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Yamareco

記録ID: 3880849
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
日光・那須・筑波

足尾・庚申山 (ラッセル/敗退)

2022年01月02日(日) [日帰り]
 - 拍手
tententeketen その他1人
体力度
3
日帰りが可能
GPS
07:18
距離
13.6km
登り
1,057m
下り
1,060m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:02
休憩
1:13
合計
7:15
距離 13.6km 登り 1,063m 下り 1,060m
7:36
54
8:30
24
8:54
8:56
6
9:02
9:03
136
11:19
11:24
18
11:42
12:46
10
12:56
12:57
51
13:48
4
13:52
16
14:08
43
14:51
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2022年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
・国民宿舎かじか荘の先に登山専用の広い駐車場あり
・路面凍結あり 走行注意
コース状況/
危険箇所等
・登山口から積雪あり
・トレース皆無
・一の鳥居から庚申山荘までの間、平均して膝ラッセル
・高度を上げる毎に積雪が増し、急傾斜地では所により腿ラッセル
・人の気配はなく動物の気配が色濃い深山 (鹿・猿など)
その他周辺情報 ◆国民宿舎かじか荘
日帰り入浴可
午前11時〜午後3時まで(受付:午後2時半まで)
国民宿舎かじか荘・登山専用の駐車場。軽トラックと乗用車の2台先客あり。軽トラックの方はお帰り支度中。昨日ホワイトアウトの荒天の中、庚申山を目指して出発したものの、引き返して駐車場でテント泊したとのこと。
2022年01月02日 07:33撮影 by  SHG03, SHARP
1/2 7:33
国民宿舎かじか荘・登山専用の駐車場。軽トラックと乗用車の2台先客あり。軽トラックの方はお帰り支度中。昨日ホワイトアウトの荒天の中、庚申山を目指して出発したものの、引き返して駐車場でテント泊したとのこと。
登山開始。出発支度をしている乗用車の親子 (父&息子) にご挨拶して先行する。既に積雪あり。年末の大寒波による新雪のようだ。
2022年01月02日 07:36撮影 by  SHG03, SHARP
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登山開始。出発支度をしている乗用車の親子 (父&息子) にご挨拶して先行する。既に積雪あり。年末の大寒波による新雪のようだ。
備前楯山へのカーブした車道を見送り、その奥の「一の鳥居」へ続くゲートの閉まった林道へ。
2022年01月02日 07:42撮影 by  SHG03, SHARP
1/2 7:42
備前楯山へのカーブした車道を見送り、その奥の「一の鳥居」へ続くゲートの閉まった林道へ。
標高902m付近、再び林道ゲートあり。しかしこの林道は高低差が殆どない。約 4.3km歩いても、稼ぐ標高は200mにも満たない。
2022年01月02日 08:06撮影 by  SHG03, SHARP
1/2 8:06
標高902m付近、再び林道ゲートあり。しかしこの林道は高低差が殆どない。約 4.3km歩いても、稼ぐ標高は200mにも満たない。
青空。快晴。奥に聳える山並みを目指す!
2022年01月02日 08:15撮影 by  SHG03, SHARP
1
1/2 8:15
青空。快晴。奥に聳える山並みを目指す!
笹見木橋付近。林道上での積雪は足首ぐらい。
2022年01月02日 08:31撮影 by  SHG03, SHARP
1/2 8:31
笹見木橋付近。林道上での積雪は足首ぐらい。
人間の足跡はないけど動物達の足跡は沢山ある。そこらじゅうから鹿の鳴き声がする。何度も姿を目撃。まさに動物ワールド。
2022年01月02日 08:32撮影 by  SHG03, SHARP
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人間の足跡はないけど動物達の足跡は沢山ある。そこらじゅうから鹿の鳴き声がする。何度も姿を目撃。まさに動物ワールド。
「天狗の投石」雪を被っていると、この地形の特異な景観は見られない。
2022年01月02日 08:38撮影 by  SHG03, SHARP
