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Yamareco

記録ID: 3947081
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ハイキング
中国

石城山と鍋鶴・頭黒鴎

2022年01月26日(水) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
02:32
距離
5.2km
登り
371m
下り
373m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
2:15
休憩
0:17
合計
2:32
8:54
73
スタート地点
10:07
10:24
62
11:26
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2022年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
バイクを伊賀口登山道入り口に駐輪
コース状況/
危険箇所等
伊賀口登山道、三鍛冶屋登山道ともに歩きやすい。
(三鍛冶屋登山道は多少倒竹が邪魔な区間があるが)
山頂台地は遊歩道。案内のない分岐も多い
その他周辺情報 八代のナベヅル飛来地
鶴いこいの里交流センターに駐車して観察舎まで約500m歩く。
観察舎は1/31まで休館だが、屋外から観察はできる。トイレも利用可。
この期間、自前の双眼鏡や望遠鏡が必要。

きらら浜自然観察公園
中国地方屈指の水鳥公園。ビジターセンター入館料200円(入らなくても自前の双眼鏡などがあれば観察はできる)
現在各所で工事中のため、水鳥が見やすい池にいない可能性あり。

温泉は山陽小野田市の天然温泉みちしおを利用。
800円。ドライブイン併設。
伊賀口登山道に駐輪
2022年01月26日 08:54撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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伊賀口登山道に駐輪
荒れてる雰囲気で撮りましたが、かがんだりする必要なし。よく整備されてます
2022年01月26日 08:58撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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荒れてる雰囲気で撮りましたが、かがんだりする必要なし。よく整備されてます
三鍛冶屋登山道との分岐
2022年01月26日 09:21撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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三鍛冶屋登山道との分岐
第二奇兵隊士首置松跡。奇兵隊が討ち取った敵兵の首を置いたのか、討たれた奇兵隊員の首なのか、どっちやねん
2022年01月26日 09:27撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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第二奇兵隊士首置松跡。奇兵隊が討ち取った敵兵の首を置いたのか、討たれた奇兵隊員の首なのか、どっちやねん
ちょっとだけ眺望。(高い方の)烏帽子岳?竜ヶ岳?方面
2022年01月26日 09:29撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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ちょっとだけ眺望。(高い方の)烏帽子岳?竜ヶ岳?方面
第二奇兵隊本陣跡。奇兵隊は高杉晋作発案の民兵部隊ですが、第二のほうは奇兵隊に触発されて作られたいわばパクリ部隊。資金繰りなどに苦労したそうで
2022年01月26日 09:32撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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第二奇兵隊本陣跡。奇兵隊は高杉晋作発案の民兵部隊ですが、第二のほうは奇兵隊に触発されて作られたいわばパクリ部隊。資金繰りなどに苦労したそうで
石城神社。国指定重文だそうで。9世紀に文献に登場、現在の本殿は1469年に大内氏によって造営、以後修復され続けている
2022年01月26日 09:36撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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石城神社。国指定重文だそうで。9世紀に文献に登場、現在の本殿は1469年に大内氏によって造営、以後修復され続けている
駐車場。奥にはキャンプ場。
2022年01月26日 09:50撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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駐車場。奥にはキャンプ場。
ヤマセミはかなり無理があると思います。万が一可能性があるとすれば営巣を行ってるかも。ヤマセミは山肌が土砂崩れであらわになった崖に穴を掘ります
2022年01月26日 09:50撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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ヤマセミはかなり無理があると思います。万が一可能性があるとすれば営巣を行ってるかも。ヤマセミは山肌が土砂崩れであらわになった崖に穴を掘ります
下ばかり見てるシロハラ
2022年01月26日 09:51撮影 by  NIKON D500, NIKON CORPORATION
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下ばかり見てるシロハラ
周回する遊歩道はところどころ眺望あり。大星山方面。今日は霞がひどい
2022年01月26日 09:52撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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周回する遊歩道はところどころ眺望あり。大星山方面。今日は霞がひどい
日本神社の四季桜
2022年01月26日 09:58撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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日本神社の四季桜
中国百名山74座目石城山! 石城山は5つのピークの総称で、最高峰は高日ヶ岳。山頂標識は無し
2022年01月26日 10:06撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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中国百名山74座目石城山! 石城山は5つのピークの総称で、最高峰は高日ヶ岳。山頂標識は無し
琴石山。その右手には周防大島が見えるはず、なのだが。
2022年01月26日 10:04撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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琴石山。その右手には周防大島が見えるはず、なのだが。
見返りメジロ
2022年01月26日 10:10撮影 by  NIKON D500, NIKON CORPORATION
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見返りメジロ
やっと本命の石城山神籠石。東水門。下部は平成に補修された箇所
2022年01月26日 10:17撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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やっと本命の石城山神籠石。東水門。下部は平成に補修された箇所
