陣馬形山
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- GPS
- 06:46
- 距離
- 14.4km
- 登り
- 949m
- 下り
- 954m
コースタイム
- 山行
- 5:50
- 休憩
- 0:53
- 合計
- 6:43
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
図らずも雪山登山になりましたが、コースそのものは危険箇所はなく、信州ならではの整備された登山道です。ただ、駐車場から登山口までの舗装された道を歩くのに30分ほどかかるので、これが少し難儀ですね。ちなみに1200m付近までチェーンスパイクを付けず夏靴で登りましたが、それ以降はチェーンアイゼンがないと無理でした。なお、山頂と駐車場近くにキレイなトイレがあります。 |
写真
装備
個人装備 |
フリースの上着
メッシュの下着
長袖シャツ
ズボン
靴下
耳あて付き帽子
靴
昼ご飯
飲料
日焼け止め
携帯
時計
タオル
ストック
カメラ
手袋
チェーンスパイク
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感想
図らずも雪山デビューになってしまいましたが、連休だから1月1日は信州のお山で、駐車場まで雪が無いところを探していました。下記のライブカメラで確認すると
https://livecam.asia/nagano/nakagawa-nagano/tenryugawa-169_0kp-sagan.html
雪がなさそうだったので(夜になっても明るいので本当にライブ?)、陣馬形山にしました。事実、中川村大草付近の道には殆んど雪はなく、まだ岐阜のほうが多いほどでしたので、雪山登山なるなんて駐車場では思ってもいませんでした。保険としてチェーンスパイクは持ってきましたが、このチェーンスパイクは、初めて雪山を体験する場所として、百々ヶ峰で雪が積もったときに使おうと買ったものでした。
そんな初心者的な発想で駐車場に着いた時の気温は-4℃。かなり寒かったのですが、メッシュの下着、メリノウールのシャツ、フリース、その上に上着、極寒用の靴下、タイツ、中厚手のズボンで終始問題なかったです。それと耳あてが付いた帽子がすこぶる良かったです。
ここの駐車場から登山口まで約40分かけて登っていきましたが、途中ランニングされていたお兄さんに声をかけられ、陣馬形山頂の素晴らしさを話してもらい、「風が強かったら、水は出ないけど(冬の間)キャンプの建物に避難してもいいよ」と言われ、山頂と最近できた駐車場のトイレまでも教えていただきました。ちなみに下山も駐車場近くで散歩されていた地元の方から挨拶をいただき、地元の温かさも感じました。
そして登るにつれて、新雪で滑りはしないものの、段々と雪が多くなっていくと不安になり、夏靴では爪先が濡れた感覚になっていき、ブナの大きな木を過ぎると、カミさんが「足が動かない」と言ってきました。そこでチェーンスパイクを装着するといままでの苦労が何だったんだろうと軽やかに登ることができ、逆に夏山登山よりも楽なぐらいでした。そのあと、山頂でのきれいなトイレや(信州のトイレは暖かい)素晴らしい山頂を満喫しました。
最後に初めてチェーンスパイクを付けた感想は、滑らなくても雪が深くなったら、我慢せずすぐに付ければ良かったのと、歩いているとアイゼンに雪が付いて団子状態になり、自分の背が高くなるので、その都度ストックで叩き落とすのが必要でした。また、下山で雪が少なくなってくると、今度は落ち葉と雪が混ざった団子が付くようになり、ストックで叩き落とすのが難しくなったところで、アイゼンを外しました。なお、外した濡れたアイゼンは、ザックにかけたカラビナに掛けて、下山しました。
雪山デビューになりましたが、今回は気温が低かったものの、風がなく天気がすこぶる良くて暖かったのと、雪が新雪だったこと、登山道が殆んど落ち葉の優しい道で、岩場などの急登が無かったこと、ここ最近は週末必ず登山をして体力を付けたことが、初めての雪山でも無事登れたんだと思っています。ほんと幸運でしたし、素晴らしいお山で雪山の初登山できたことは、夫婦ともに心に残る山行となりました。
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