ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 4070097
全員に公開
ハイキング
日光・那須・筑波

竪破山、土岳の隣の山。石と発電所

2022年03月12日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
04:55
距離
22.1km
登り
1,018m
下り
1,044m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:45
休憩
0:23
合計
5:08
距離 22.1km 登り 1,025m 下り 1,044m
11:04
2
11:06
22
11:28
24
11:52
11:55
5
13:26
42
14:08
85
15:33
15:42
2
15:44
15:49
2
15:51
15:52
16
16:08
16:12
0
16:12
ゴール地点
過去天気図(気象庁) 2022年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車 自転車
土岳と堅破山の間は舗装道路なので、片道8kmを自転車で下り、帰りにピックアップした。
コース状況/
危険箇所等
土岳周辺
一般の登山道ではない林道から入った。土岳には到達できず。
林業の作業道を登り、途中でヤブ、作業道にまた出る。という道のり。
この周辺は、林業の手入れが盛んで、大規模に実施する伐採箇所に3つ出会いました。伐採跡に最初に発生する藪は棘のつるなので、薄い藪でも痛い、歩きにくい。

竪破山周辺
良く歩かれている登山道。看板とGPSで迷いません。
汐見滝吊橋まで舗装が長いので下りは自転車
2022年03月12日 10:57撮影 by  SM-G973F, samsung
4
3/12 10:57
汐見滝吊橋まで舗装が長いので下りは自転車
花貫川第2発電所。大正9年。ダムではなく、自然の河川の高低差で発電している。
日本初のサージタンクが管路の上にあったが、東日本大震災で損傷し、管路の交換とともに撤去された。
2022年03月12日 11:38撮影 by  SM-G973F, samsung
2
3/12 11:38
花貫川第2発電所。大正9年。ダムではなく、自然の河川の高低差で発電している。
日本初のサージタンクが管路の上にあったが、東日本大震災で損傷し、管路の交換とともに撤去された。
震災後、管路は抗耐圧ポリエチレン管に交換。建屋も新しくなった。
2022年03月12日 11:35撮影 by  SM-G973F, samsung
1
3/12 11:35
震災後、管路は抗耐圧ポリエチレン管に交換。建屋も新しくなった。
汐見滝吊橋に自転車をおいて山歩き開始
2022年03月12日 11:52撮影 by  SM-G973F, samsung
3
3/12 11:52
汐見滝吊橋に自転車をおいて山歩き開始
吊り床版橋に、横揺れ防止の耐風サグを付けた形式
2022年03月12日 11:52撮影 by  SM-G973F, samsung
3
3/12 11:52
吊り床版橋に、横揺れ防止の耐風サグを付けた形式
この丸太の下の2本のケーブルが主構造。丸太床版は林業が盛んな地域にあった形式だと思う。木製床版は腐食に弱く14年で取り替えられている。
2022年03月12日 11:54撮影 by  SM-G973F, samsung
2
3/12 11:54
この丸太の下の2本のケーブルが主構造。丸太床版は林業が盛んな地域にあった形式だと思う。木製床版は腐食に弱く14年で取り替えられている。
はぎまろ
10歳の男の子で、扇で元気・やる気・輝きの風を送ります。だそうです。
2022年03月12日 11:56撮影 by  SM-G973F, samsung
2
3/12 11:56
はぎまろ
10歳の男の子で、扇で元気・やる気・輝きの風を送ります。だそうです。
さっき見た花貫川第2発電所の取水口。
ダムがなく、堆積のない環境にやさしい発電所。600kW。黒部ダムは33万kw
2022年03月12日 12:11撮影 by  SM-G973F, samsung
2
3/12 12:11
さっき見た花貫川第2発電所の取水口。
ダムがなく、堆積のない環境にやさしい発電所。600kW。黒部ダムは33万kw
取水口の向かいに林道が。行ってみる
2022年03月12日 12:12撮影 by  SM-G973F, samsung
2
3/12 12:12
取水口の向かいに林道が。行ってみる
土岳にいける気しかしない(結局行けなかった)
2022年03月12日 12:20撮影 by  SM-G973F, samsung
