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記録ID: 389662
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ハイキング
奥武蔵

明治43年の災害跡を見て大高山へ、ゼンゴ山は初踏査

2013年12月29日(日) [日帰り]
 - 拍手
nerima2010 その他28人
体力度
1
日帰りが可能
GPS
06:58
距離
9.0km
登り
493m
下り
531m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

09:35 西武池袋線吾野駅 出発
11:50 大高山      到着
12:30 大高山      出発
13:38 410m独標     到着
13:52 道迷い 正規ルートに復帰
14:42 ゼンゴ山     到着
15:07 ゼンゴ山     出発
15:49 種木バス停
16:17 新寺バス停 
 
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2013年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
西武池袋線吾野駅から大高山・ゼンゴ山へ帰路は新寺バス停(16:42発)から飯能駅へ
コース状況/
危険箇所等
410m独標からゼンゴ山へ向かう道がわかりにくい。南西方向に進むのが正解。
南東の天覚山方向にに迷い15分ほどロス。
ゼンゴ山には新しい標識が yasuhiroさんにより 設置されていた。

http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-374815.html
写真55に記載あり。
昭文社の地図に記載されていない山名がいろいろとあるようです。
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昭文社の地図に記載されていない山名がいろいろとあるようです。
吾野駅に09:25集合 今年最後の山行で総勢29名
2014年01月01日 06:55撮影 by  DSC-HX50V, SONY
1/1 6:55
吾野駅に09:25集合 今年最後の山行で総勢29名
猪、鹿、猿除けのため畑は完全防御
2013年12月29日 09:57撮影 by  DSC-HX50V, SONY
12/29 9:57
猪、鹿、猿除けのため畑は完全防御
大高山登山口
2013年12月29日 10:03撮影 by  DSC-HX50V, SONY
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12/29 10:03
大高山登山口
明治43年8月災害による石塊漂流地。大高山から崩落したもの。 
2013年12月29日 10:09撮影 by  DSC-HX50V, SONY
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12/29 10:09
明治43年8月災害による石塊漂流地。大高山から崩落したもの。 
明治43年8月11日土石流被害碑
100年を経て、今はすっかり森林の緑によみがえっている。
2013年12月29日 10:33撮影 by  DSC-HX50V, SONY
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12/29 10:33
明治43年8月11日土石流被害碑
100年を経て、今はすっかり森林の緑によみがえっている。
明治43年8月11日土石流被害碑
2013年12月29日 10:34撮影 by  DSC-HX50V, SONY
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12/29 10:34
明治43年8月11日土石流被害碑
林道から大高山に向かう登山道に進む。半ばヤブで踏み跡は薄い。
2013年12月29日 10:54撮影 by  DSC-HX50V, SONY
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12/29 10:54
林道から大高山に向かう登山道に進む。半ばヤブで踏み跡は薄い。
2013年12月29日 11:04撮影 by  DSC-HX50V, SONY
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12/29 11:04
平野砦跡。鹿の寝床になっているようだ。前回訪れたときは鹿の角が落ちていた。
2013年12月29日 11:08撮影 by  DSC-HX50V, SONY
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12/29 11:08
平野砦跡。鹿の寝床になっているようだ。前回訪れたときは鹿の角が落ちていた。
写真ではわかりにくいが大崩落の跡がはっきり分かる。
2013年12月29日 11:24撮影 by  DSC-HX50V, SONY
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12/29 11:24
写真ではわかりにくいが大崩落の跡がはっきり分かる。
直角に切れ落ちている。
2013年12月29日 11:25撮影 by  DSC-HX50V, SONY
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12/29 11:25
直角に切れ落ちている。
100年を経て大崩落後も今は緑の森林。
2013年12月29日 11:26撮影 by  DSC-HX50V, SONY
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12/29 11:26
100年を経て大崩落後も今は緑の森林。
2013年12月29日 11:51撮影 by  DSC-HX50V, SONY
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12/29 11:51
大高山山頂 富士山が頭だけ見えているのだが焦点が合っていないので残念
2014年01月04日 03:34撮影 by  DSC-HX50V, SONY
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1/4 3:34
大高山山頂 富士山が頭だけ見えているのだが焦点が合っていないので残念
392m 独標 13:05
2013年12月29日 13:05撮影 by  DSC-HX50V, SONY
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12/29 13:05
392m 独標 13:05
大高山を振り返る。台形型の人目を引く山体。
2013年12月29日 13:24撮影 by  DSC-HX50V, SONY
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12/29 13:24
大高山を振り返る。台形型の人目を引く山体。
ゼンゴ山への直登 伐採された枝葉が放置されていて歩きにくい
2013年12月29日 14:38撮影 by  DSC-HX50V, SONY
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12/29 14:38
ゼンゴ山への直登 伐採された枝葉が放置されていて歩きにくい
ゼンゴ山 325m 真新しい標識
2013年12月29日 14:42撮影 by  DSC-HX50V, SONY
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12/29 14:42
ゼンゴ山 325m 真新しい標識
種木(くさき)の集落に下山してきた。
2013年12月29日 15:42撮影 by  DSC-HX50V, SONY
12/29 15:42
種木(くさき)の集落に下山してきた。
南天の赤い実が見事
2013年12月29日 15:43撮影 by  DSC-HX50V, SONY
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12/29 15:43
南天の赤い実が見事
種木のバス停。生憎バスは1時間後。
新寺のバス停まで30分ほど歩くことにした。
2013年12月29日 15:49撮影 by  DSC-HX50V, SONY
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12/29 15:49
種木のバス停。生憎バスは1時間後。
新寺のバス停まで30分ほど歩くことにした。
撮影機器:

感想

2013年最後の日曜日、奥武蔵研究会定例の望年山行に参加。年末のあわただしい中だが総勢29名が集まった。
大高山へは2011/12/29に会の山行で一度訪れている。
http://www7b.biglobe.ne.jp/~dankaisedai/page16_ryugaisan.html
今回大高山へは新コースで(前回とは逆回り)向かい、会でも一度も訪れたことがないゼンゴ山を初踏査する。

明治43年8月11日の大豪雨による大高山大崩落で漂流した高麗川に今でも残る石塊を見て、平野砦跡、大高山北斜面の大崩落跡から大高山に向かった。

地球温暖化の影響とかで2013年は各地で大豪雨が相次ぎ、がけ崩れ、土石流による被災が目立った。この地の明治43年の大災害は「飯能方面湖水の如し」と報道されるほどで、死者・行方不明者22人を出す大惨事であった。

半ばヤブ道を覚悟していたが、大高山からの尾根道は杉、檜の植林帯(西川材)になっていて、伐採作業が行われており、仕事道に使われているようだ。ゼンゴ山へは410m独標から南西方向に向かうところ、天覚山(南東)方向に道を誤り15分ぐらいロスした。410m独標からの下りは100m程の急降下で踏み跡もはっきりせず手こずった。また伐採した小枝が放置されており歩きにくい。

ゼンゴ山は昭文社の地図にも記載がなく会としても初山行であったが、ヤマレコのニックネーム yasuhiro さんが1か月ほど前に踏査し山頂に標識を設置されている。ちなみに、yasuhiro が 見つけた「増補版ものがたり奥武蔵」のもとの「ものがたり奥武蔵」神山弘著は、当奥武蔵研究会が昭和26年に刊行したものだそうだ。

ゼンゴ山から種木(くさき)の集落に下山、赤い南天の実が夕日に映えて輝いている。次のバス便までは1時間ほどあるので、名郷からの便が多い新寺バス停まで30分ほど歩くことになった。新寺のバス停前の手作りパン屋さんで、おいしいコーヒーとパンにありついた。
ここで本日の山行は解散となり、新年の再会を約して散会した。

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