松木ジャンダルムを仰ぎ,厳冬期「松木渓谷」を歩く

2022年02月24日(木) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 12.6km
• 登り: 313m
• 下り: 312m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:39
• 休憩: 0:35
• 合計: 5:14

10:18 足尾･銅親水公園
10:32 10:32 久蔵川冠水橋
10:40 10:40 水管橋分岐
10:55 10:55 石碑群
11:00 11:05 民集の杜
11:15 11:15 左岸より沢流入
11:20 11:20 立入禁止看板(車のみ)
12:30 12:30 堰堤(副ダム)
12:45 12:45 堰堤(副ダム)
13:00 13:25 ウメコバ沢出合(岩4-4)
13:40 13:45 左岸･滝
13:48 13:48 堰堤(副ダム)
14:00 14:00 堰堤(副ダム)
14:48 14:48 立入禁止看板(車のみ)
15:00 15:00 民集の杜
15:03 15:03 墓碑群
15:25 15:25 久蔵川冠水橋
15:32 足尾･銅親水公園

天候

☀ ・最低／最高気温 (熊 谷： -0.7／9.4 ℃)
　　　　 　　　　　 (奥日光： -9.4／-3.6 ℃)
　　　・昼間の時間： 11:12 (日出：6:20 日入：17:32)
　　　
・24日の気象[全国] : 気象人
　　https://kishojin.weathermap.jp/diary_detail.php?date=2022-02-24

アクセス

利用交通機関：

自家用車

　旧足尾町(日光市)の 国道122号・田元交差点を直進、県道
250号に入ります。
　わたらせ渓谷鉄道の終点「間藤駅」を過ぎ、更に上流へ。
　足尾ダム「銅(あかがね)親水公園」の 駐車場に止めました。
　10:15。この冬の寒さ。さすがに1台の車もありませんでした。

コース状況／危険箇所等

・いわゆる「松木ジャンダルム」の北面・切り立った岸壁や
氷ついた沢を眺めに、この真冬に歩きました。
標高的にはs700m〜e950mと かなりフラットですから、山登り
とは言えませんが、この時期の"源流歩き"ですから、それなりの
装備は必要です。

・途中まで、工事用道路を歩くので、「立入禁止」看板までは
時折ダンプ等がとおり、その先には砕石&砂プラント等があって、
決して快適な "道" ではありません。
　その左側のプラントを過ぎてからの「林道」となってからは、
今度は 崩落地点あり、落石有りで決して 気が抜けません。
　さらに上流にいけば 雪深く、"源流歩き"となります。

切り立った「松木ジャンダルム」と、正反対の明るい「大平山」
方面との対比が素晴らしく、松木村跡の草原で遊ぶ「鹿さん」が
驚いて山へ駆け登るシーンが印象的です。　

写真

2/24 10:19

銅(あかがね)
親水公園
駐車場にて。
本日は🚙1台のみ。

2/24 10:21

銅親水公園より
手前△横場山,
中倉山と右に
真っ白な大平山への
松木尾根を見る

2/24 10:23

これから渡る
久蔵川の冠水橋と
白く黒檜岳を見る

2/24 10:25

久蔵川の
冠水橋を渡る。
右が横場山。

2/24 10:33

これから向かう
松木川では、
河床の浚渫が。

2/24 10:39

松木川に架かる
水管橋と上流を見る
△が中倉山

2/24 10:42

右岸側が徐々に
切り立ってくる。
右に中倉山を見る

2/24 10:52

中倉山の白き
威容を見る

2/24 10:53

林道を進むと
松木村跡の石碑が
見えてきた。
右には鹿の群れが。

2/24 10:56

松木村跡の
石碑を見る。
悲しく何かを
物語る。
後方は中倉山。

2/24 10:59

民集の杜

2/24 11:05

旧松木村に緑の森を

2/24 11:07

松木渓谷&皇海山
への案内

2/24 11:08

山と心に
木を植える看板

2/24 11:08

同左に描かれている
絵を拡大した。
明治15年頃までは
緑多き豊かな
村だった。

2/24 11:21

立入禁止との
看板有り。
但し車へのこと

2/24 11:23

登山者には
カラーコーンで
誘導している

2/24 11:26

この辺から
いわゆる
松木ジャンダルム〜

2/24 11:37

左岸側林道の岩石
崩落地点から
下流を見る

2/24 11:41

林道は岩石崩落が
多くて、路面は
所々荒れている

2/24 11:44

「堰堤」を見る

2/24 11:53

聳え立つ
ジャンダルム
状況が続く

2/24 12:01

聳え立つ
ジャンダルム
状況が続く

2/24 12:11

こんな所を
歩いてます👣
迫りくる
"ジャンダルム"