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「天狗の投石」雪を被っていると、この地形の特異な景観は見られない。
「一の鳥居」庚申七滝へ続く林道と別れて山道へ。
2022年01月02日 08:55撮影 by  SHG03, SHARP
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「一の鳥居」庚申七滝へ続く林道と別れて山道へ。
雪に埋もれてルートが分かりにくい箇所多々あり。
再び出てくる「庚申七滝」の道標。こちらには向かわずに、何度か橋を渡り返しながら、沢筋を上に向かう。
2022年01月02日 09:02撮影 by  SHG03, SHARP
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雪に埋もれてルートが分かりにくい箇所多々あり。
再び出てくる「庚申七滝」の道標。こちらには向かわずに、何度か橋を渡り返しながら、沢筋を上に向かう。
「百丁目」
2022年01月02日 09:44撮影 by  SHG03, SHARP
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「百丁目」
「鏡岩」庚申山にまつわる悲しい伝説。
2022年01月02日 10:01撮影 by  SHG03, SHARP
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「鏡岩」庚申山にまつわる悲しい伝説。
看板は「ヤシオ咲く庚申のみち」。花の時期にも再訪したい。
2022年01月02日 10:01撮影 by  SHG03, SHARP
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看板は「ヤシオ咲く庚申のみち」。花の時期にも再訪したい。
「夫婦蛙岩」
2022年01月02日 10:22撮影 by  SHG03, SHARP
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「夫婦蛙岩」
「仁王門」この辺りから傾斜と積雪量が増し、オーバーズボンを着用する。
2022年01月02日 10:59撮影 by  SHG03, SHARP
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「仁王門」この辺りから傾斜と積雪量が増し、オーバーズボンを着用する。
「旧猿田彦神社跡」ここから先は傾斜が落ちるものの、積雪量は益々増える。雪が重い。もうすぐ庚申山荘のハズなのに100m進むにも体力消耗が激しい。
2022年01月02日 11:29撮影 by  SHG03, SHARP
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「旧猿田彦神社跡」ここから先は傾斜が落ちるものの、積雪量は益々増える。雪が重い。もうすぐ庚申山荘のハズなのに100m進むにも体力消耗が激しい。
「庚申山荘」やっと、やっと到着した〜。小屋の入り口に続く雪に埋もれた階段が雪壁に見える…
2022年01月02日 11:55撮影 by  SHG03, SHARP
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「庚申山荘」やっと、やっと到着した〜。小屋の入り口に続く雪に埋もれた階段が雪壁に見える…
トイレ 閉鎖中
2022年01月02日 11:55撮影 by  SHG03, SHARP
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トイレ 閉鎖中
小屋のドアが開いてホッとした。中は綺麗に整理整頓されている。
2022年01月02日 12:30撮影 by  SHG03, SHARP
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小屋のドアが開いてホッとした。中は綺麗に整理整頓されている。
休憩料金 大人1人 300円は入り口奥の赤い料金箱に。
2022年01月02日 12:31撮影 by  SHG03, SHARP
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休憩料金 大人1人 300円は入り口奥の赤い料金箱に。
小屋の中からガラス越しに見る雪景色。既に11時半を過ぎている。ここまで4時間。このペースで頂上を踏むのは無理だ。ここで敗退を決定する。

