4年続けて冬の上高地へ
- GPS
- 05:33
- 距離
- 6.4km
- 登り
- 41m
- 下り
- 45m
コースタイム
(撮影しながら移動しているので、正味の歩行時間は昨年以前の記録などを参照してください)
天候 | 晴れ? |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
■登山ポスト:釜トンネル入り口ゲートにあり ■道の状況:雪は例年より少なめ。 釜トンネル出口から梓川の取水口付近までは除雪車が入って圧雪されている。 それ以降もトレースは十分ありアイゼン、スノーシューはなくても歩ける。 大正池から樹林の中を歩くときはスノーシューがあると歩きやすい。 ■温泉:中ノ湯は日帰り入浴可能の模様。坂巻温泉は2月は営業不明。沢渡近辺は駐車場が除雪されていないところが多くて営業不明。 |
写真
感想
昨年まで3年続けて小梨平にテントを張って冬の上高地を撮影したが、何とも寒いのと上高地の他の主要な撮影ポイントに遠いのに少し懲りて、今年は中ノ湯に泊って早朝上高地へ入る方法に変えることにした。
2011年2月の記録 ⇒ http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-98312.html
2012年2月の記録 ⇒ http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-170335.html
2013年2月の記録 ⇒ http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-270809.html
今回は山岳写真ASAのKさんと、Kさんの知人のOさんが同行。前日のお昼に松本駅でKさんの車に拾って貰い、中ノ湯へ。冬季一般車は通行禁止の安房峠入口のゲートを開けて中腹の中ノ湯まで上がる。
中ノ湯からは穂高の吊尾根の上半分が見えるので、夕方と夜に宿の最上階の休憩スペースで窓を開けてまずは撮影。明朝の好天を期待して床に就く。
翌朝は3時に起床して準備し、車を安房峠入口のゲート前に移して暗い中を歩き始める。空には星が出ているが、空気は何となく生温かくてちょっと嫌な予感。
真っ暗な釜トンネルを40分かけて通り抜けて上高地側に出てもそれほどの寒さは感じない。雪も例年ほど多くなさそうだ。
歩いているうちに空の暗さがだんだん抜けてくる。星は光っているが、雲もあるように思える。乾燥して暖かいので当然ながら樹々にも霧氷はついていない。う〜む。
何とか日の出より早く大正池に到着して、薄らと見える穂高の姿を見ながら三脚を立てて準備する。
しかし案の定、朝日が昇って来ても稜線はきれいに紅くは染まらずかなり失望する。池の表面も大部分結氷しておらず、林は黒いままで、冬の上高地の醍醐味は全くない。
せめて田代池までは行ってみようということになるが、期待できないのは全員分かっている。スノーシューやワカンに履き替えて林の中を20分ほど歩いて田代池。池の周りの木の枝には何もなく、記念写真を撮っただけで引き返す。
今回で4年連続の冬の上高地だが、撮影条件がこんなに悪いことは一度もなかった。来年からはさらに時期や方法を検討する必要があるかも知れない。
※ Tadが所属する山岳写真グループ「山岳写真ASA」の
HPはこちら ⇒ http://www.ifnet.or.jp/~asa.p/
山行ブログはこちら ⇒ http://sangakuasa.blog130.fc2.com/
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