美比内山~千尺高地
- GPS
- 07:54
- 距離
- 12.1km
- 登り
- 815m
- 下り
- 817m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年01月の天気図 |
アクセス |
写真
感想
定番の冬山元山コース車止めに駐車し、山スキーで美比内山取り付き尾根に向かうも豊羽鉱山管理敷地には入ることが許されなかった。管理敷地内の道路上で重機が道路脇に雪を崩す作業をしていた。自分の目には、BCスキーヤー又は山やが管理敷地に侵入することを遮るためだけの作業をしているように見えたがどうだろう?
豊羽鉱山関係者曰く「入山者のマナーが悪すぎて、迷惑を被っている。今後は管理敷地には入れない。この先に入りたいのであれば、どこか別から迂回してくれ。」と重機のシャベルを右に左にと動かし、車どころか人さえも侵入させないとばかりに道路上に鎮座していた。
無意根山界隈に入山する者と豊羽鉱山関係者の関係性は最悪の状態に陥っているようだ。
というわけで、遠回りして美比内山への尾根に取り付いた。ひざ下の軽い粉雪ラッセルなれど、単独ゆえでに息が切れた。美比内山までが遠く感じた。
快晴ほぼ無風の下での静かな山旅が心の慰み、豊羽鉱山関係者の怒声はいつのしか消え失せた。
うさちゃんのトレースが未踏のピークに我が身をいざなう。
山頂直下の雪庇は、山谷の教えに従い、右側から巻いた。
単独フルラッセルの疲れと予想を超えたピークまでの行動時間を理由に千尺までのプチ縦走は止めて、美比内からの撤退下山を考えていたが、ピークから見る千尺は2時間圏内の距離に見えた。快晴ほぼ無風なのに行かない理由はないっしょ。
でも、その思いは機関車ラッセルマシーンを自負できた頃のもので、美比内から千尺までは思っていた以上に遠くというか、自身の経年劣化、そこからくる疲労により、時間を要してしまった。トホホ。
美比内と千尺の中間に位置するc1050mポコは左側の山腹をトラバーユしたが、雪の状態如何で危険なトラバーユになるような気がする。
通称大沼山(c1111mポコ)には多くの入山者がいたようで堅牢なトレースが形成されて、学校尾根への滑走跡がたくさんあった。千尺方面にも一本のトレースがあり、正直疲れた身には助け舟となった。感謝感謝のトレースで、ラッセルしてくださった貴方にこの場を借りて感謝の言葉を。ありがとうございます。
千尺から谷筋への滑走路は、先行パーティ等の滑走で乱れてはいたが、パフパフパウダーを堪能するのに余りある敷地面積で極上のパウダーを満喫。
元山コースに合流してからは、トレースを使ってのボブスレーならぬゴーカート。
何となく暗くなり始めた感のある15時過ぎに車止めに到着。駐車場に収まり切れずに道路沿いに長く長く連なった車も軽車両1台を残して消え失せていた。
色々あったけど、初ピークゲット、未踏の稜線をプチ縦走、極上パウダーも堪能することができて、久々に充実満足の山行となりました。
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