2
3/12 12:20
土岳にいける気しかしない(結局行けなかった)
周辺は、林業用の作業道が縦横に作られている。近場の八郷よりも密度が濃い。
2022年03月12日 12:32撮影 by  SM-G973F, samsung
2
3/12 12:32
周辺は、林業用の作業道が縦横に作られている。近場の八郷よりも密度が濃い。
591mの頂上の祠。尾根伝いに行ければ400m隣の土岳に行けるのだが。
2022年03月12日 12:49撮影 by  SM-G973F, samsung
3
3/12 12:49
591mの頂上の祠。尾根伝いに行ければ400m隣の土岳に行けるのだが。
591mのピークから土岳の間に踏み跡見つけられず断念。土岳はこの藪の向こう。
2022年03月12日 13:06撮影 by  SM-G973F, samsung
2
3/12 13:06
591mのピークから土岳の間に踏み跡見つけられず断念。土岳はこの藪の向こう。
作業道を下って、舗装道へ
2022年03月12日 13:13撮影 by  SM-G973F, samsung
2
3/12 13:13
作業道を下って、舗装道へ
重機3台で伐採中
2022年03月12日 13:33撮影 by  SM-G973F, samsung
2
3/12 13:33
重機3台で伐採中
舗装道に出て堅破山へ
2022年03月12日 13:51撮影 by  SM-G973F, samsung
3
3/12 13:51
舗装道に出て堅破山へ
馬櫪神の碑から右の林道へ。堅破山になだらかな勾配で登る。
2022年03月12日 14:09撮影 by  SM-G973F, samsung
2
3/12 14:09
馬櫪神の碑から右の林道へ。堅破山になだらかな勾配で登る。
馬頭尊はよく見るが、馬櫪神は初めて。やはり馬の神様らしい。大正4年なので、花貫川第2発電所が出来たころ。
2022年03月12日 14:09撮影 by  SM-G973F, samsung
2
3/12 14:09
馬頭尊はよく見るが、馬櫪神は初めて。やはり馬の神様らしい。大正4年なので、花貫川第2発電所が出来たころ。
堅破山へ
2022年03月12日 14:37撮影 by  SM-G973F, samsung
2
3/12 14:37
堅破山へ
太刀割り石
2022年03月12日 14:46撮影 by  SM-G973F, samsung
3
3/12 14:46
太刀割り石
ぱかっ、ごろん、か。
2022年03月12日 14:45撮影 by  SM-G973F, samsung
2
3/12 14:45
ぱかっ、ごろん、か。
花崗岩らしい風化具合
2022年03月12日 14:46撮影 by  SM-G973F, samsung
2
3/12 14:46
花崗岩らしい風化具合
神楽石。
2022年03月12日 14:56撮影 by  SM-G973F, samsung
2
3/12 14:56
神楽石。
加波山の神楽石も突き出ていた
2022年03月12日 14:56撮影 by  SM-G973F, samsung
2
3/12 14:56
加波山の神楽石も突き出ていた
奈々久良の滝
2022年03月12日 15:04撮影 by  SM-G973F, samsung
3
3/12 15:04
奈々久良の滝
しょっぱくなった顔を洗うのにいい流れ
2022年03月12日 15:05撮影 by  SM-G973F, samsung
3
3/12 15:05
しょっぱくなった顔を洗うのにいい流れ
風化した花崗岩の道
2022年03月12日 15:07撮影 by  SM-G973F, samsung
1
3/12 15:07
風化した花崗岩の道
地面に埋まっているのが軍配石でした
2022年03月12日 15:26撮影 by  SM-G973F, samsung
2
3/12 15:26
地面に埋まっているのが軍配石でした
甲石
2022年03月12日 15:34撮影 by  SM-G973F, samsung
2
3/12 15:34
甲石
黒前神社拝殿
2022年03月12日 15:35撮影 by  SM-G973F, samsung
2
3/12 15:35
黒前神社拝殿
舟石
2022年03月12日 15:35撮影 by  SM-G973F, samsung
2
3/12 15:35
舟石
黒前神社本殿
2022年03月12日 15:42撮影 by  SM-G973F, samsung
2
3/12 15:42
黒前神社本殿
堅破山山頂
2022年03月12日 15:44撮影 by  SM-G973F, samsung
2
3/12 15:44
