して、昨シーズンはそのまま放置!
ということで…改めて今シーズン最初のスノーハイクに抜擢!!
幸運にも冬型気圧配置が緩みそうな連休最終日に、八ヶ岳、甲斐駒ヶ岳、富士山その他たくさんの山々を眺めに、入笠山へ出かけてきました。
当日はお天気にも恵まれ、狙い通り八ヶ岳や富士山、そして南アルプス、中央アルプス、北アルプスなどなど、文字通り360度の展望を楽しめました!
そして、ほぼ同じコースを歩いた別パーティの方々や、マナスル山荘のおばさまとも楽しくお話ができて、とても満足できたONE DAY SNOW HIKEとなりました!
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《記録の詳細》
3連休の最終日、チョー早起きして最寄駅の始発電車に飛び乗ります。
これに乗り遅れたら、このプチ遠征は成り立ちません!
名古屋駅7時発の特急しなのに乗り込むことが必須条件です!
今回も何とか始発の特急しなのに乗ることができて、やれやれ…。
昨夜の寝不足を解消すべく、朝寝体制に入りますが、今シーズン初のスノーハイクということでちょっと興奮気味!?
さらに木曽福島あたりからは、遠くに冠雪した山々が見え隠れして、さらにテンション上がり、居眠りどころではありません!
そんなこんなで塩尻駅に近づきます。ここが今日の核心部分!ザックとスノシュを担いで、乗り継ぎ3分にチャレンジです!
「しなの」が少し遅れて焦りましたが、さすがJR!新宿行きが待ってくれてました。
ちょっと贅沢な乗り継ぎで、入笠山最寄り駅の富士見駅に9時半頃に到着。
10時に無料シャトルバス(富士見パノラマリゾート)がでますが…今日は日帰りで時間が欲しいので、さらに贅沢してタクシーに乗り込み、スキー場(富士見スノーリゾート)に着きました(1500円)
到着して直ぐにチケット売場でゴンドラ往復券(登山用)を購入。定価1600円ですが、スキー場HPの割引チケットorモンベルカードで1400円。
ザックを整理して、スノシュケースをコインロッカーに預けて、少し離れたゴンドラ乗場へ。そしてゴンドラで一気に山頂へ上がりました…今日も楽チン!楽チン!
既にゴンドラの中から正面に八ヶ岳、右手に富士山が現れ、歩く前から絶景に感動!
すぐに山頂駅に着いて、すぐ近くのハイキングコース入口で身支度を整えます。
コース上は40〜50cmの積雪。ツボ足でも充分歩けそうですが、NEWギアチェック!先日購入したチェーンスパイク(CAMPのICE MASTER)を試してみることに。
最初はなだらかな林間コースを歩き、少し下って林道に交差。入笠湿原の入口ゲートです。
ゲートをくぐり湿原を横切って、湿原を出れば山彦荘に到着。冬季休業中の模様。
小屋の隣に立派なトイレ。
このあたりから少し積雪も増えてきたので、チェーンスパイクのテスト終了!
このスパイク、なかなか良い感じ!急坂や凍結箇所は試せませんでしたが、ちょっとした冬の低山やコース入るまでのアプローチなどに使えるかも?!
但し、前後のゴムが強く、着脱で筋肉痛になりそう!(ちょっとオーバー)
山彦荘からはスノシュを装着します。もちろんスノシュなしでも充分歩けます。
林道でも進めそうですが、スノシュトレーニングと位置付けて?夏道を歩きます。
久しぶりのスノシュ!雪がフカフカじゃなくても楽しい!!
