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Yamareco

記録ID: 4060160
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科

硫黄岳 / 根石岳: 夏沢鉱泉

2022年03月05日(土) ~ 2022年03月06日(日)
 - 拍手
Chozaemon その他2人
GPS
32:00
距離
16.0km
登り
1,460m
下り
1,466m

コースタイム

1日目
山行
3:18
休憩
1:00
合計
4:18
10:52
60
12:10
12:25
28
12:53
13:05
40
13:45
13:55
20
14:15
14:20
50
15:10
夏沢鉱泉
2日目
山行
3:40
休憩
3:10
合計
6:50
7:30
60
夏沢鉱泉
8:30
8:40
60
9:40
9:50
10
10:00
11:00
10
11:10
11:15
30
11:45
11:55
30
12:25
14:00
20
14:20
桜平
天候 一日目は晴れからスタート、次第に曇りに、夜は雪。森林限界から爆風。
二日目は曇りスタートで、次第に雪に。森林限界からは、、、やっぱり爆風。
過去天気図(気象庁) 2022年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
東京から中央道で。唐沢鉱泉と夏沢鉱泉の分岐から桜平まで、夏沢鉱泉宿泊客限定の送迎サービスを利用させて頂いた。桜平から夏沢鉱泉までは徒歩で30分ほど。荷物も車で持って行ってくれた。素晴らしいサービス。
めっちゃこっち見るやん
2022年03月05日 08:34撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
1
3/5 8:34
めっちゃこっち見るやん
唐沢鉱泉と夏沢鉱泉の分岐。ここで、小屋の送迎を待つ。茅野駅からも送迎してくれる。宿泊客のみ。
2022年03月05日 09:22撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
3/5 9:22
唐沢鉱泉と夏沢鉱泉の分岐。ここで、小屋の送迎を待つ。茅野駅からも送迎してくれる。宿泊客のみ。
2022年03月05日 10:52撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
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3/5 10:52
最初は青空。
2022年03月05日 12:07撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
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3/5 12:07
最初は青空。
夏沢ヒュッテからの硫黄岳。山頂付近が見られたのはこれが最後。ここから天気は傾く。
2022年03月05日 12:53撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
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3/5 12:53
夏沢ヒュッテからの硫黄岳。山頂付近が見られたのはこれが最後。ここから天気は傾く。
2022年03月05日 13:33撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
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3/5 13:33
この辺りから風で煽られるように。少し登ったところで撤退を決める。
2022年03月05日 13:35撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
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3/5 13:35
この辺りから風で煽られるように。少し登ったところで撤退を決める。
迂回コースが用意された雪庇。立派!
2022年03月05日 13:41撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
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3/5 13:41
迂回コースが用意された雪庇。立派!
全部美味だったが、鯖の味噌煮がめちゃくちゃ美味いこと美味いこと。いや、豆乳鍋も美味かったな。一番なんて決められません。
2022年03月05日 17:05撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
3/5 17:05
全部美味だったが、鯖の味噌煮がめちゃくちゃ美味いこと美味いこと。いや、豆乳鍋も美味かったな。一番なんて決められません。
2日目。昨晩から降った雪で、木々がまた別の表情を見せてくれる。
2022年03月06日 09:23撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
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3/6 9:23
2日目。昨晩から降った雪で、木々がまた別の表情を見せてくれる。
箕冠山。ここは特に山頂感ゼロだが、今回の山行で唯一登頂した山。笑
2022年03月06日 09:47撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
3/6 9:47
箕冠山。ここは特に山頂感ゼロだが、今回の山行で唯一登頂した山。笑
自分はそこまで寒がりではないが、髭は正直。
2022年03月06日 09:48撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
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3/6 9:48
自分はそこまで寒がりではないが、髭は正直。
根石岳山荘付近。風を遮るものがなく通り道になっているので、ここにて断念。山荘で優雅なコーヒータイム。
2022年03月06日 11:08撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
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3/6 11:08
根石岳山荘付近。風を遮るものがなく通り道になっているので、ここにて断念。山荘で優雅なコーヒータイム。
山頂は見えない。
1
山頂は見えない。
山ってあらためていいよね。
2022年03月06日 11:43撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
3/6 11:43
山ってあらためていいよね。
締めくくりに夏沢鉱泉の温泉。至福。
2022年03月06日 12:50撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
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3/6 12:50
締めくくりに夏沢鉱泉の温泉。至福。

