蕃山・萱ヶ崎山雪中徘徊-1
- GPS
- 07:48
- 距離
- 7.7km
- 登り
- 532m
- 下り
- 526m
コースタイム
天候 | 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
積雪の為、辛うじて1台駐車可能だった。 隣の梅木の駐車スペースは積雪で駐車不可でした。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
全山積雪ですが、山岸コースから大梅寺コース、萱ヶ崎コースのメインルートは先行者のトレースが多く問題無しです。 他の北側コースも概ね細いながら踏まれた道がついていました。 対して、萱ヶ崎山から先の南側コースは、トレースがあっても、つぼ足程度で、まったくトレースの無いところが多いようです。 |
写真
感想
仙台市街で78年ぶりの大雪を記録し、待望の蕃山雪山歩きの期待が膨らみましたが、先ずは家の周りの始末が優先され、少し出遅れたかなと思いながらの山行きでした。
国道48号線沿いの梅木の駐車スペースに停めようと考えていましたが、積雪で車の進入は無理でしたので、隣の山岸・ほたるの里前の駐車スペースへ。
ここも一面の雪の原でしたが、手前になんとか一台分のスペースを確保できました。
国道沿いに仙台方面へ行き、三井石油のGSのところから登るつもりで歩くと、消防自動車が停まっていて、山支度をした5〜6人の屈強な人たちが集まっていました。
お先に失礼して、栗生中コースから登り始めると、先ほどの人たちの中から若い人が二人登って来ましたので、道を譲って、「何かイベントでも?」と尋ねると、「自分たちは警察官で、行方不明者の捜索活動中です」とのお応えでした。
遭難!?と驚きながらも、予定どおり進みました。
さすがにこのコースも、少ないながら先行者のトレースがあり、まずは快適な登りです。
途中、上空にヘリの爆音が聞こえてきて、県警か消防の捜索出動が開始されたものと思い、ヘリの姿を写そうと待機していると、低空で丁寧にスキャン飛行を繰りかえしたり、無線中継所の上空でホバーリングしたりと、捜索活動が続けられています。
不明者の無事を祈り、登攀再開。
大梅寺コースのメインルートに出ると、かなりしっかり踏まれた雪道になり、開山堂に到着。
そこで出合った、先着のおばさまと、不明者捜索がらみの立ち話をしながら、コーヒータイム。
松倉集落へのコースに出ると、期待通り、先行者無しの真っ更状態!
時々、動物の足跡に出会う他は手付かずの雪原を気持ち良く下りました。
松倉の林道に下りると、そこからも当然、トレース無しで、県道沿いの民家の脇まで、つぼ足歩行でした。
梨野集落へ向かうショートカットを辿るつもりだったのですが、県道から入る農道が、予想に反して、車はおろか人の通った形跡が皆無で、広大な雪原状態でした。
雪原を歩き続けていると、子供の頃、育った新潟県の記憶がよみがえる思いでした。
林に到着して昼食の後、先日使った尾根ルートと沢ルートを横目に進むと、ようやく、立石山神神社の下に出られました。
馬越石方面からのトレースは無しでしたが、梨野集落からの足跡がありましたので、ここから萱ヶ崎山までは、先行者のつぼ足に助けられました。
萱ヶ崎山からのマウンテンビューは最高!でした。
山頂に着くと、上空にはまだ捜索ヘリがスキャン飛行中でした。
すでに半日以上経つ訳ですが…不明者の安否が心配です。
帰宅して、ニュースを見ても触れられていなかったので、ネットで、仙台市消防の出動記録を確認すると、大略、3時30分行方不明者捜索依頼;16時40分任務完了と出ていましたので、無事だったものと知りました。
無事で良かった!とホッとするとともに、明日の我が身と戒める思いでした。
帰途は、百年森→西風蕃山→山岸コースで、良く踏まれた雪道でした。
(この欄を書く時に自分でCr/Lfを入れてしまい、読みにくい表示になっていましたので、訂正致しました。失礼しました。2014/02/14)
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