東水門。いやはや古代人すごい! きれいに切り出された石をきっちり積み上げている
2022年01月26日 10:18撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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東水門。いやはや古代人すごい! きれいに切り出された石をきっちり積み上げている
水門内部
2022年01月26日 10:19撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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水門内部
石塁を望遠レンズで
2022年01月26日 10:23撮影 by  NIKON D500, NIKON CORPORATION
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石塁を望遠レンズで
山を取り囲む列石。この上に版築土塁を立ち上げた。版築土塁は岡山県の鬼ノ城で復元されている
2022年01月26日 10:28撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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山を取り囲む列石。この上に版築土塁を立ち上げた。版築土塁は岡山県の鬼ノ城で復元されている
北水門。長い歴史のうちに水門部分は崩壊したが、よく残っている
2022年01月26日 10:35撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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北水門。長い歴史のうちに水門部分は崩壊したが、よく残っている
西水門は三段構えのおおがかりな石塁。
2022年01月26日 10:41撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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西水門は三段構えのおおがかりな石塁。
笠戸島方面だけど見えない。右手にうっすら(低い方の)烏帽子岳。こちらの烏帽子岳もいつか「紛らわしいシリーズ」で取り上げたい
2022年01月26日 10:50撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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笠戸島方面だけど見えない。右手にうっすら(低い方の)烏帽子岳。こちらの烏帽子岳もいつか「紛らわしいシリーズ」で取り上げたい
三鍛冶屋方面、ちょっとだけ倒竹ありですが、
2022年01月26日 10:59撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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三鍛冶屋方面、ちょっとだけ倒竹ありですが、
総じて歩きやすい。木段跡やコンクリ舗装跡もあったのでもとはこちらが本線だったと思われる
2022年01月26日 11:05撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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総じて歩きやすい。木段跡やコンクリ舗装跡もあったのでもとはこちらが本線だったと思われる
三鍛冶屋登山口。中国自然歩道っぽい?
2022年01月26日 11:14撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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三鍛冶屋登山口。中国自然歩道っぽい?
梅にシロハラ。手前の枝にピンを取られたのはご容赦
2022年01月26日 11:21撮影 by  NIKON D500, NIKON CORPORATION
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梅にシロハラ。手前の枝にピンを取られたのはご容赦
謎の施設三国志城。残念ながら閉店してます
2022年01月26日 11:24撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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謎の施設三国志城。残念ながら閉店してます
古代山城の傑作を堪能できて大満足のゲザーン!
2022年01月26日 11:31撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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古代山城の傑作を堪能できて大満足のゲザーン!
ここから八代のツルリベンジ。ずっと食べてるのでシャッターチャンスは少ない
2022年01月26日 12:23撮影 by  DSC-RX100, SONY
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1/26 12:23
ここから八代のツルリベンジ。ずっと食べてるのでシャッターチャンスは少ない
大きさ比較用。ダイサギは冬鳥として飛来する亜種ダイサギ。手前のカラスはたぶんハシボソだったと思う
2022年01月26日 12:51撮影 by  DSC-RX100, SONY
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1/26 12:51
大きさ比較用。ダイサギは冬鳥として飛来する亜種ダイサギ。手前のカラスはたぶんハシボソだったと思う
通称ゴリラヘッドのミヤマガラス。デジスコのケラレとピンの甘さで懐かしの写真みたいになってしまった
2022年01月26日 12:57撮影 by  DSC-RX100, SONY
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1/26 12:57
通称ゴリラヘッドのミヤマガラス。デジスコのケラレとピンの甘さで懐かしの写真みたいになってしまった
ナベヅル親子。右の子供は大人サイズだけど顔立ちはぼんやり
2022年01月26日 12:58撮影 by  DSC-RX100, SONY
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ナベヅル親子。右の子供は大人サイズだけど顔立ちはぼんやり
ここからきらら浜。九州を中心に飛来する希少種ズグロカモメ。ひらひら飛びながら干潟の蟹めがけて急降下するハンター。よく似たユリカモメみたいに凶悪じゃないし、顔立ちもかわいい
2022年01月26日 15:03撮影 by  DSC-RX100, SONY
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ここからきらら浜。九州を中心に飛来する希少種ズグロカモメ。ひらひら飛びながら干潟の蟹めがけて急降下するハンター。よく似たユリカモメみたいに凶悪じゃないし、顔立ちもかわいい
大きいのがダイゼン(チドリ科)、小さいのがハマシギ(シギ科)。久々にデジスコでちゃんと撮れた。いつもこうありたい
2022年01月26日 15:12撮影 by  DSC-RX100, SONY
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1/26 15:12
大きいのがダイゼン(チドリ科)、小さいのがハマシギ(シギ科)。久々にデジスコでちゃんと撮れた。いつもこうありたい
ミサゴは定位置でお食事中。魚肉を飲み込むところ
2022年01月26日 15:19撮影 by  DSC-RX100, SONY
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ミサゴは定位置でお食事中。魚肉を飲み込むところ