やっと落ち着いて食べたぬるいカップラーメン。
旨かったなぁ〜
2022年01月02日 12:31撮影 by  SHG03, SHARP
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小屋の中からガラス越しに見る雪景色。既に11時半を過ぎている。ここまで4時間。このペースで頂上を踏むのは無理だ。ここで敗退を決定する。

やっと落ち着いて食べたぬるいカップラーメン。
旨かったなぁ〜
紺碧の空に頂上が見える
2022年01月02日 12:45撮影 by  SHG03, SHARP
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紺碧の空に頂上が見える
岩、岩、岩。先は厳しそうだなぁ〜。名残惜しいけど諦めもつく。
2022年01月02日 12:46撮影 by  SHG03, SHARP
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1/2 12:46
岩、岩、岩。先は厳しそうだなぁ〜。名残惜しいけど諦めもつく。
山頂への道。勿論トレースはない。白銀の世界。
2022年01月02日 12:46撮影 by  SHG03, SHARP
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山頂への道。勿論トレースはない。白銀の世界。
さぁ。帰ろう。自分達のトレースを辿って。
2022年01月02日 12:50撮影 by  SHG03, SHARP
1/2 12:50
さぁ。帰ろう。自分達のトレースを辿って。
帰りは楽チンかと思いきや、ツボ足の型が凍り始めて意外と疲れる。
この後、下から登ってきた親子に遭遇。何だか嬉しくなって言葉を交わす。息子はワカン。父はスノーシュー。ワカンの方が調子が良いとのことだ。時間を心配したが、今夜は小屋泊まりとのこと。
2022年01月02日 12:50撮影 by  SHG03, SHARP
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1/2 12:50
帰りは楽チンかと思いきや、ツボ足の型が凍り始めて意外と疲れる。
この後、下から登ってきた親子に遭遇。何だか嬉しくなって言葉を交わす。息子はワカン。父はスノーシュー。ワカンの方が調子が良いとのことだ。時間を心配したが、今夜は小屋泊まりとのこと。
赤と黄色の菱形プレートが道標だ。ルートファインディングが難しい箇所も、このプレートに助けられた。
2022年01月02日 13:31撮影 by  SHG03, SHARP
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1/2 13:31
赤と黄色の菱形プレートが道標だ。ルートファインディングが難しい箇所も、このプレートに助けられた。
よ〜く見てみてみよう!人間のトレース上を歩く鹿の足跡! この方が絶対楽チン。鹿も知恵者じゃのう…
2022年01月02日 13:43撮影 by  SHG03, SHARP
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1/2 13:43
よ〜く見てみてみよう!人間のトレース上を歩く鹿の足跡! この方が絶対楽チン。鹿も知恵者じゃのう…
長い長い林道を経て、ヘトヘトになりながらやっと帰ってきた。
楽しみにしていた かじか荘の温泉もタイムオーバー。日帰り入浴の受付リミット、14時半に間に合わなかった。

それでもフィナーレはおさる達が大勢でお出迎え。これぞ庚申山!敗退でもいい山だった。またリベンジしよう。今度はワカン必携で!(笑)
2022年01月02日 14:51撮影 by  SHG03, SHARP
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1/2 14:51
長い長い林道を経て、ヘトヘトになりながらやっと帰ってきた。
楽しみにしていた かじか荘の温泉もタイムオーバー。日帰り入浴の受付リミット、14時半に間に合わなかった。

それでもフィナーレはおさる達が大勢でお出迎え。これぞ庚申山!敗退でもいい山だった。またリベンジしよう。今度はワカン必携で!(笑)
撮影機器:

感想

まさかの積雪量とトレース無し!
ラッセル好きの私達としては嬉しい誤算ではあったのだけど、ワカンを持ってこなかったのは大失敗だった…。
急傾斜地では腿まで雪に埋もれて、もがくようなラッセルに!
ツボ足で何とか庚申山荘までは辿り着いたものの2馬力では時間切れ。敗退決定。

青い空、小屋裏に聳える岸壁の山頂に未練を残しながら、自分達の付けたトレースを引き返した。

帰路、登山口で出会った親子が登ってきた。時間を心配したが今夜は小屋泊まりとのこと。それは良かった。極寒の夜を過ごすことには間違いないけど、庚申山を親子で貸し切り。雪山を楽しんで欲しいな〜。

(*この山行の同行者はヤマレコユーザーの picea です。別途 picea の記録あり。https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-3880847.html)

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ハイキング 関東 [日帰り]
庚申山御山巡り周回ルート
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
3/5
体力レベル
3/5

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