岩門城跡(城山 那珂川市)

2022年02月19日(土) [日帰り]

• GPS: 03:15
• 距離: 13.9km
• 登り: 305m
• 下り: 300m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:12
• 休憩: 0:04
• 合計: 3:16

15:00 スタート地点
17:07 17:11 岩門城跡
17:12 17:12 城山
18:16 ゴール地点

帰りはタイミングよければコミュニティバスと西鉄バス乗り継ぎで楽々帰れるけど150円をケチって西鉄バスのある下中原まで歩いた。
元々家まで往復するつもりでいたので充分すぎるくらい楽できた。

天候

あめ

アクセス

歩き(帰りは途中からバス)

コース状況／危険箇所等

よく整っている。
神社から山頂を目指すとスズメバチの巣があるので通行止め。今回のコースは今のところ行かないように。

その他周辺情報

最寄りのお風呂は那珂川温泉清流。
人気の施設だが、ちび山登りの汗を流すにはちと高級すぎる。

写真

2/19 16:18

那珂川南中からの城山。
今回はこの裏から上ってこっち側へ降りる。

2/19 16:33

安徳台。古代豪族原田氏が安徳天皇を迎えるために建設した御所があったと伝わる。

2/19 16:34

裂田の溝。日本最古の灌漑用水路。

2/19 16:37

登山口は神社の参道になってます。

2/19 16:39

急な石段をひたすら登る。

2/19 16:44

神社の寸前。この大岩もきっと城の重要拠点だったろう。

2/19 16:45

お参りして更に上へ、一端下って鞍部を越えてまた登る。サクラからの登山道と合流します。

2/19 17:06

山頂は非常に細長い。郭のあとを越えて行く。

2/19 17:07

山頂。岩門城の主郭跡。

2/19 17:07

2/19 17:08

山頂から先に一段降りると展望スペースがある。ここは広い。

2/19 17:09

晴れてたら博多湾まで見渡せる。

2/19 17:16

スイッチバックして郭群を逆戻り。尾根を真っ直ぐ縦走コースへ

2/19 17:21

左に降りる。真っ直ぐ行けば矢岳縦走コースへ。

2/19 17:26

上の写真から1分位で下山出来る。少弐景資(かな？)の像が建ってる。

撮影機器：

AQUOS sense SHV40 au シャープ

感想

にしはじめ

城山は興味深い山だ。
10年くらい前にこの山に登ってから北部九州の歴史に興味が出て、勉強するきっかけになった。

古代豪族原田氏、裂田溝、安徳台、源平合戦、大宰府、元寇、大将軍少弐景資、岩門合戦、建武の新政、少弐頼尚と足利尊氏、南北朝、九州探題兼肥前守護渋川氏vs筑前守護少弐氏、中国の雄大内氏、そして戦国、秀吉の九州攻め、そして廃城。

長くなるから単語で歴史を繋いだが、この小さな山の歩んだ路はとても濃密で、決して教科書には載っていないけれど、ここには裏日本史がぎゅうぎゅうに詰まってる。
もうロマンの固まり、いや山の形をしたロマン(笑)。

山行記録については相変わらず写真を見てよ、なんだけど、こないだの観音山に味をしめてまた家から何とか歩ける距離の山まで歩いてみた。
往復すれば20キロ弱のコースになるけど、平地歩いても消費カロリー的にはさざ波程度、暗くなれば帰りは飽きたらいつでもバスに乗るつもりでお気楽ウォーキング。

今日は雨だったけど、雨の雑木林はとても良かった。あのしっとりした雨の森でしか吸い込めない独特の空気もまたいいよね。
明日は大荒れらしいから山登りは止めとこう。

ちなみに正面登山道山中の高津神社からサクラ林からの登山道合流点を経て山頂へ向かうのだが、合流点直前でトラロープでとうせんぼしてる。
邪魔ダナーと思ってよけて向こうに回ったらあっちからだけ見えるように「スズメバチの巣がありますので当分立ち入り禁止」ですと。

いや今しがた通ってきたんですが。
こっち側からはなんの案内もないし。
知らねんだからしょうがないもん。
登山口にも「山頂いく方はサクラ林の方から登って下さい」みたいな案内なかったもん。

時期が時期だからどうでもいいんだけど一応注意喚起しときます。

ここから矢岳まで二時間ちょっと位の縦走路が伸びてるのでここに来るときは次はそれだな。