記録ID: 4014550
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山滑走
八幡平・岩手山・秋田駒
乳頭山:ブナ林・モンスター・パウダー滑走の三拍子揃った会心ツアー
2022年02月20日(日) [日帰り]
teledaisuki
その他3人
体力度
2
日帰りが可能
- GPS
- 06:11
- 距離
- 8.4km
- 登り
- 696m
- 下り
- 659m
コースタイム
天候 | ・低気圧が通過し冬型になり始めのタイミング、数日前の予報では悪天で入山できるか危ぶまれたが、前日の予報で秋田仙北地区は何とかなりそうで午後は晴れ間も期待できる予報に変化していた。 ・前夜からの降雪はスタートの大釜温泉で10cm前後、小雪模様でスタート、気温は高めで林間では風の影響はなかった。林間での新雪は40cm前後、1200mを越えモンスター群、田代平避難小屋に到着時には青空が広がってきた。 ・山頂へ向かうと風が強くなり、俄雪や強風、ガスによる視界不良などで、登頂が危ぶまれたが、なんとか登頂、その後は回復と悪化を繰り返した。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・大釜温泉脇の孫六温泉入口からスタート、川に沿って孫六温泉まで進むが左側崖からの落雪、雪崩に要注意。 ・左側から巻いて西尾根に乗り上げる。標高1150m位まで降雪の下に前日の先行トレースがあったがその後はノートレースでラッセルを強いられた。新雪は深い所で50cmほどであるが板の沈みはそれほどでもなかった。樹林帯では木に付着する大量の雪が綺麗であるが、落雪は要注意、小生は1回落雪が頭を直撃してびっくりした。 ・田代平避難小屋から上部は森林限界となり、尾根ルートてシール登高したがシュカブラ、ウィンドパック状態であった。山頂に近づくにつれ強風、視界不良になり難儀した。 ・滑走は山頂から少しシール装着、滑走モードで慎重に高度を落とし、風の影響が軽減できる地点から滑走開始した。避難小屋への滑走ルートは途中から尾根を避け雪質の柔らかい沢地形を滑走、下り過ぎないようトラバースしながら避難小屋に帰還した。 ・避難小屋から下部はモンスター脇は吹き溜まり、ツリーホールなどで複雑であり慎重に滑走、やがてブナ林の極上パウダーツリーランを堪能できた、 |
写真
感想
・最近数年間、通い続けている東北遠征山スキー、秋田駒ケ岳は3回目、乳頭山は2回目の挑戦でした。
・昨年までは天気に恵まれず満足感に欠けるツアーの繰り返しでしたが、今回の乳頭山は想定外の好条件となり、変化のある天気・ルートにブナ林・モンスター・パウダー滑走の三拍子揃った会心のBCツアーを経験することができました。
・モンスターの絶景ツアーエリアはいくつか経験しているが、乳頭山は入山口から全行程をシール登高せねばならず、この日の入山者はわがPのみであり、静かで贅沢なツアーは、これまでに経験したことがなく、達成感は半端なかった。体力的には標高差が700mほどで高齢者にとっても適度なため、今後もわが会の新たな山スキー愛好家とも同行したいと感じた。
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