下山から始まる縦走路 湘南平〜高麗山〜浅間山〜湘南平 一等三角点あり
- GPS
- --:--
- 距離
- 6.4km
- 登り
- 274m
- 下り
- 278m
コースタイム
天候 | 快晴のち晴れ 気温9度 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
今回は、頂上の湘南平駐車場に車を入れてから大磯駅に下山し、国道1号線を歩き、高来神社より入山しました。自家用車で来るなら、このパターンが一番お勧めです。 電車で来るならば、大磯駅スタートにするか、平塚駅からバスで高来神社に来るか、湘南平に来るかですね。駐車場は、大磯駅前にコインパーキングが数台分あり、高来神社横に10台分ほどの参拝者駐車場有。しかし、参拝のみじゃなく、縦走登山にまでここの駐車場をつかってしまうのはいささか神社さんにお気の毒かも・・・。 |
写真
感想
さて、成人の日を含む3連休である。私は初日に一日無駄に過ごしてしまった。日曜日は用事があり、残すは最終日である今日のみであった。しかし、今日も用事があったことを忘れていたのである。昨日それを指摘され、今日は、13:00までに茅ケ崎に行かなければならなくなったのである、しかも大きめの荷物を持ってであるので自家用車も必須である。
そんな条件を満たす山はないかと昨日の夕方からはひたすらにヤマレコで検索していたのである。結局2〜3の候補を挙げたのだが、その中でも「一等三角点」という響きに心を打たれ今日はここに来ることに決めたのである。
やって来たのは、湘南台。茅ケ崎の隣の平塚から大磯にかけての山々である。地元では「湘南アルプス」と呼ぶ人もおり、テレビ東京の旅番組でも「湘南アルプス」として取り上げられたのだそうだ、グーグルで検索すると585000件ほどヒットし、これは沼津アルプスや鎌倉アルプスよりもヒット数は多い。この名前はもう定着したのだろうか・・・。いやあ、日本じゅうアルプスがあるなあ、ご当地アルプスは一体いくらあるのだろうか・・・。ヨーロッパのアルプス山脈を愛する人は怒っていないか心配だなあ。
で、今回は山頂ピークにある湘南平駐車場を利用した。また、高来神社には第一の鳥居から参拝し山を目指したいと思ったので、まずは大磯駅まで下山することにする。今日のコースは下山してから登ってくるという何とも面白いコースである。約6km強のコース、そういえば朝ご飯を食べていない。きっと、大磯駅に行けば立ち食いそば屋ぐらいあるだろう、国道一号線に出れば吉野家ぐらいあるだろう、と考えて朝食を取らずスタートしてしまった。(結局駅そばも吉野家もなく、コンビニで買ったおにぎりを2個食べた)もちろん、ダブルストックなし、靴はスニーカーである。
下りは快調、土の道。それがあっという間に終わり住宅地に降りてくる。しかも高級住宅街である。大きい鉄の扉に高級外車、どの家にも庭があり、ガーデニングも充実していて・・・本当にここ日本?と思えるような家が連続して続いているのである。また、関東ふるさとの道の看板も結構高級に見えてくるのだる。駅までの曲がるところすべてについていて道迷いはよほどのことがない限りなさそうである。
そうすると、JRの下をくぐる地下歩道に入っていく。そこは何という世界か、中学校の卒業作品のペイントなどがされていて見ていて楽しい、しかし、いたずらが多いのかところどころに建設課による張り紙がしてある。しかも、その建設課の張り紙にさらに上からペンキを吹き付けて×を書いているものまであった。地味に殺伐としている、そしてがんばってよ建設課さん、こんなことに負けるな!!と応援したくなった、あえて写真の中に入れたのもたくさんの人に見てほしいからである。
駅でトイレタイムと朝食を済ませ国道1号線へ。車は一杯、そして今日は成人の日なんだなあ、何人かの振り袖姿、羽織袴の方を見かけた。すると、私は国道134号線の方に歩いて行ってしまう、ここがわかりにくい。山の方に向かうのだからと左に寄ってしまうとそのまま逆に海の方に出てしまう。気づいてあわてて戻り、国道1号線を進むと、高来神社前という看板が目に入り、左を向くともう鳥居が見えている。
この神社は、神武天皇時代に建立され、神皇産霊尊(カミムスビ)、天津彦穂邇々伎尊(ニニギ)、応神天皇、神功皇后を祭っている由緒正しい神社なのです。まずは参拝をし、神社の裏へ。「男坂」「女坂」、どちらを使っても途中で合流する。男坂は300mほどのたいそう急な登り、女坂は1kmほどかけて登るそこそこ急な登り、どちらでもいいが、とりあえず女坂を選択する。で、結構これでも来る。ここからは結構本格的な登山道で、半分以上の人たちは登山靴を履いている。ダブルストックの人も2人いた。
途中途中道の様子や景色を撮りながら登ると、高麗山にたどり着く。読み方は(こまやま)である。昔、朝鮮の方々が大磯近辺に集落があったことからとられたようだ。また、山頂前の大きな広場は、昔はお城だったということらしい。そりゃあそうだ、こんな便利のいいところがお城でないわけではない。関東平野の最西端であり、海岸交通ににらみを利かせ、大きい建築物も立てられ、さまざまな登り口があり・・・。ここが城でないわけがないのである。
休憩を取らず歩き続ける、すぐに八俵山、そして浅間山である。浅間山には一等三角点がある。富士山鶴ヶ峰だって二等三角点なのに、この山に一等三角点か・・・と思うが、あくまでも測量のためなのだからよいのであろう。四角い枠に囲まれて「えっへん」と威張っているような一等三角点でした。ここまでくれば、もうゴールの湘南平は近い。300mである、
湘南平のテレビ塔は今回は登る気はしない。実は以前来たことがあるからだ、神奈川に来たてのころ、丹沢大山に登ってそのあとここに来た、ここで関東平野が終わるのかと思ってしんみりしたものである。夕方だったので写真も撮れない・・・そもそもデジカメを忘れたのだが。錠前に名前を書き、ここに括り付けると愛はつながったまま離れないのだそうだ。で、中はかなりの落書きがある・・・それも怖い。
景色を見るならおすすめはレストハウス屋上の展望台である。360度の風景をることができる。ここで、500mmのレンズを一眼デジカメに着けて撮影している人に話を聞く。今日はあまり見えないそうだ、いつもだったらスカイツリーが見えるんだよねえ・・・。そして、その下で小電力無線機で運用している人とも話をする。高いところにでると、遠くまで聞こえるのだそうだ、普段はコードレス電話の子機ぐらいのワット数なのだが、高度さえあれば丹沢大山、日光白根山、磐梯山の人とも通話が可能なのだそうだ。私も昔はアマチュア無線をやっていたことがあり、それなりの知識はあるが、小電力無線で可能性を追い求めるという方法もあるんだなと感心する。たまたま、その人もアマチュア無線の免許を持っていることもあって結構話してしまった。
さあ、あとは車に乗るだけ、約束の1時までは2時間近くある、昼食をとって向かいますか。
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