【観音作戦】那古観音・那古山〜崖観音〜大坊岬〜堂山〜岡本城跡・聖山【己19.4】

2022年02月12日(土) [日帰り]

• GPS: 03:52
• 距離: 19.0km
• 登り: 509m
• 下り: 454m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:40
• 休憩: 0:23
• 合計: 4:03

距離 19.0km 登り 522m 下り 468m

13:32 那古船形駅
13:44 13:52 那古観音
14:06 那古山
14:10 14:13 潮音台
14:16 那古山
14:25 那古観音本坊
14:45 大福寺
14:49 14:53 崖観音
15:20 15:21 大房岬
15:30 15:31 大坊岬第１展望台
15:38 15:39 大坊岬第２展望台
15:41 15:43 大坊岬要塞跡
16:12 瀧淵神社
16:32 16:34 堂山
16:57 道の駅とみうら枇杷倶楽部
17:17 17:18 岡本城跡
17:22 聖山
17:35 富浦駅

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車

往路：JR内房線那古船形駅
復路：JR内房線富浦駅

コース状況／危険箇所等

那古観音から那古山へは直登できない。
崖観音正面から堂山へは行けない。裏から登ると藪濃いめ。
他はよく整備された道

その他周辺情報

道の駅とみうら

写真

2/12 13:31

前日に雪山をガッツリ歩いて筋肉痛になり、朝は8時過ぎに起きるなど完全オフモードだったが、家でダラダラしているよりはと、やっぱり出かける。

2/12 13:31

それにしても、那古船形駅は遠い。ずっと座っていて足に血が溜まってしまった。

2/12 13:42

那古観音

2/12 13:44

観音様の見守る那古船形、館山の街

2/12 13:45

断崖には八大龍王

2/12 13:47

なんと、那古山への道が閉ざされている。

2/12 13:58

出鼻を挫かれたか？と一瞬思ったが、別ルートで行けることは把握済みだ。

2/12 14:04

那古山の辺り。地元の人達が遊歩道を整備している。

2/12 14:08

潮音台。何故か和泉式部、小式部の供養塔がある。

2/12 14:09

潮音台から船形漁港

2/12 14:10

館山市街

2/12 14:23

那古寺本坊

2/12 14:27

次なる堂山へ向かう。

2/12 14:43

真言宗智山派、船形山大福寺

2/12 14:47

岩壁があると掘りたくなるのか、那古観音と対を為す崖観音。

2/12 14:48

崖観音から館山湾

2/12 14:48

那古山と館山沿岸部

2/12 14:49

手水にカラフルな花々を浮かべるのが最近流行っているのだろうか。

2/12 14:53

う〜む、どうやら、正面南側から堂山へは上がれないようだ。計画が雑でいかんな。

2/12 15:12

堂山に登るには崖観音の裏手に回らなければならないようなので、大坊岬を先に回ることにした。

2/12 15:15

北側に見えるのは富山。

2/12 15:15

大坊岬最高地点（標高79m）

2/12 15:19

最高地点は配水場になっていた。

2/12 15:24

大坊岬の先端に進む道中、令和元年台風15号の被害状況を示すパネルがいくつも設置されており、台風被害がいかに甚大だったかを思い起こさせる。

2/12 15:27

運動園地の、この木々何の木々気になる木々。

2/12 15:29

展望塔は木々に囲まれているのでスルーして第1展望台へ。

2/12 15:29

展望台から神奈川県側三浦半島

2/12 15:30

浮島と鋸山

2/12 15:33

幕末の砲台跡。「今では草木におおわれ、わずかに土塁の跡が残っているだけです」と書いてあるあたり、展示用に奇麗にするつもりは無いようだ。

2/12 15:36

第2展望台から、陸続きだが増間島

2/12 15:37

三浦半島の先端、岩堂山か。

2/12 15:41

昭和戦前期の要塞跡。これはバブル期の遺構と言っても通じるほど造りがしっかりしている。

2/12 15:47

館山湾に浮かぶ雀島

2/12 15:48

岬の上にリゾートホテル。泊まってみたいが、でもお高いんでしょう？

