【★高尾陣馬＆戸倉三山エリアのバリエーションルート！★入山尾根＆舟子尾根★】

2014年02月02日(日) [日帰り]

• GPS: 06:48
• 距離: 11.2km
• 登り: 873m
• 下り: 815m

コースタイム

【■山域(通過自治体)■】
�‥豕�都八王子市
��東京都あきる野市<舟子尾根付近一部分>

【■今回のコース■】
『萩園バス停(八王子市美山町/標高190m/8:05am登山開始)-
琴平神社入口(取付地点/8:21am)-琴平神社(8:33am/7分休憩)-
向山(標高386m/9:29am/9分休憩)-
ヒトッ石山(標高536m/10:02am/8分休憩)-
オキノ窪ノ峰(標高640m/11:24am/10分休憩)-
豆佐嵐山(標高648m/11:52am/23分休憩)-
舟子尾根ノ頭(標高610m/12:25pm)-
古愛宕山(標高509m/13:05/8分休憩)-
竜山(13:40)-逆川林道(14:04)-金剛ノ滝(14:07/5分休憩)-
逆川右岸尾根(秋川丘陵/14:21)-新多摩変電所脇(14:30)-
今熊山登山口バス停(標高230m/14:53/登山終了)』

天候

曇り⇒小雨(約40分間)⇒晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

【●往路●】
�ゝ�王線-高尾(京王線350円)
��高尾駅-萩園(西東京バス/310円)

【●復路●】
�〆７Щ嚇仍蓋�-八王子駅(西東京バス/510円)
��京王線330円区間

西東京バス
http://www.nisitokyobus.co.jp/

コース状況／危険箇所等

【●登山道状況●】
＜萩園バス停〜琴平神社入口：一般道路＞
＜琴平神社入口〜琴平神社：黒破線経路(バリ)＞
＜琴平神社〜向山：地図上経路無し(バリ)＞
＜向山〜ヒトッ石山：地図上経路無し(バリ)＞
＜ヒトッ石山〜オキノ窪ノ峰：地図上経路無し(バリ)＞
＜オキノ窪ノ峰〜豆佐嵐山：地図上経路無し(バリ)＞
＜豆佐嵐山〜舟子尾根ノ頭：赤線一般登山道＞
＜舟子尾根ノ頭〜古愛宕山：地図上経路無し(バリ)＞
＜古愛宕山〜逆川林道：地図上経路無し(バリ)＞
＜逆川林道〜金剛ノ滝〜逆川右岸尾根：黒破線経路(バリ)＞
＜逆川右岸尾根〜変電所脇：黒破線経路(バリ)＞
＜変電所脇〜今熊山登山口バス停：林道+一般道路＞

�’覬爛丱皇筺繕彿真声卞�口：一般道路に付き問題なし
��琴平神社入口〜琴平神社：急峻ですが問題なし
�６彿真声辧糎�山：道迷い注意・ケモノ臭多い
�じ�山〜ヒトッ石山：道迷い注意・ケモノ臭多い

�ゥ劵肇胆仍魁船�キノ窪ノ峰：尾根が砕石場で途中で分断
されていて目の前にはブルドーザーがいます。入ったら不
法侵入になりますので、進行方向左側の植林の山腹のケモ
ノ道をオキノ窪ノ峰直下まで必ず巻いて通ることです。こ
の部分は高度なルートファインディングが必要です。幸い
岩場などはありませんので尾根と谷の形状を見極めて通れ
ば問題ないと思います。

�Ε�キノ窪ノ峰〜豆佐嵐山：道形明瞭・やや急峻
��豆佐嵐山〜舟子尾根ノ頭：素晴らしく整備された道
�┰�子尾根ノ頭〜古愛宕山：道形やや明瞭・ヤブあり
��古愛宕山〜逆川林道：道形不明瞭・ヤブあり
��逆川林道〜金剛ノ滝〜逆川右岸尾根：道形明瞭
��逆川右岸尾根〜変電所脇：道形明瞭・ジャリ林道
��変電所脇〜今熊山登山口バス停：林道・一般道路

【●登山者数情報●】
�’覬爛丱皇筺繕彿真声卞�口：通行人数名
��琴平神社入口〜琴平神社：0名
�６彿真声辧糎�山：0名
�じ�山〜ヒトッ石山：0名
�ゥ劵肇胆仍魁船�キノ窪ノ峰：2名
�Ε�キノ窪ノ峰〜豆佐嵐山：0名
��豆佐嵐山〜舟子尾根ノ頭：0名
�┰�子尾根ノ頭〜古愛宕山：0名
��古愛宕山〜逆川林道：0名
��逆川林道〜金剛ノ滝〜逆川右岸尾根：0名
��逆川右岸尾根〜変電所脇：0名
��変電所脇〜今熊山登山口バス停：通行人数名

