石城山と鍋鶴・頭黒鴎
- GPS
- 02:32
- 距離
- 5.2km
- 登り
- 371m
- 下り
- 373m
コースタイム
- 山行
- 2:15
- 休憩
- 0:17
- 合計
- 2:32
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
伊賀口登山道、三鍛冶屋登山道ともに歩きやすい。 (三鍛冶屋登山道は多少倒竹が邪魔な区間があるが) 山頂台地は遊歩道。案内のない分岐も多い |
その他周辺情報 | 八代のナベヅル飛来地 鶴いこいの里交流センターに駐車して観察舎まで約500m歩く。 観察舎は1/31まで休館だが、屋外から観察はできる。トイレも利用可。 この期間、自前の双眼鏡や望遠鏡が必要。 きらら浜自然観察公園 中国地方屈指の水鳥公園。ビジターセンター入館料200円(入らなくても自前の双眼鏡などがあれば観察はできる) 現在各所で工事中のため、水鳥が見やすい池にいない可能性あり。 温泉は山陽小野田市の天然温泉みちしおを利用。 800円。ドライブイン併設。 |
写真
感想
中国百名山74座目
周囲からもうちょっとペース落としてと言われてますが、遠征に出られるのは月一か二なので行ける時に行っておくスタイルで。
岡山の鬼ノ城と並んで中国地方に残る神籠石(こうごいし)の傑作石城山は楽しみな山の一つでした。
鬼ノ城と同じく広い山頂台地を持つ山の周囲を版築土塁で囲み、門や水門は石塁を積み上げた典型的な瀬戸内式神籠石山城としてよく保存されています。
神籠石山城は「いつ・だれが・なぜ」建てたのか判明していないのがミステリー。一般には九州北部の朝鮮式山城と同じく大陸への備えと言われているが、文献に一切登場しない。
鬼ノ城は版築土塁や城門の復元、各門の保存状態が素晴らしい城でしたが、石城山は水門と土塁の基礎となる列石の保存状態が最高! 中世山城より技術が高いのではないかと思われる一面も。まさにオーパーツ。
東水門は修復のおかげもあるのでしょうが、石積の技術力の高さがうかがえ、北水門は屈折した長大な石塁で迫力十分。西水門は谷が深い為か、なんと三段積み!
個性豊かな水門を楽しむことができました。
さて、石城山の魅力は神籠石だけでなく、由緒ある石城神社や第二次長州征伐の第二奇兵隊本陣としても使用されたりと古代、中世、近代の歴史に触れることができる歴史好きには垂涎のスポット。中国百名山にふさわしい山でした。
アフター登山は前回消化不良だった八代のツル。
今回は平日+まん防の影響か、一人でじっくり家族の営みを楽しむことができました。ブト・ボソ・ミヤマのカラス御三家も一堂に会す。なんだかんだで同種同士でグループになるようです。
下関への移動を利用してきらら浜自然観察公園へも。園内各所で工事が行われており、お目当てのミコアイサなど大半のカモは観察しづらい池に避難してましたが、汽水池は潮待ちをするハマシギ、ダイゼンや前回見損ねたズグロカモメも登場してくれて満足いく鳥果。
明日は中国百名山最西端竜王山を目指します。
コメント
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新車✨でも本州の端っこまで遠かったでしょう。
ズグロカモメ、読めなかったです😅
可愛いお顔ですね。
ダイサギ、チュウサギは大きさがいまひとつ分からなかったけど
八代で見たナベヅルと並べてもらってちょっと理解できました。
ミサゴ、近くで見ると白が綺麗♪
コメントありがとうございます。
バイクにとってはちょうどいい慣らし運転になりましたが寒いのなんの
温泉で温めた体も一瞬で冷え切ってしまいました。
ズグロカモメは広島県でも廿日市御手洗川などに飛来します。今年度6羽だそうで。
ゴミをあさったり、他の鳥の獲物を横取りする他のカモメ類と一線を画したカニハンター。アジサシに近い行動パターンなので飛び姿も優雅なかわいいカモメです
ダイサギとチュウサギは並ぶと違うなとわかるんですが、単独で見ると嘴とかの特徴を見ないとなかなか識別できません。大きな野鳥のダイサギよりはるかに迫力満点のナベヅルですが、これでも日本に来るツル科では小粒の種なのが驚きです。
ミサゴの白は下から見えにくくするという効果があるとかなんとか昔聞いたような気がします。
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