阪和県界(つづら畑〜昭和山〜山中渓)と熊野古道 紀伊路(〜紀伊駅)【紀北】


- GPS
- 06:56
- 距離
- 22.1km
- 登り
- 788m
- 下り
- 912m
コースタイム
- 山行
- 6:11
- 休憩
- 0:36
- 合計
- 6:47
(1)阪和県界
つづら畑BS 0756 ― 県道下 0802 ― 川上新道入口 0803 ― 葛畑・昭和山分岐点 0813 ― 県界尾根 0824 ― 346mピーク 0847 ― 楠峠 0905 ― 昭和山 0920/0926 ― 川上新道・岩出方面分岐点 0929 ― 楠畑方面分岐点 0951 ― 鉄塔 0953 ― 県界尾根から離れる 1010 ― 紛れ道分岐点 1020 ― 槌ノ子峠 1033 ― 四石山 1052/昼食/1114 ― 県界尾根から離れる 1122 ― 沢の分岐点 1139 ― 上芦谷橋 1149 ― 山中渓駅 1200
(2)紀伊路
山中渓駅 1200 ― 紀州街道道標 1208 ― 山中渓駅1213 ― 上芦谷橋 1224 ― 境橋 1231 ― 第一滝畑踏切 1237 ― 中山王子跡 1238 ― 第二滝畑踏切 1244 ― 阪和自動車道の陸橋分岐点 1301 ― 雄の山峠 1303 ― 峠の不動明王 1304 ―JR線路下 1319 ― 山口王子跡 1323 ― 県道から細道への分岐 1339 ― 山口神社鳥居 1342 ― 山口神社 1348/1351 ― 山口神社鳥居 1358 ― コンビニ前 1359/休憩/1415 ― 県道から小路へ 1430 ― 川辺王子跡 1434/1435 ― 紀伊駅 1446
● 行動時間 4:04+2:46=6:50
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 タクシー
(和歌山家=和歌山=JR阪和線=和泉砂川=TAXI=つづら畑) つづら畑―昭和山―四石山―山中渓―雄の山峠―川辺王子跡―紀伊 (紀伊=JR阪和線=和歌山=和歌山家) ●登山口へのアクセス ○つづら畑 ・泉南市のコミュニティバス山コースで和泉砂川駅から約20分。日に5本。大人100円。それ以外に、南海バスで和泉砂川駅から「根来さくらの里」BSまで乗車し、登り口に戻ることもできる。約10分、大人320円。昭和山への川上振動であれば、「根来さくらの里」BSからでも距離に変わりはない ・泉南市コミュニティバス、南海バスいずれも南海樽井駅からも乗車できる(一部を除く) ・ちなみに12/29〜1/3はコミュニティバスは運休となっていた。気づかなかったため、今日はタクシーを使ってしまったが、あとから思えば南海バスに乗ればよかったようだ ○山中渓駅 ・JR阪和線で天王寺や和歌山から来ることができる。紀州路快速が停車する ・「山中渓」駅を出ると各コースのはじまり。左手には山中宿があり、宿場町を抜けたところに「紀州街道」の道標がある ・右手に進むと、やがて右へ逸れる踏切へと行くと雲山峰方面。県道64号をまっすぐに進むと紀伊路 ○紀伊駅 ・JR阪和線で天王寺や和歌山から来ることができる。紀州路快速も快速も停車する ・駅前の県道を右手へと進み、約400mの地点から南の小路へと進めば入り組んだ街中に川辺王子跡がある ・同様に、駅前の県道を右手へと進み、約750mの地点に熊野古道の道標が建っており、それより直進すれば山中渓方面、その点で右折すれば川辺王子跡方面 (いずれの記述も2022.1現在) |
コース状況/ 危険箇所等 |
○つづら畑〜昭和山〜槌ノ子峠 ・登山道としては点線コース。「川上新道」と呼ばれる。つづら畑側の県道からの入口には「昭和山」や「川上新道」という小さな標示が道脇にある ・全コース通じて赤テープや青いPPテープの誘導があるので、木々生い茂りコースが怪しくなってもテープを見つけることができれば間違う心配はない ・槌ノ子峠の手前付近では、倒木もあって紛れやすいと思われる ○槌ノ子峠〜四石山〜沢の分岐点 ・近畿自然歩道にも指定されており、木段付けなどの道整備もなされている ・四石山を過ぎ、沢の分岐に向けては最後は急降下 ○沢の分岐点〜上芦谷橋 ・沢筋の左岸をずっと進む。堰堤を越えると放置作業道となるので道幅は広い ○上芦谷橋〜山中渓駅〜雄の山峠〜川辺王子跡〜紀伊駅 ・すべて県道等の舗装道路。山口神社や川辺王子跡周りなどは古い街道のままの道のようで、細い舗装路が家並みの間をすり抜けるように続いている (いずれの記述も2022.1現在) |
