八ヶ岳 天狗岳 BC 極寒でさらさらでした

2014年01月19日(日) [日帰り]

• GPS: 07:32
• 距離: 10.6km
• 登り: 895m
• 下り: 881m

コースタイム

7:53渋ノ湯-9:52黒百合ヒュッテ10:03-11:17東天狗岳-11:53西天狗岳12:44-14:20黒百合ヒュッテ14:26-15:15渋ノ湯

天候

晴れのち曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

渋ノ湯までの道路は圧雪バーンとなっていますので、スタッドレスは必須です。
駐車場は渋ノ湯で駐車料金（1日1000円）を払ってから停めるようにしましょう。（その方が楽です）

コース状況／危険箇所等

渋ノ湯から中山峠までの登山道は、特に危険はありません。
中山峠から先は稜線の登りとなり、アイゼン、ピッケルは必須となります。前夜に降雪があり、登山道は比較的歩きやすかったですが、今後がちがちのアイスバーンになると緊張する場所も出てきます。

写真

渋ノ湯の駐車場から歩き始めます。空は快晴です。

この橋を渡って登山道へ。

雪はたっぷりです。青空が眩しいです。

黒百合ヒュッテの前は大賑わいでした。

中山峠。

この雪の壁を越えた先は強風極寒の世界です。

両天狗岳が見えてきました。いつの間にか雲が増えています(^^;。

稜線を強風が吹き荒れているのが見えます。

遠くに車山、三峰山などがきれいに見えていました。

風がすごい！。

ザックに付けたスキーがあおられて、時々ふらつきます。

夏は鎖場の岩場ですが、今日は昨夜の雪で歩きやすかったです。

東天狗岳山頂。極寒強風で長居できず。

西天狗岳。

霧ヶ峰方面。

北八、蓼科山方面。

ニュウ、浅間山方面。

コルまで下りると風は多少弱くなりました。そして天気も一気に良くなってきました。

西天狗への登山道。岩場が多い東天狗に比べて、こちらは雪山という雰囲気です。

後で滑る東斜面の様子。藪もほぼ埋まりました。

振り返ると東天狗岳もきれいに晴れていました。

硫黄岳も見えて来ました。

西天狗岳山頂。

東天狗岳。手前はこれから滑る斜面。

蓼科山方面。

蓼科山をズーム。

なんと滑ろうとしていたらあっという間に黒い雲がかかってしまい、30分待つも寒さに耐えられなくなりドロップイン。

40cmほどのさらさらパウダーが吹きだまっていました。

滑り降りてから東斜面を振り返ります。

コルから北側に下っていく斜面もだいぶ藪が埋まりましたので、もう少し滑り降りてみます。

こちらも40cmほどのディープパウダーが続きます。

途中で藪が濃くなってきましたので、下るのはここまでとします。

天狗の奥庭の登山道に向けて斜面をトラバース。藪がまだ多め＆40cm以上のラッセルで大変でした。

天狗の裏庭の登山道に合流。トレースが無く、ここからもラッセルは続きます(^^;。

東天狗岳北面の滑走に適した斜面の様子。パウダー間違いなしですが、寒くてもう帰ります。

途中で天狗岳を振り返ります。ああ、青空を背景に眺めたかったなあ。

黒百合ヒュッテ前の斜面。

ここももちろんパウダーです。

渋ノ湯まで下ってくると、上空は快晴になっていました。

感想

Fujimori-W

前夜の降雪を期待して、強風極寒は覚悟して出かけたのですが、予想以上に寒くて、特に稜線での吹きさらしでは芯から凍えました(^^;。
積雪ですが、西天狗岳東面は藪もほぼ埋まり、滑走には問題ない状態になりました。両天狗のコルから北側に下っていく斜面ですが、こちらも上部は藪がかなり埋まってきていて中間地点くらいまでは何とか滑ることが出来ましたが、快適に滑るにはあと50cmは欲しいところ。そこから先はまだ滑走不適でした。東天狗岳北面の吹きだまりの斜面は、今回はパウダー間違い無しでしたが、寒さに負けました。

詳細は以下をご覧下さい。
http://www.fujimoriworld.com/shumi/2014/2014-01-6telemark/2014-01-6telemark.html