2/12 15:49

海岸園地

2/12 15:51

岬周りは散策に良し、走るのにも良し。

2/12 16:01

春の使者、スイセン。鋸南あたりでもたくさん咲いていることだろう。

2/12 16:03

岬の北側は富浦町

2/12 16:08

今度こそ今回の最高峰、堂山へ。

2/12 16:10

その前に瀧淵神社に参拝。

2/12 16:15

菜の花に囲まれた道の駅とみうら

2/12 16:22

何の道標も無い入口から堂山に入る。

2/12 16:22

それにしても、道が結構荒れている。

2/12 16:25

倒木を一つ一つ乗り越えるのも大変だ。

2/12 16:28

標高100mちょいでなければ敬遠して引き返すところだ。

2/12 16:30

堂山。だが、「ありがとう山」というドでかい標識がある。

2/12 16:33

荒れているように見えて、よく見ると枝打ちがされている。

2/12 16:55

道の駅とみうら。本来ならここで食事休憩するところだが、5時間想定の行程を3時間と勘違いして昼過ぎに来た時点で、いかんともし難し。

2/12 17:03

日没まであと17分。普通なら山行を終えるところだが、次の電車が来るまで50分以上あるので、もう一山。

2/12 17:12

岡本城跡入口

2/12 17:13

薄暗い森の中、紅の日が射すのに気がついて後ろを振り向く。

2/12 17:13

ちょうど西の海に日が沈まんとしているところだった。

2/12 17:15

雑然とした感のある岡本城跡

2/12 17:15

2/12 17:18

日没直前だが、この道なら残光でも大丈夫だろう。

2/12 17:20

日没時刻ちょうどに聖山から富山

2/12 17:24

聖山東側の急斜面を降りていく。岡本城主の里見氏が山腹を全て削り上げて絶壁にしたというだけあって、かなり急だが、遊歩道があるので問題なく歩ける。

2/12 17:25

標高100mに満たない超低山であり、かつ、遊歩道が整備されていたため、日没5分後という、まだ明るいうちに下山ができた。

2/12 17:30

最後に内房線を越えて、

2/12 17:33

富浦駅に到着。帰路も時間がかかるので、最寄りのセブンイレブンまで食料と資金を調達しに走る。

2/12 17:53

日没30分後にしてこの暗さ。残光も長くは頼みにできない。

2/12 17:54

開始が遅くなったのはマズったなあと思っていたが、これはこれで良く収まったと言えるかもしれない。

撮影機器：

Canon PowerShot SX740 HS Canon

感想

narodniki

上武県境で軽く雪山山行を決行し、心地よい疲労感に土曜日は家でダラダラするか、それとも連日山行するかというせめぎあいが起きる。
せっかくの三連休なので、他のこともしようかという思いがある一方で、どうせ疲れたとか言って魂が抜けたように、どこにも出かけることなく無為に一日過ごすんだろうという確信めいたものもあって、とりあえず、翌日も山行計画を立て、目覚ましを早い時間に設定しておく。

翌朝、午前4時前に目覚ましで起きるも、やはり疲労感はあるので、そのまま二度寝する。
8時過ぎにようやく起きだして、珍しく外に朝食をとりに行くが、天気が穏やかなこともあり、やっぱり山へ行こうと思い直して、朝食をさっさと切り上げて、千葉へ向かう。
この時に、所要5時間で山行計画を立てていたのが、何故か頭の中で所要3時間に切り替わっていて、昼過ぎに歩き始めれば、途中道の駅で軽食休憩をとっても日没までに終わるという、そんな軽い気持ちで本山行は始まった。

もっとも、3時間と5時間では違い過ぎるので、歩き始めてすぐにそのことに気がつく。
まあ、適宜、行程を端折れば良いやと思ったものの、那古観音から那古山に直登できない、崖観音から堂山に登れないという事態に、かえって行程は計画よりも伸びてしまった。

それでも焦って走ったりせず、また大坊岬では所々寄り道をしながら歩いて、南房総の空と海と稜線とを満喫しつつ、明るいうちに山行を終えられたことは、ひとえに今回詣で巡った両観音、諸神の恩寵の賜物である。
ここに深く謝し、諸仏諸神のしろしめす地と海と空平らかなれとお祈りする次第である。

今回、心残りがあるとすれば、千葉で海鮮物を口にできなかったことくらいだが、それは近いうちに伊豆を歩くことによって解決したいと考えている。

〜おしまい〜