堅破山山頂
巨石の風格、胎内石
2022年03月12日 15:46撮影 by  SM-G973F, samsung
2
3/12 15:46
巨石の風格、胎内石
奇岩度もなかなか
2022年03月12日 15:47撮影 by  SM-G973F, samsung
2
3/12 15:47
奇岩度もなかなか
山門を通り下る
2022年03月12日 15:54撮影 by  SM-G973F, samsung
2
3/12 15:54
山門を通り下る
畳石
2022年03月12日 15:59撮影 by  SM-G973F, samsung
1
3/12 15:59
畳石
畳石
2022年03月12日 16:00撮影 by  SM-G973F, samsung
2
3/12 16:00
畳石
山にも花崗岩の転石。筑波山、加波山域に似ている
2022年03月12日 16:01撮影 by  SM-G973F, samsung
2
3/12 16:01
山にも花崗岩の転石。筑波山、加波山域に似ている
堅破山と筑波・加波山。花崗岩質の地質が侵食、風化されて出来たのは共通だが、大陸と同時にできた北部と、周囲から浮いている筑波山は成り立ちが違いそう。おもしろい。地質図Naviより。
3
堅破山と筑波・加波山。花崗岩質の地質が侵食、風化されて出来たのは共通だが、大陸と同時にできた北部と、周囲から浮いている筑波山は成り立ちが違いそう。おもしろい。地質図Naviより。
手形石。たしかに
2022年03月12日 16:02撮影 by  SM-G973F, samsung
2
3/12 16:02
手形石。たしかに
烏帽子石
2022年03月12日 16:02撮影 by  SM-G973F, samsung
2
3/12 16:02
烏帽子石
出発時は8台停まっていたが、帰りは一台だけ。
林道を通ったせいで、あるいている途中、一人しか会わなかった。
2022年03月12日 16:08撮影 by  SM-G973F, samsung
2
3/12 16:08
出発時は8台停まっていたが、帰りは一台だけ。
林道を通ったせいで、あるいている途中、一人しか会わなかった。
スーチー号回収。新調したミカシマのペダル。踏み面が広くてシューズに合う。
2022年03月12日 16:30撮影 by  SM-G973F, samsung
3
3/12 16:30
スーチー号回収。新調したミカシマのペダル。踏み面が広くてシューズに合う。
花貫川第一発電所第3号水路橋。大正7年。通称めがね橋、下に水がないからめがねにはならない。
第一発電所も第二と同様に、自然の河川の高低差を利用した発電所。この橋は管路が谷を渡るための橋
2022年03月12日 16:43撮影 by  SM-G973F, samsung
2
3/12 16:43
花貫川第一発電所第3号水路橋。大正7年。通称めがね橋、下に水がないからめがねにはならない。
第一発電所も第二と同様に、自然の河川の高低差を利用した発電所。この橋は管路が谷を渡るための橋
水路は現役
2022年03月12日 16:44撮影 by  SM-G973F, samsung
2
3/12 16:44
水路は現役
2022年03月12日 16:46撮影 by  SM-G973F, samsung
1
3/12 16:46
水路橋入り口の橋の塗り替え。
アーチ橋は全面に足場を組まないといけないから塗り替えが大変。
2022年03月12日 16:50撮影 by  SM-G973F, samsung
1
3/12 16:50
水路橋入り口の橋の塗り替え。
アーチ橋は全面に足場を組まないといけないから塗り替えが大変。
撮影機器:

感想

この2ヶ月の間、コロナ感染隔離、2年ぶりのPCRだらけの海外出張と、コロナの洗礼をうけて、久しぶりに山の空気を吸った。
水戸へ行く用事があったついでに、石好きとしては、いつか行こうと思っていた堅破山と、ビールと揚げ物の国から帰った自分の体への贖罪のために土岳(到達できず)をつないだ。

同じ茨城県で、筑波山系と同じ花崗岩の転石が山頂にごろごろ転がる山は共通だが、林道の様子も、古民家のスタイルも少しちがう。鉱山開発のための古い発電所が古くから作られたり見どころが豊富で県北の山を楽しみました。

参考、花貫川発電所の歴史の説明
https://www.kajima.co.jp/gallery/kiseki/kiseki20/index-j.html

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:219人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら