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Yamareco

記録ID: 391299
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ハイキング
栗駒・早池峰

女川の秀峰・石投山

2014年01月05日(日) [日帰り]
 - 拍手
GPS
03:57
距離
6.4km
登り
573m
下り
565m

コースタイム

09:18 駐車スペース
09:35 登山口
10:02 稜線に出る
10:22 小ピークの三叉路
10:58 雄勝方面への分岐
12:05 石投山山頂
13:08 沢渡渉
13:15 駐車スペース
天候 晴れたり曇ったり、小雪が舞ったり
過去天気図(気象庁) 2014年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
女川町日蕨地区の一般道から、非舗装の作業道へ入っていくと、100m程で左手に広い駐車スペースがある。
まっすぐ進む作業道には行かず、右に分岐する作業道を登っていくと登山道となる。
コース状況/
危険箇所等
*駐車スペースからうっすら雪が積もっていたが、気温低く、ぬかるみなし。
*作業道の終わる登山口からは暗い杉林のなかの急登、稜線に出るまで200m登っていく。ピンクテープあり。
*小ピークの三叉路から、次の雄勝方面への分岐までは火防線と呼ばれる刈りはらわれた広尾根。緩やかなアップダウンが続く。
*雄勝方面への分岐から西へ石投山に向う。地形図では尾根に登山道があるにもかかわらず、谷へ降りる方向へピンクテープが導いていく。3m毎に5本はあっただろうか。つられて急坂を下りてしまったが、ピンクテープは消え、引き返す。
あのテープは何だったんだろうか?
*尾根沿いに石投山へ。鞍部からの登りで雪が深くなり、軽アイゼンを付けた。
*石投山頂からの眺望はあまり良くなかったが明るい山頂であった。
*下山は南斜面直登コースを尾根伝いに。ピンクテープあり。
 途中で、刈り払いの跡がはっきりしてくると、右に整備された登山道が分かれる。

*登山ポストはなかった。

*下山後の温泉は、万石浦の夕陽を見ながらホテル華夕美で。 
津波が来る前は、たくさんの商業施設などが軒を連ねていたところです。
正面のとんがった山が石投山。
今は、方向が合っていれば、どこからでも仰ぎ見ることができるようになってしまいました。
津波が来る前は、たくさんの商業施設などが軒を連ねていたところです。
正面のとんがった山が石投山。
今は、方向が合っていれば、どこからでも仰ぎ見ることができるようになってしまいました。
金華山航路の切符売り場からでも、
http://www.ushio-planning.co.jp/
金華山航路の切符売り場からでも、
http://www.ushio-planning.co.jp/
津波で倒れたビルのかげからでも。
津波で倒れたビルのかげからでも。
清水地区からです。
大きく見えるようになってきました。
ここにも津波が押し寄せました。
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清水地区からです。
大きく見えるようになってきました。
ここにも津波が押し寄せました。
宿泊施設「エルファロ」です。
http://elfaro365.com/index_pc.php
一般道から非舗装路の作業道へ入っていきます。
一般道から非舗装路の作業道へ入っていきます。
登山口へ続く作業道
駐車スペースのところで右に分岐します。
登山口へ続く作業道
駐車スペースのところで右に分岐します。
駐車スペースと石投山
駐車スペースと石投山
作業道を登っていきます。
作業道を登っていきます。
支沢を一跨ぎ
振り返ると、黒森山
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振り返ると、黒森山
ここで作業道は終わり。
登山道の始まりです。
ここで作業道は終わり。
登山道の始まりです。
ピンクテープに導かれ暗い杉林を登っていく。
ピンクテープに導かれ暗い杉林を登っていく。
ここらは登山道っぽい。
ここらは登山道っぽい。
ますます暗くなっていきます。
傾斜もキツイ。
ますます暗くなっていきます。
傾斜もキツイ。
やっと稜線に出た!
やっと稜線に出た!
目的地「石投山」が見えました。
結構遠いなあ・・・
目的地「石投山」が見えました。
結構遠いなあ・・・
刈り払われた広い尾根
火防線と呼ばれているらしい。
刈り払われた広い尾根
火防線と呼ばれているらしい。
小ピークの三叉路に到達。
木々の間より、太平洋、遠く金華山を望む。
小ピークの三叉路に到達。
木々の間より、太平洋、遠く金華山を望む。
火防線を北へ向かう。
火防線を北へ向かう。
緩やかなアップダウン
降りは北斜面となり雪がある。
緩やかなアップダウン
降りは北斜面となり雪がある。
登りは南斜面となり雪が消える。
登りは南斜面となり雪が消える。
動物たちのトレースをたどる。
シカかなあ。
動物たちのトレースをたどる。
シカかなあ。
雄勝方面への分岐点
雄勝方面への分岐点
尾根から少し離れた西斜面にピンクテープが何本も連なる。
つられて降りてしまった。
少し行って戻る。
尾根から少し離れた西斜面にピンクテープが何本も連なる。
つられて降りてしまった。
少し行って戻る。
尾根に戻る。
正面は石投山
尾根に戻る。
正面は石投山
ヤママユ
抜け殻です。三つ見つけた。
ヤママユ
抜け殻です。三つ見つけた。
尾根を忠実に守って行く。
尾根を忠実に守って行く。
硯上山が見えてきた。
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硯上山が見えてきた。
シカも山頂を目指したのか。
シカも山頂を目指したのか。
鞍部からの登りでは雪が深くなり、滑るので軽アイゼンを装着。
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鞍部からの登りでは雪が深くなり、滑るので軽アイゼンを装着。
石投山山頂です。
山頂には三角点と紅白のポールのみ。
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石投山山頂です。
山頂には三角点と紅白のポールのみ。
下山は南斜面直登コース
南斜面に雪はない。
落ち葉フカフカ
下山は南斜面直登コース
南斜面に雪はない。
落ち葉フカフカ
巨大な松
ここらから杉林となる。
ここらから杉林となる。
GPSで細かに確認しながら尾根を下る。
GPSで細かに確認しながら尾根を下る。
左の黄色い矢印は何?
右手の尾根にはピンクテープ
尾根を下っていく。
左の黄色い矢印は何?
右手の尾根にはピンクテープ
尾根を下っていく。
仮払いの跡がはっきりしてくると、右手に登山道が分かれていく。
仮払い作業をしてくださった方々に感謝!
仮払いの跡がはっきりしてくると、右手に登山道が分かれていく。
仮払い作業をしてくださった方々に感謝!
登山道らしい面持ち
登山道らしい面持ち
刈り払われた巻き道ではなく、尾根をそのまま下ればここに出るのだろう。
刈り払われた巻き道ではなく、尾根をそのまま下ればここに出るのだろう。
水音が大きくなってきた。
沢の方へ下る。
水音が大きくなってきた。
沢の方へ下る。
沢が見えた。
これが女川の源流?
沢が見えた。
これが女川の源流?
ここで沢を渡渉する。
ここで沢を渡渉する。
渡渉点の向こうに作業道が見えてきた。
渡渉点の向こうに作業道が見えてきた。
作業道を駐車スペースへ向かう。
車にも人にも会わなかった。
作業道を駐車スペースへ向かう。
車にも人にも会わなかった。
駐車スペースへ帰って来ました。
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駐車スペースへ帰って来ました。
駐車スペースより、石投山を振り返る。