【●読み方●】
�’覬燹Г呂�ぞの
��琴平神社：ことひらじんじゃ
�８�山：むかいやま
�ぅ劵肇胆仍魁Г劼箸辰い靴笋�
�ゥ�キノ窪ノ峰：おきのくぼのうら
�ζ�佐嵐山：ずさわらしやま/づさらしやま
�Ы�子尾根：ふなこおね
�┯徹ε羯魁Г海△燭瓦笋�
��竜山：たつやま
��逆川林道：さかさがわりんどう
��金剛ノ滝：こんごうのたき
��今熊山：いまくまやま

【●別名●】
�ゞ彿真声辧Ф彿浸魁Ε灰鵐團藥�
��向山：ムカイ山
��ヒトッ石山：オヅ川ノ頭・翁沢ノ頭
�ぅ�キノ窪ノ峰：沖ノ窪ノ峰
�テ�佐嵐山：棚沢入ノ峰・ウツギ窪ノ峰
��舟子尾根ノ頭：棚沢ノ峰・大蛇谷ノ頭
�Ц徹ε羯魁Д灰▲織粥�舟子山
��竜山：舟子窪ノ峰

写真

昭和19年の入山尾根と舟子尾根の古地図

2/2 8:05

【一般道路】萩園バス停(八王子市美山町/標高190m/8:05am登山開始)

2/2 8:14

【一般道路】集落の中を通る

2/2 8:21

【入山尾根/バリエーションルート】琴平神社入口(取付地点/8:21am)。この赤矢印の方角に登る

2/2 8:33

【入山尾根/バリエーションルート】琴平神社(8:33am/7分休憩)。別名：琴平山・コンピラ山

2/2 8:46

【入山尾根/バリエーションルート】植林と自然林の境界線上を歩く

2/2 8:46

【入山尾根/バリエーションルート】琴平神社の裏の踏跡に入る

2/2 8:55

【入山尾根/バリエーションルート】なかなか雰囲気が良い尾根

2/2 9:17

【入山尾根/バリエーションルート】遠ノ谷戸尾根(川口丘陵)方面の採石場を眺望

2/2 9:29

【入山尾根/バリエーションルート】向山の頂上が見えてきた

2/3 20:05

【入山尾根/バリエーションルート】向山(標高386m/9:29am/9分休憩)。別名：ムカイ山

2/2 9:30

【入山尾根/バリエーションルート】向山からは赤矢印の方角に入る。昨年3月は軽ヤブだったが、今回は踏跡明瞭で赤テープが増えておりました(^0^)

2/2 10:01

【入山尾根/バリエーションルート】ヒトッ石山の手前のパンチが効いた急坂(>_<)

2/2 10:02

【入山尾根/バリエーションルート】ヒトッ石山(標高536m/10:02am/8分休憩)。青丸の方角へ行くこと。昨年は赤テープも何もなかったので、道に迷いました(^^;

2/3 20:08

【入山尾根/バリエーションルート】ヒトッ石山(標高536m)。別名：翁沢ノ頭・オヅ川ノ頭・一ッ石山・一石山

2/2 10:07

【入山尾根/バリエーションルート】ヒトッ石山(標高536m)にて

2/2 10:15

【入山尾根/バリエーションルート】ヤブの岩場を登る

2/2 10:20

【入山尾根/バリエーションルート】眼下に採石場が見えてきた。この付近で雨が本降りになって雨具を着る

2/2 10:40

【入山尾根/バリエーションルート】採石場上のイノシシのヌタ場と化したデエロ(平)

2/2 11:09

【入山尾根/バリエーションルート】昨年同様に下を巻く。昨年は踏跡が非常に薄かったが、今回は明瞭な踏跡がありました(^0^)

2/2 11:10

【入山尾根/バリエーションルート】この方角へ巻く

2/2 11:12

【入山尾根/バリエーションルート】採石場を巻いている最中。この付近で雨が止む

2/2 11:17

【入山尾根/バリエーションルート】ここを登るとオキノ窪ノ峰

2/3 20:18

【入山尾根/バリエーションルート】オキノ窪ノ峰(標高640m/11:24am/10分休憩)。別名：沖ノ窪ノ峰(おきのくぼのうら)

2/2 11:50

【入山尾根/バリエーションルート】豆佐嵐山への入山尾根最後のパンチが効いた登り

2/2 11:52

【入山尾根/バリエーションルート】豆佐嵐山(標高648m/11:52am/昼食23分休憩)