夏道を終え、林道に出ると大阿原湿原との分岐。そのまま直進して、マナスル山荘に向かいます。
真っ直ぐに進むとマナスル山荘に到着です。前回立ち寄ってホッコリした記憶あり。
ホッコリタイムは帰り道として、山頂を目指して入笠登山口から歩き始めます。まだスノシュトレは続きます。
この後少し傾斜がまして、スノシュのヒールリフターをあげようか?迷いましたが、今日はそのままでふくらはぎの筋肉をイジメます。
尾根に取り付くと道は穏やかになり、入笠山山頂が見えてきます。
そして、岩道迂回コース分岐に到着です。
前回はこの分岐見落としました。そのまま迂回コースを歩いたみたい。
でも今年は違います!岩道コースを直登します!といってもそうたいしたことではありませんが…。但しここでスノシュからアイゼンに履き替えます。今日3つ目の雪道ギア!
久しぶりのアイゼンの感覚を確かめながら、ゆっくり登ります。所々岩が隠れてますが、歩きづらいほどでもありません。
途中1箇所、短い鎖場がありましたが、鎖に触れることなく登れました。
視界が開け、後ろに八ヶ岳が見えてきたら、入笠山山頂はすぐそこ。
山頂標識と方位盤が見えたら山頂です。
今日もかなりいい天気!正面にドーンと八ヶ岳!続いて富士山、甲斐駒ヶ岳、仙丈ヶ岳、御嶽山、乗鞍岳、穂高連峰、北アルプスの山々と360度の大展望!
思わず見惚れ、慌てて写真を撮ります。その後も他のPTの方々と方位盤と照らし合わせながら山々を眺めました。
写真では上手く撮れませんでしたが、雲が流れる中、穂先が見え隠れして、皆さんテンション上がってます。
頂上は多少風が吹いてますが、寒くて仕方ない程ではなく、景色を充分楽しむことができました。
そしてカッコいい女性ガイドさん率いるPTの方々と記念写真を撮り合って、最後にもう一度、ぐるっと360度山々の景色を見納めて下山します。
下山は頂上から岩道迂回コースを下るつもりでしたが、ルートミス?
しっかりした踏み跡に誘われ、急斜面を降りることになってしまいました。
降りて直ぐに迂回コースに合流、日当たり良く見晴らしの良い場所を探しましたが、見当たらず、山コーヒーはお預けとなりました。
そのまま雪道をサクサクと下り、お花畑(旧スキー場跡)横に到着。帰りはスキー場跡を気持ち良く下りました。
そしてマナスル山荘に到着、昼食休憩とします。
山荘には既に先客がおられ、楽しそうに食事で盛り上がってます。
ほぼ同じ行程を歩いてたPTの皆さん、ほんと楽しそう!
小屋に入って最初、小屋の方と勘違いして、そのPTの方に、山バッジや食事を注文してしまいました。(配膳までしていただきました…)
誠に失礼いたしました。(後で奥を覗くと、人の良さそうな小屋のおばさまが一人で切り盛りされてました。皆さんお手伝いをされていたようです)
食事は山菜蕎麦ときな粉餅。その前に出して頂いた野沢菜がまた絶品!隣テーブルのソロのお兄さんが食べていた、なめこ汁も美味しそう!
昔の木造校舎みたいなこの山荘、とても雰囲気いいです!
最後に小屋のおばさまに挨拶すると、出口の外まで来られ、一緒に記念写真に入っていただきました。
別れ際には、我々のために小屋前の鐘を鳴らして見送って頂きました!
ちょっと…感動です!
山荘下のトイレをお借りして、林道を下り、また夏道を進めば直ぐに山彦荘に到着。
入笠湿原を見納めて、ゴンドラ山頂駅に向かいます。
ゴンドラ駅近くで最後の寄り道、富士山ビューポイントへ登ります。期待して登りましたが、富士山は大部分が雲の中。山頂部分が少しだけ見れました。
この時間になると、八ヶ岳も雲の中で、今日最後の絶景はのぞめませんでした。
そして、ゴールのハイキングコース入口、ゴンドラ山頂駅に到着、今日のスノーハイクを終えました。
時間的には非常に短い雪山ハイクでしたが、いろいろ楽しむことができて、とても満足!!
入笠山は…関西から電車で日帰りできる、冬の“穴場スポット”です!
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