2/24 12:14

谷が狭まり
正に
松木ジャンダルム
直下です。
雪と風が吹き抜け
三脚固定が何回も
倒れる!!
〜自撮り〜

2/24 12:20

正に
松木ジャンダルム

2/24 12:21

上流へ歩く🐾

2/24 12:29

「堰堤」に
さし掛かる

2/24 12:32

堰堤地点より
上流を見る

2/24 12:36

トレース薄く
⛄雪⛄深く

2/24 12:38

雪⛄深まる。

2/24 12:44

松木川の堰堤。

2/24 12:51

この地点まで
左岸側の高みを
歩いていたが
川を遡行することに

2/24 12:55

松木ジャンダルム
側とは裏腹に、
大平山方面は
この明るさ

2/24 12:56

ウメコバ沢出会い
地点より。

2/24 12:57

ウメコバ沢出会い
地 点。

2/24 12:58

大平山方面を見る

2/24 13:01

河川の中。
凍ってていつ
踏み外すか
判らない。
「4-4の岩」にてend
食 事🍙🍙

2/24 13:12

まだまだ遠い、
皇海山を見る。
川は雪と氷状態

2/24 13:23

ウメコバ沢出会い
付近の4-4岩付近
にて〜自撮り〜

2/24 13:26

「4-4岩」を去る。

2/24 13:29

河原は広いが。

2/24 13:32

復路,左岸側から
流入する
白く光る滝へ
向かう

2/24 13:41

無名「滝」。
南面だが、
全面凍結。

2/24 13:41

滝より下を見る

2/24 13:56

2/24 14:07

赤倉山(1,442m)を
正面に見て一筋
雪道を降る。
絶景!!快適!!。

2/24 14:12

下流を見る

2/24 14:13

各堰堤の右岸
取付部は
恐ろしいほど

2/24 14:15

復路に改めて
松木ジャンダルムを
眺める!!
絶景かな!!。

2/24 14:23

赤倉山を正面に
眺めながら
明るい松木川を
下る。

2/24 14:56

立入禁止看板を
過ぎて下流を
見る。
鹿さんが大急ぎで
林道を渡って
山へ向かって
駆け登る!!

2/24 14:56

旧松木村の一風景。
ここ松木沢左岸の
草地は今や,
鹿さんの楽園と
なっていた

2/24 14:59

雪が舞っていた
上流とは一変して
蒼空のもと。

2/24 15:30

松木渓谷と
松木尾根方面を
見る。
〜銅親水公園より〜

撮影機器：

AQUOS sense3 SH-M12 SIMフリー シャープ

感想

fuya0123

◎ 約1年前の21/03/23に,key55と二人で、中倉山〜沢入山へ
登って以来の「足尾山地」入りとなりました。
　
◎　日光市観光協会 足尾案内所発行の「産業遺産と環境の町」と
　題して「ガイドマップ」を作成しています。
　　ここに、足尾全体の一部として「松木渓谷」を紹介しては
　おりますが、あくまで切り立った岸壁や「松木村跡」の植樹や　
　砂防工事などを紹介しているものです。
　　真冬に、ルートを歩くことを紹介しているわけではありません。
　・当然上流に行く程 雪は深いし、林道の一部では岩石崩落と
　積雪でやや危険があるし、さらに沢に入るので、ルートが判らず
　したがって 決してハイキングではありません。

　・以前に「銅山の町・足尾を歩く〜足尾の産業遺産を訪ねて〜」
　　・・・・・(村上安正さん著)を 依然読みまして、今回の
　「松木村」はじめ「久蔵村」,「仁田元村」の山村の存亡に
　ついて興味を抱いておりました。
　　真冬で、「廃村(1902年)」後の "鹿と猿の楽園"でしか
　見ることのできない"松木村跡"でありました。
　・墓石群が「中倉山」を見つめておりました。

　・今度は春に、「久蔵沢&仁田元沢」方面に行ってみたい。