三ノ塔(葛葉の泉から二ノ塔尾根)
- GPS
- 05:33
- 距離
- 8.3km
- 登り
- 943m
- 下り
- 941m
天候 | くもり |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
泥濘ですべりやすいため要注意。 |
写真
感想
昨日の予報では今朝方未明に雪が降るということでした。朝起きて外を見るとほぼ快晴で路面が少し濡れています。となると山には雪が積もったに違いないということで、昨年家族で訪れて悪天候のため敗退した三ノ塔を再訪することに決定。なにしろあの山はぬかるみがハンパないので、雪でも積もってくれないと大変なのです。しかし夏タイヤで行くことを考えると標高の高い駐車場はリスキーです。そこで、菩提峠やヤビツ峠より標高の低い葛葉の泉からの二ノ塔尾根という初のルートを試してみることにしました。
駐車場までは積雪なし。というか、なにやら今日は季節外れのポカポカ陽気。うっかり息子のダウンジャケットを家に置いてきてしまい、このまま決行するか否か悩んでいましたが、そんなもの必要なさそうなほどの暖かさです。ままよ、と登ってみることにしました。
二ノ塔尾根は丹沢にしては珍しくガレ場や階段がほとんどないコースで、その点では歩きやすいのですが、距離が短い割に標高差が結構あるため、ほぼ全線にわたって急登が続きます。おまけに雨後であるためか、一見滑りそうに見えない細かいパウダー状の土がネチョっと滑ることがしばしば。切り通し状になった登山道上には障害物も多く、踏跡不明瞭なところもあったりして要注意です。
二ノ塔からはぬかるみが本格化します。大人の靴ならなんとかなっても、子供の靴だと足首近くまで埋まってしまうほど。いかな防水の靴といえども横や上部から少々浸水したそうです。今日はポールを持ってくるのも忘れたため、転ばないようにするのが大変でした。厄介なことに、ぬかるみの下は圧雪かなにかで凍っており、歩き方・歩く場所によってはズポっと踏み抜けてしまいます。それでもなんとか三ノ塔に到着。二ノ塔までの状況で予想していたとは言え、雪なんてどこにもなし。ただひたすら地獄のようなぬかるみです。でもせっかくなのでお地蔵様のところまで足を延ばし、烏尾山を眺めてきました。
下りはまだ地図にも載っていない真新しい林道を通ってみることに。スマホのGPSログと突き合わせてみたところ、若干遠回りになるもののちゃんと戻れそうに思えたのです。ここまでの登山道はわりと登りにくい道だったので、下りくらいは林道でラクラクお散歩、という考えもありました。実際しばらくは楽しく歩けたのですが、更に進んでいくとまさかの行き止まり。まだ造成中だったようです。やむなく再度同じ道を登って登山道に戻り、普通に下って帰ってきました。
滑りさえしなければ悪くないコースだと思いますが、ヤビツ側からと比べてどちらが歩きやすいかというと、やはりあちらかもしれません。地図上での距離の短さに騙されますが、意外と手強いコースでした。次は「本当に雪が積もった時」に、大倉からの三ノ塔尾根を試してみたいと思います。
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