2/3 20:18

【入山尾根/バリエーションルート】豆佐嵐山(標高648m)。別名：棚沢入ノ峰・ウツギ窪ノ峰

2/2 12:15

【一般登山道】豆佐嵐山から舟子尾根ノ頭へ向かう

2/2 12:25

【舟子尾根/バリエーションルート】舟子尾根ノ頭(標高610m/12:25pm)。別名：棚沢ノ峰・大蛇谷ノ頭

2/2 12:26

【舟子尾根/バリエーションルート】舟子尾根の上部はなかなか歩きやすい良い道

2/2 12:28

【舟子尾根/バリエーションルート】紅白の大きな送電線鉄塔が現れる

2/2 12:32

【舟子尾根/バリエーションルート】ここから古愛宕山付近までは送電線巡視路で歩きやすい

2/2 12:47

【舟子尾根/バリエーションルート】古愛宕山への登りは倒木とヤブの連続(>_<)

2/2 13:02

【舟子尾根/バリエーションルート】天気が素晴らしく良くなる(^0^)

2/2 13:05

【舟子尾根/バリエーションルート】古愛宕山の頂上が見えてきた

2/3 20:27

【舟子尾根/バリエーションルート】古愛宕山(標高509m/13:05/8分休憩)。別名：コアタゴ・舟子山

2/2 13:21

【舟子尾根/バリエーションルート】しばらくは良い道が続きましたが、竜山を越えると道形不明瞭なヤブの下り坂でした(>_<)

2/2 13:40

【舟子尾根/バリエーションルート】竜山(13:40)。別名：舟子窪ノ峰

2/2 14:02

【舟子尾根/バリエーションルート】竜山からの下りは不明瞭なヤブ(^^;

2/2 14:04

【舟子尾根/バリエーションルート】逆川林道(14:04)

2/2 14:07

【舟子尾根/バリエーションルート】狭い洞窟をくぐって金剛ノ滝へ行く

2/3 20:29

【舟子尾根/バリエーションルート】金剛ノ滝(14:07/5分休憩)

2/2 14:18

【逆川右岸尾根(秋川丘陵)/バリエーションルート】最後の登り返し

2/2 14:21

【逆川右岸尾根(秋川丘陵)/バリエーションルート】あきる野市と八王子市の境。今回あきる野市から参加してくれたK氏はここでお別れ。残りの4名は八王子側へ下る

2/3 20:34

【逆川右岸尾根(秋川丘陵)/バリエーションルート】文政時代(江戸時代)の百番観音石

2/2 14:26

【逆川右岸尾根(秋川丘陵)/バリエーションルート】尾根上の林道を歩く

2/2 14:41

【林道】やっと人里に下りてきた(^0^)

2/3 20:34

【一般道路】今熊山登山口バス停(標高230m/14:53/登山終了)

撮影機器：

EXILIM EX-ZS160 カシオ

装備

個人装備

ヘッドランプ

1

LEDヘッドライト

予備電池

13

単三4個・単四8個・四角い電池1個

1/25,000地形図

2

CL＆SL用２枚

ガイド地図

1

山と高原地図

コンパス

2

普通の方位磁石

笛

1

プラスチック製

筆記具

1

ノート・ボールペン・マジックインキ

保険証

1

飲料

4

コカコーラ1リットル・麦茶500ml・水500ml

ティッシュ

3

トイレットペーパー1ロール・ちり紙・紙製おしぼり

三角巾

1

バンドエイド

15

大小さまざま15枚

タオル

2

携帯電話

2

軍足

1

雨具

3

雨具・ポンチョ・折りたたみ傘

防寒着

3

ジャンパー3着

ストック

2

冬用手袋

1

時計

1

非常食

2

ポテトチップス・カンパン

着替え

1

軍手

2

四本爪アイゼン

1

鈴

4

直径２cmの鈴

ラジオ

1

ライター

2

ビニールテープ

10

10個とも赤色

10m簡易ザイル

1

昼食

1

おにぎり３個

山神ノ御札

1

使い捨てカイロ

5

小型懐中電灯

1

帽子

2

予備メガネ

1

替えの靴下

1

替えのパンツ

1

小型裁縫道具

1

荷物固定用ゴムバンド

1

新聞紙

1

古地図のコピー

1

携帯電話電池式充電器

1

眼帯

1

ゴーグル

1

ヤブ漕ぎ用

ブランデー300ml

1

低体温時の緊急用

塩・角砂糖・タバコ

1

マジックインキ

1

小型のノコギリ

1

スパッツ

1

1足

小型双眼鏡

1

古地図コピー

1

アルミ製コップ

1

湯のみ茶碗

1

共同装備

ツェルト

1

医薬品

20

パブロン・太田胃散・イソジン・正露丸・目薬・バファリン・バンドエイド・オキシドール・タイガーバーム・包帯・ピップエレキバン・灸・アリナミンＡ・モカアンプル・リポビタンＤ(タウリン2000)・去痰カプセル・トゲ抜き・ナロンエース・乗物酔い止・梅仁丹

