天城山 深い雪 ずっとアイゼン
- GPS
- 06:12
- 距離
- 8.8km
- 登り
- 708m
- 下り
- 715m
コースタイム
天候 | 晴れ 曇り ほぼ無風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
小田原厚木道路 国道1号 伊豆スカイライン 熱海峠→天城山高原 往復2000円 ※西湘バイパス横浜方面は通行止め |
コース状況/ 危険箇所等 |
・登山口からずっとアイゼン(モンベルの6本爪スノースパイク) ・入山者いないのでトレース不明瞭。樹木の登山道の目印がたより。 ・踏み抜き注意。ずっと積雪。ところによって膝まで雪。 ・積雪のトラバース 数か所あり。滑落注意 ・渡渉(としょう)数か所あり。ハイorミドルカットのGORE-TEX靴とスパッツ必須。 ・雪山未経験者のソロ登山は危険 |
写真
感想
朝一走行中、伊豆スカイラインは雨で濃霧だった。
ゴルフ場までの林道は、アイスバーンでスタッドレス必須。
除雪車がいて通過しづらかったので、
いったん雪のないスペースまでUターンしてチェーンを付ける。
前回、長野で、スタックして懲りていたんで今回は安全策で行く。
相変わらず樹脂チェーン、バイアスロンは固くてフックがかけられない。
満身の力をこめて なんとか前輪に装着したが30分かかった。
時間切れで万三郎岳はあきらめて、万二郎岳行ってピストンも、ありかと思った。
駐車場到着後、天気予報通り晴れてきた。
登山者は誰もいなかった。天城山独り占め状態だった。
時間はすでに9時。
念のため持ってきた軽アイゼン(6本)が大いに役にたった、
というより持って来なかったら撤退していたかもしれない。
特に下り坂はアイゼン無しだと恐ろしかった。
靴はハイカットシューズにすればよかった。
渡渉(としょう)が多い。
雪がシャーベット状で、どこに岩があるのか見えない。
沢に足をドボンと入れないと渡れない。
スパッツ必須。
まさか伊豆で本格的雪山登山が楽しめるとは思いもしなかった。
眺望こそはイマイチであったが、
誰もいない静かな雪山登山が楽しめた。
下山途中、2名の登山者とすれ違ったことで 内心ほっとした。
すれ違いでこんにちは〜と何気に挨拶しただけであったが、
内心、やったーー!と喜んでいた。
この先ずっとトレースが保証されたから。
案の定雪は深く、難路の連続であったが、2名分のトレースがあって助かった。
途中誤ったトレースにつられて 登山道を外れたが、すぐ気が付いて戻れたことは幸いであった。
樹林帯なので、シャクナゲなどの木の根っこが多い。
一度、雪を踏み抜き、木の根っこに足をひっかけ、激しい勢いで前方に転倒した。
足を踏み出す直前、あ、やばい、と思った。
転倒する瞬間、踏ん張り足を折るか、このまま倒れて受け身をとるか無意識に考えた。
足を捻じったらここで万事休す。
足を解放し、あえて転倒して、両手で受け身を取ろう、雪があるので衝撃は少ないだろう、と瞬時に判断して、それが正解だった。
木の根っこがある箇所は、焦らずゆっくり几帳面に進もうと思った。
ソロだし誰もいない山なので、もし足を怪我したらアウトだから。
下山後、伊豆スカイラインから見た沼津側の景色は素敵だった。
駿河湾が夕焼けできれいだった。
2週続けて百名山。今回で38座。100座まで、まだまだ先は長い。
数年前の3月末、このコースに行こうとしたら春の大雪。駐車場で諦めて帰ったことがあります。その後夏に万三郎→四辻を歩きましたが… 初心者にはちょっと厳しいハード&道迷い誘う箇所ありのハイキングコース💦 この雪の中、本当にお疲れ様でした!!
春の大雪、想定外の雪で撤退されたのですね〜。
この山ですが、初心者におすすめ!なんて書いてあるサイトも多く、
私もそうなんだと思って行ったら、どんでもない山でした。
おっしゃる通り、厳しい箇所や、道迷い箇所けっこうありましたよ〜。
でも、それなりに準備さえしていけば、楽しい雪山ですね!
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する