横山岳 ブナ林滑走
- GPS
- 07:34
- 距離
- 11.5km
- 登り
- 1,078m
- 下り
- 1,091m
コースタイム
- 山行
- 6:33
- 休憩
- 1:01
- 合計
- 7:34
天候 | 曇り時々晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年01月の天気図 |
アクセス |
写真
感想
今シーズンはあちこち大雪なので以前から気になっていた横山岳の提案がTさんよりあって二つ返事で行ってきました。なんだかんだでメンバーが集まりTさんリーダーにWさん、Mさん、Yさんの総勢5人になりました。
ルートは山スキールート図集に乗っていた金居原からとしました。ただ取付きの尾根が急なのが気になる。リーダー判断で距離は長いが林道でやり過ごす作戦としたが「なんだか行けそうよ、、、」となって突撃隊長W佐さん突っ込む。負けじと私も。。なかなかの激登。モンキークライム交じりで奮闘。上部はさらに急になり崩壊地の様相。Mさんが何とか乗り上げ後続にはお助け紐を出してなんとか登り切りました。後で見てみたら等高線が一番密なほぼ崖?なところを選んで登っていました。本日全体通して核心はここだった。
あとは何となくよくある植林の尾根をつないでいくと登山道(東尾根コース)に合流、傾斜は少し緩くなり東西の主脈に導かれていく。
標高900m付近で西に方向を変えいよいよ山頂に向けて登っていく。尾根は広くブナ林で雰囲気はかなりよかったです。これは滑走が楽しみだ。
やがてアップダウンが出てくると尾根は痩せてきて巨大な雪庇を注意して歩くことになる。関西ではなかなか見ないサイズの雪庇。慎重に歩くが気分は上々。気持ちがよかったです。尾根は小さな偽ピークがいくつもあり何回も騙されたが一つ一つは短く登り返しも少ないので負担は小さい。
終盤の偽ピークで雪庇から降りざるを得ないルートになった。ここでヒヤリハット発生。Mさんが雪庇の切り崩しをしようとストックでブッ刺していたら足元が割れてブロックごと一緒に落ちた。ブロックは一抱え以上あり、上から直撃されたら結構ヤバかった。ブロックと一緒に吹き溜まりにふんわり落ちたので無事でした。無事だったがびっくりした。結局他メンバーは雪庇の端に雪が繋がっている箇所があり階段登行で降りることができた。
山頂到着。小さな物置?小屋?がある。景色は抜群にいい。琵琶湖と周辺の山々がばっちり見える。無風で寒くはなく快適でした。写真を撮り合ってカロリー補給をしたら下山開始。往路を戻る。アップダウンがあるのである程度のところまではシールをつけたままの下山となる。
例の雪庇のところで本日初の登山者とスライド。あいさつを交わしていよいよお楽しみの滑走だ。展望のいい偽ピークでシールをはがす。さあ!
ブナ林の滑走は最高でした!
・・・一瞬で終わりました。あとはヤブ尾根を降りる。ヤブ尾根は南に向いており雪は腐って重い。修行だ。途中沢状で林道に逃げる。結構急だし盛大にスラフも出るし慎重に安全ゾーンをつないでひとりずつ降りる(適当でしたが。。)。トランシーバーで下部擁壁がなく滑って降りられることを伝え、全員林道に着地。
あとはシールを再装着してダラダラと林道を1時間位あるいて無事帰還しました。関西のルートらしくアプローチが長く、藪に苦しみ、少しだけ滑走するいい?コースでした。僕は好きですね。アドベンチャー要素もあっていい山でした。
お疲れさまでした。今年は近場でいろいろ遊べるのがいいですね。また行きましょう。
神戸山スキークラブでは一緒に楽しめる仲間を募集しています。雪が無い期間には登山や沢登り、サイクリングなどオールラウンドな活動を行っています。「まず安全、仲間と楽しく」興味のある方は →
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