山では人にもシカにも出会わなかった。
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駐車スペースより、石投山を振り返る。

山では人にもシカにも出会わなかった。

感想

 老犬の介護のため、長く家を空けられず、近場にしか出られない状態が続いています。正月明け、ようやく近場の女川町の石投山に行ってきました。
 女川町は海沿いの町ですが、少しの平地を囲むほとんどが山であることを知る人は少ないかもしれません。
 石投山は標高456.7m、女川町と石巻市雄勝町の堺にある山で、三等三角点があり、雄勝湾に注ぐ大原川、女川湾に注ぐ女川の水源となっている山です。女川町の最高峰と言われているようですが、実際の最高所は石投山の西方の無名の小ピークであるそうです。そのとんがった秀麗な姿がずっと気になっていました。

 地形図を見て、あの山が石投山という名前であることを知ったのは昨年の11月ころ。ヤマレコ内の検索ではヒットせず、ネットでは登山道に関する情報が得られませんでした。しかし、地形図を眺めていたら、硯上山の登山口となっている雄勝峠の石巻よりから石投山に破線が伸びていることに気づきました。そこで、雄勝峠から硯上山、石投山をピストンする計画を実行しようと機会をうかがっていたのですが、なかなか実現せず、そのうち12月27日、冬期通行止で峠へのゲートは閉ざされてしまったのです。
 ところが、今年になって、ヘムレンさん、nobu77さん、マロ7さんなどのブログにて石投山のレポートを発見、しかも登山道刈り払いの状況、駐車場の情報を知ることができ、ようやく石投山に行くことができました。ありがとうございました。皆様には、この場を借りて御礼申し上げます。
 
 登山口、下山口とも杉林のなかで、暗い雰囲気ではあるのですが、一旦稜線に出てしまえば、明るく開放的な稜線散歩を楽しめ、高山の気分とまではいきませんが、近場の低山にいるのを忘れてしまいそうな快適さを満喫。春までにあと何回か行ってみたいと思いました。今度は、南斜面を直登し、雄勝峠から硯上山までピストンしてみようかな。

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