その他周辺情報 | ●買う、食べる ・つづら畑には店はないので、それ以前に準備する。今回は利用していないが、道の駅根来さくらの里にはおそらく店舗があるものと思われる ・山中渓駅付近にも商店があるにはあるが、今日は開いていなかった ・紀伊路歩きは県道伝いが専らではあるが、コンビニは山口神社を出てきたところまで見かけなかった ●日帰り温泉 ・さらに布施屋へと向かう付近には、「川辺の湯安庵」があるほか和歌山市内には複数の銭湯がある (2022. 1現在) |
写真
感想
新年早々は、阪和県界へ。これまで加太〜孝子〜山中渓と歩いており、このままずっと続けてダイトレコースとつながるまで進めると阪和県界踏破となる。それにあたりもっとも不人気な区間がここ「山中渓〜つづら畑」かもしれない。
点線道であるが故に、今ひとつ気が進まなかったのだが、まずは年初に行ってしまおうと考えた。
和泉砂川駅を出てコミュニティバスのバス停に行くと、なんと今日は運休だ。事前にしっかりとホームページを見れば分かったのだが、仕方がない。タクシーが一台いたので、それでつづら畑へ。乗ってから考えていたのだが、南海バスに乗る手があったはずだ。調べると、確かに、ほんの僅かの待ちで南海バスがあった。下調べは大切だと改めて思った。
バス停からは、新しい立派な県道ではなく、旧道を進む。ちょうど県境付近で新道をくぐる道があり、それを使って新道の下をくぐる。西側へと出てすぐに直角に離れる道に「昭和山」の文字を見つける。そちらへ進むと、山道へと入る辺りには「川上新道」の標示もある。いよいよ川上新道へと進む。最初は一気に高度を上げ、尾根と思しきところで分岐。左に進むと昭和山とある。そちらへと進み、しばらくで県境のラインに乗る。
川上新道は、マイナーな道だがきちんと整備されているようだ。細い道だが、道取りはしっかりとしている。アップダウンがやや多い気もするが尾根を忠実にトレースしている部分が多いので迷うこともなさそうだ。人通りは多くないようで、そんな道に特徴的な乾いた土塊感がただよっている。
遠くで犬の鳴き声がするが、それもやがて遠くなっていく。
茂りが濃くなったところで「楠峠」。眺めがないだけではなく道幅通りに狭隘なのでそこでの休憩は止め、先へ。
やがて昭和山。その手前には槌ノ子峠への道が分岐している。
昭和山の山頂に眺望はなく、高い木立に下組まれた狭い山頂で一息ついてすぐに出発する。
先ほど見た分岐の案内まで戻って槌ノ子峠を目指す。案内標示は手製で、「ほな山行こか」の書き込みが気になってしまう。「ほな山…」はかけ声なのか、グループ名なのか、それとも山の名前なのか。
次第に道取りが怪しい場所が増えてきた。倒木やシダ類に遮られるところも現れる。鉄塔のあるタワでは電力会社の保線道に従うが、それとて細道や急坂であって歩きにくい。
やがて、槌ノ子峠が近づき県境ラインを外れていく。その辺りから倒木も絡んで道取り不明の箇所が次々現れる。赤いテープや青いPPテープのマーキングがずっとある道なので、そんなところでも冷静にマークを探せば乗り切れる。
ほどなくして、下降して槌ノ子峠へ。ようやく点線道を抜け出した。
蜘蛛の巣はあまり引っかけることはなかった。やはり、冬の間に来てよかった。
そこからは近畿自然歩道にも指定されており、四石山までは段付けもなされた道を歩く。四石山で昼食。早いが、このままではゴールに着いてしまう。
食べて下降。そもそも「わんぱく王国」は休日なので、沢筋を下降する。県道に出て山中渓駅へ。お昼前に着いてしまった。
早すぎて食傷気味なので、そのまま紀伊路を下降することにする。山中宿を一巡りしてから県道を南下。県境を越えて和歌山県に入り、滝畑踏切で西側へと渡ると中山王子跡。和歌山県に入り最初の王子だ。そこから県道に戻り、雄の山峠へ。
峠を越えて、街へと降りていくと山口王子跡。そこからは旧道を進み、さらに小路に入ると山口神社の参道へ。お詣りをしてからコンビニ前で一旦休憩。さらに県道を進み、川辺王子跡を経て紀伊駅へ。
この区間は県道ばかりで、山歩きとは趣が異なる。
それでも歩き通してみたいと思った。さて、今年は熊野古道をいくつ歩き通せるか。
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