【狭薄山】

2014年02月01日(土) [日帰り]

• GPS: 08:50
• 距離: 19.1km
• 登り: 1,376m
• 下り: 1,380m

コースタイム

駐車スペース（盤の沢林道入り口付近）7:54→11:00　1157p付近（札幌岳・空沼岳縦走路）→12:44　狭薄山　12:54　→　（昼食休憩30分程度）→16:32

天候

雪時々曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

盤の沢林道はゲートまで除雪されて林業関係者の車両が出入りしている様子。
邪魔にならないよう別な駐車スペースに駐める。

コース状況／危険箇所等

ラッセルはヒザ〜スネ程度。
危険個所は、1157p付近から空沼・札幌岳縦走への取りつきの急斜面。
ガマ沢川の渡渉に雪庇箇所あり。
狭薄山への最後の登り。

写真

2/1 7:53

道路脇の除雪（駐車）スペースから盤の沢山が望まれている。準備万端、7時54分出発。

2/1 7:55

林道入り口。

2/1 8:06

除雪はゲートまで。

2/1 8:16

盤の沢川に沿って緩く登っていく。
ラッセルは昨日の降雪15�冂�度。

2/1 8:37

林道が右岸から左岸へ渡るあたりで左手に入る。

2/1 8:47

尾根取りつき。856pあたりを目指す。

2/1 9:12

徐々に急な細尾根となり倒木や岩に遮られなかなか苦戦。

2/1 9:42

856p付近の尾根に乗る。ここで小休止し、念のためここにピンクテープを吊るしておく。

2/1 9:42

雪庇が結構発達しています。

2/1 9:54

強風により雪面に出来た大きなうねりをいくつも越えていく。

2/1 10:15

一時的に青空がのぞく。
標高が上がり徐々にラッセルがきつくなってくる。

2/1 10:22

油断していると凹凸に気付かずボトン。前転し袋はぎが攣りそうに。

2/1 10:24

1000m超えるとダケカンバの疎林に。

2/1 10:30

1118p手前の小ポコ。

2/1 10:32

小ポコから1118pを望む。

2/1 10:40

1118pへの急な登り。

2/1 10:42

1118p。

2/1 10:44

この先の1157p（空沼・札幌岳間の稜線）は見えない。

2/1 11:01

縦走路付近は急斜面のトラバースで危険。天候も悪いし稜線への取りつき箇所が無ければあきらめることとし、取り合えず1157pまで目指す。

2/1 11:06

1157p手前でわずかな取りつき箇所を発見。先に進むことにする。

2/1 11:11

急斜面のトラバース。やや緊張させられました。

2/1 11:12

かなりの積雪に埋もれる切り株。

2/1 11:16

主稜線からガマ沢川への下り。

2/1 11:23

ガマ沢川の沢筋から再び尾根の登りへ。

2/1 11:57

地図とgpsを駆使しピークへは寄らないよう、登り返しの少ないようルートどり。

2/1 12:05

1158pと狭薄山手前ピーク間のコル。ここで重いザックをデポし、帰りにこのあたりでランチとしよう。

2/1 12:07

すぐそばの狭薄山手前ピークも霞んでいる。

2/1 12:15

ひざラッセルが果てしなく続く。

2/1 12:29

いよいよ狭薄山への最後の登り。

2/1 12:44

高い雪庇が出来ている。なるべく右側の樹林側を進む。

2/1 12:52

4時間50分を要して狭薄山山頂へ。（1295．8m）4年前のゴールデンウィークにツボ足で初登頂した時は約3時間でしたが、さすがにラッセルはきついです。

2/1 12:53

ガスってほとんど視界なし。ある筈の山頂標も見当たらなかった。時間も押してるし足早に下山開始。

2/1 13:16

1158p付近まで戻ってくる。

2/1 13:56

ザックを回収し、30分ほど休憩をとる。
それにしても今日は寒い。おにぎりのわずかな水分も氷り、ハイドレーションの断熱パイプもとうとう凍結。

2/1 14:10

ガマ沢川に出来た雪庇から2〜3m落ちた箇所。（帰路撮影）降雪、曇天時は雪面が見づらく要注意。

2/1 14:22

トレースが消えて帰路もラッセル続き。登り返しがつらいです。

2/1 14:44

ヘロヘロになり1157pまで戻ってきました。
ちょっと安心。

2/1 14:54

1118pへの登り返し。登り返しはまだまだ続きます。

2/1 15:38

856pまで戻り、ピンクテープを回収。
ようやく里山まで戻ってきた感じです。

2/1 16:27

最後の林道歩き。暗くなる前に無事帰還です。お疲れ様でした。

撮影機器：

Canon PowerShot A580 Canon

感想

outdoorsmant

狭薄山は、山深く距離があり主にラッセルが不要となる3月下旬からゴールデンウィークに登られることが多く、私の初登頂もH22年ゴールデンウィークに空沼岳の夏道からでした。一度厳冬期にラッセルで挑戦しようと考えていましたが、今回はルートも盤の沢林道からとし、2回目の挑戦でした。天気が良くなる予報に期待しましたが、終始、吹雪と曇りを繰り返す悪天に何度かリタイアしようとも思いましたが、体調も良く行け行けームードで進んでいきなんとか登頂できました。ラッセルもそれなりにきつく、帰りの登り返しも多く、往復20KMは思った通りハードな行程でしたが、計画を成功できた喜びは疲れ以上のものがあります。ただ、雪崩や雪庇、木からの落雪などたくさんに危険が潜んでいるので、リスクを再認識させられる山行でもありました。