タカハタから尾根通しで笠山へ
- GPS
- 06:42
- 距離
- 15.9km
- 登り
- 945m
- 下り
- 932m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
入山した道は谷津で行き止まり、尾根上まで適当に這い登った。 尾根筋には一応道が在るが、あまり使われていない様子で踏み跡は薄い。 下山ルートはごく最近藪が払われた感じで、竹竿にリボンを付けた物が点々と続いていた。来春から夏には元の藪に戻って通れなくなる可能性有り。 |
写真
感想
観音山の山行で下るつもりだった町村境界尾根。このまま放っておく訳にはいかないので、意を決して登ってみた。予定ではバスで移動して白石峠から剣ヶ峰・堂平山・笠山・タカハタと尾根通しに巡るつもりだったのだが、バスの時刻表をうっかり平日で調べてしまい、待ち時間が勿体無いので登りに変えた。
しかし、そうなると取り付きが問題だ。下りなら出たとこ勝負で何とでもなるが、登りではそうもいかない。取り敢えず末端から挑もうと向かったが、山に入れる様な所が無かった。取り付く島も無いとはこの事か。
稜線を眺めながら集落内を移動し、狙いをP308北の鞍部に変えた。谷津地形を入って行くと、墓場の前から山道が奥に続いていた。やった、これで尾根に乗れるかも。暫く登って行くと地元の人が一人、奥で山仕事をしていた。「突き当りですか」と尋ねると「いいや」との返答。「どこまで行くんだね」と聞かれたので「タカハタから笠山に登ろうと思いまして」と答えると、「ああ、タカハタ」「だったら〜」と道順を教えてくれた。おお、これで山に入る免罪符を手に入れた様なものだな。だがしかーし、指し示す方に道は無かった。いや、登って来た道以外どこにも道が無い。袋小路なのだ。山に暮らす人の感覚は我々と違うのだろうか。
急斜面を這い登って何とか稜線に出ると、はっきりそれと分かる窪んだ道が在った。だが枯れ枝や落葉が溜まって殆んど使われていないのが一目瞭然だ。窪みが無い所では道を見失いそうになるが、境界見出しの杭が代わって案内してくれる。尾根から外れた所に1つ三角点が在るのだが、何だか行く気が失せた。花水山という、そのまま山名に使えそうな良い名前なんだけどねえ。
こんな状態なんでタカハタも推して知るべしだ。実際に行ったという自己満足を満たすだけの山だった。せめて山名板を持って来て取り付けるべきだったかな。
片道予定だったのが往復になったんで、笠山から下山する事にした。これは笠山峠から下ってみるチャンスだ。「あずまや」さんというサイトで2011年の11月に検証し廃道の結論に至っているが、伐採に伴い状況が変化しているかも知れない。いや、変化していて欲しい。結果はルート図が示す通り、今現在は通過する事が出来る。しかし、思ったのと違って小規模に藪が払ってあるだけだった。春になればまた藪に埋もれるかも知れない。限定的なものと考えた方が良さそうだ。
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