感想

中国百名山74座目
周囲からもうちょっとペース落としてと言われてますが、遠征に出られるのは月一か二なので行ける時に行っておくスタイルで。

岡山の鬼ノ城と並んで中国地方に残る神籠石(こうごいし)の傑作石城山は楽しみな山の一つでした。
鬼ノ城と同じく広い山頂台地を持つ山の周囲を版築土塁で囲み、門や水門は石塁を積み上げた典型的な瀬戸内式神籠石山城としてよく保存されています。
神籠石山城は「いつ・だれが・なぜ」建てたのか判明していないのがミステリー。一般には九州北部の朝鮮式山城と同じく大陸への備えと言われているが、文献に一切登場しない。

鬼ノ城は版築土塁や城門の復元、各門の保存状態が素晴らしい城でしたが、石城山は水門と土塁の基礎となる列石の保存状態が最高! 中世山城より技術が高いのではないかと思われる一面も。まさにオーパーツ。
東水門は修復のおかげもあるのでしょうが、石積の技術力の高さがうかがえ、北水門は屈折した長大な石塁で迫力十分。西水門は谷が深い為か、なんと三段積み!
個性豊かな水門を楽しむことができました。

さて、石城山の魅力は神籠石だけでなく、由緒ある石城神社や第二次長州征伐の第二奇兵隊本陣としても使用されたりと古代、中世、近代の歴史に触れることができる歴史好きには垂涎のスポット。中国百名山にふさわしい山でした。

アフター登山は前回消化不良だった八代のツル。
今回は平日+まん防の影響か、一人でじっくり家族の営みを楽しむことができました。ブト・ボソ・ミヤマのカラス御三家も一堂に会す。なんだかんだで同種同士でグループになるようです。
下関への移動を利用してきらら浜自然観察公園へも。園内各所で工事が行われており、お目当てのミコアイサなど大半のカモは観察しづらい池に避難してましたが、汽水池は潮待ちをするハマシギ、ダイゼンや前回見損ねたズグロカモメも登場してくれて満足いく鳥果。

明日は中国百名山最西端竜王山を目指します。

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コメント

こんにちは

新車✨でも本州の端っこまで遠かったでしょう。

ズグロカモメ、読めなかったです😅
可愛いお顔ですね。
ダイサギ、チュウサギは大きさがいまひとつ分からなかったけど
八代で見たナベヅルと並べてもらってちょっと理解できました。

ミサゴ、近くで見ると白が綺麗♪
2022/1/29 10:57
hobbitさんこんにちは。
コメントありがとうございます。

バイクにとってはちょうどいい慣らし運転になりましたが寒いのなんの
温泉で温めた体も一瞬で冷え切ってしまいました。

ズグロカモメは広島県でも廿日市御手洗川などに飛来します。今年度6羽だそうで。
ゴミをあさったり、他の鳥の獲物を横取りする他のカモメ類と一線を画したカニハンター。アジサシに近い行動パターンなので飛び姿も優雅なかわいいカモメです

ダイサギとチュウサギは並ぶと違うなとわかるんですが、単独で見ると嘴とかの特徴を見ないとなかなか識別できません。大きな野鳥のダイサギよりはるかに迫力満点のナベヅルですが、これでも日本に来るツル科では小粒の種なのが驚きです。

ミサゴの白は下から見えにくくするという効果があるとかなんとか昔聞いたような気がします。
2022/1/29 13:54
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