カメラ

1

感想

Yamaotoko7

【■■■感想と解説■■■】

今回は昨年3月に単独で登った高尾陣馬山域と奥多摩南部の結節点にある戸倉三山付近の入山尾根に5名で登っておりまして、それに10年前に登った舟子尾根もプラスアルファして登りました。この尾根は入口から頂上まで全てバリエーションルートの山ですのでルートファインディングが必要ですので、いつものように『1/25000地形図(五日市・武蔵御岳)・方位磁石・高度計(アナログ式)・双眼鏡・戦前のガイドブックのコピー』を持って行きました。まず初めに高尾駅北口より『美山町行のバス・[系統：霊園22]』に乗車しまして萩園バス停で下車して圏央道のガードを越えて、その先の老人ホームの看板を左に入ってまっすぐつきあたりまで行きます。琴平神社入口(取付地点)は道が細く分岐しておりますので、鳥居の方に入って急峻な石段を登ります。途中から手すりが付いた立派な石段になって琴平神社に着きます。琴平神社からの道は神殿の裏側の軽ヤブ状の踏跡に入ります。神殿裏から向山までは小さな峰々をアップダウンして行きますが、不明瞭な箇所も多々あります。だけど尾根を外さなければ問題はありません。向山は無展望のショボ山で、ここで道が左右に分かれておりますので、進行方向右側の道に入ってヒトッ石山に向かいます。ヒトッ石山までも小さな峰々のアップダウンを繰り返すことになります。

そしてヒトッ石山も頂上で道が左右に分かれますが、右へ行くと美山町の農家の裏に下りれるそうですが、豆佐嵐山を目指す場合は左の道へ行く事です。全体をとおしてマーキングの赤や黄色のビニールテープの数は少ないです。ヒトッ石山を進むと採石場にぶつかりますが、ここはまだ尾根が分断されていない部分ですので、そのまま山側の軽ヤブ道を歩けます。そして615m圏峰を下ると採石場で尾根が分断されておりまして、50mほど先にはブルドーザーが1台がおりましたので、入ると不法侵入になると思いまして、裏側の杉林の中を見回したところ20mほど下に山腹を巻くように『猪通り(シシドオリ/イノシシや熊の通り道)』がありましたので、これを利用してオキノ窪ノ峰直下まで巻きました。ちなみにこのような場合は、鹿やカモシカの通り道は危険ですが、イノシシや熊の通り道を利用するのも一つの手です。オキノ窪ノ峰は分断尾根の反対側で、ここからは小津町から上がってくる黒破線経路と合流しますので豆佐嵐山までの道は明瞭になります。

豆佐嵐山も無展望のショボ山で1分ほど下で今熊山と刈寄山の縦走路である赤線一般登山道と合流します。ここからは良好な道ですので、対岸の入山尾根と正面の遠ノ谷戸尾根(川口丘陵)を見ながら610m圏峰の舟子尾根ノ頭へ行きます。舟子尾根ノ頭から舟子尾根へは『←刈寄山・今熊山→』の道標の裏側から入って経路を進みますと途中で紅白の送電線鉄塔が現れて古愛宕山付近までは送電線巡視路を歩けます。ここの送電線巡視路は非常に歩きやすく急坂な場所にはプラスチック製の階段が設置されております。そして古愛宕山の登りはヤブや倒木が多くて歩くのに難儀しました。古愛宕山は自然林と植林の境界線上で無展望のショボ山でした。ここから竜山まではヤブの下りや不明瞭な道が多くなりますが、赤や黄色のテープはいくつかありますので道迷いはしませんでした。竜山から逆川林道までは急坂の道形不明瞭なヤブの下りで、林道に着地するのがなかなか難しかったです。ここからは不動明王が祀ってある金剛ノ滝へ寄ってから再び対岸の逆川右岸尾根(秋川丘陵)へ登り返して新多摩変電所脇を通って秋川街道の今熊山登山口バス停まで行きました。今回の総括はバリエーションルートも5名くらいの人数で登ると楽しい登山になると云う事を久々に実感しました。

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【●●入山尾根の参考●●】

【★高尾陣馬バリルート！★入山尾根★萩園バス停〜
琴平神社〜入山尾根(向山・ヒトッ石山・オキノ窪ノ峰)〜
豆佐嵐山〜今熊山〜今熊山登山口バス停★】
登山日：『2013年3月23日(土)』＜Yamaotoko7＞
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-279303.html

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