感想

夏沢鉱泉に宿泊し、一日目に硫黄岳、二日目に根石岳の登頂を目指す山行。予報ではずっと強風と言われていたが、キャンセルせず実施した。夏沢鉱泉/唐沢鉱泉の分岐まで知人の車で。この時点で天気はいいが、八ヶ岳全体がぼんやりガスに包まれている感じだった。

駐車場から桜平までは、夏沢鉱泉宿泊客限定の送迎サービスを利用させて頂いた。スリル満点の道路状況だったが、何事もなく桜平に到着。荷物はそのまま夏沢鉱泉まで運んで頂けるが、登山客はここから小屋まで徒歩移動となる。アイゼンを装着し、30分ほどかけて小屋まで歩く。意外とこの区間が登りでしんどい。

夏沢鉱泉につくと、チェックインを済ませ不要な荷物をデポさせてもらい、準備を整えて登山を開始する。オーレン小屋までは樹林帯の中を少しずつ登っていく。雪化粧した木々が美しい。

オーレン小屋まで来ると、山の上の方で吹き荒れる風の音が少しずつ聞こえてくるようになった。登頂は無理かもしれないが、行けるところまでいこうと歩みを進める。

夏沢ヒュッテに到着する頃には、まだ樹林帯を抜けていないのにだいぶ風を感じるように。ここで、バラクラバやゴーグル、ピッケルを装備して進む。が、森林限界を迎えた辺りで強風のため撤退を決める。残念無念。

2日目。変わらず強風という情報があり、この日も行けるところまで行こうと出発。この日はオーレン小屋、箕冠山を経て、根石岳を目指すルート。オーレン小屋まで1日目と同じルートなので、ペース配分等含め、すごく歩きやすかった。

そこから箕冠山までもゆっくり目のペースで高度を上げる。夜の間に降った新雪を踏みしめるのが気持ちいい。両日ともに、トレースがない箇所はなかったが、少しトレースを外れると、膝上まで埋もれる。

やはり予想通り、箕冠山の手前ぐらいから風を感じるように。箕冠山で装備を整え、とりあえず根石岳山荘に向かう。鞍部に出た瞬間に強風が吹き荒れる。体感で風速10数メートルか。突発的に発生する風がそれ以上だったのと、根石岳山頂方面は視界が悪すぎたため、今日の山行のゴールを山荘に変更。そう決まったからには、コーヒーとともに長めに休憩させてもらった。

あとは来た道を引き返すのみ。箕冠山まで戻ってくると、先ほどの強風が嘘のような静かな登山道。改めて山の厳しさを実感する。美しい雪の登山道を軽快に降りていく。

そうして終わった今回の山行、登頂できたのは箕冠山のみ(笑)だったが、こんなこともあるよな、山はどこにも逃げないよね、ということで十分楽しめた。近日中にリベンジしたい。

////

と、ここからは夏沢鉱泉の感想。これまで山小屋に泊まってきたが、お世辞抜きに、最高のサービスを頂いた。送迎サービスだけでなく、スタッフの皆さんのフレンドリーで暖かいご対応、管理が行き届いた小屋内の設備、自家製の味噌を使った豪勢な食事、2日目の帰る直前まで入れる温泉と、すべてが素晴らしい体験だった。宿泊客全員に用意される歯ブラシやタオル、湯たんぽも含め、旅館に泊まっているのでは、と錯覚するほどのおもてなし。ここでは書き切れないほど、感動した。スタッフの皆さん、本当に有り難うございました。

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