記録ID: 40702
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無雪期ピークハント/縦走
志賀・草津・四阿山・浅間
根子岳・四阿山(菅平牧場−根子岳−四阿山−あずまや高原ホテル/日帰り)
2009年06月07日(日) [日帰り]
- GPS
- 05:51
- 距離
- 10.4km
- 登り
- 945m
- 下り
- 1,062m
コースタイム
菅平牧場管理事務所10:56−12:37根子岳12:45−14:40四阿山14:55−15:50里宮15:55−16:47あずまや高原ホテル
天候 | 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2009年06月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
朝一番の草津白根山を下山してから菅平まで移動し、登山を開始しました。 このコースは4月の残雪期に訪れていますが、根子岳の山頂付近で霰が降ってきて、四阿山までの縦走を断念していたので、そのリベンジに出かけました。 【菅平牧場管理事務所−根子岳】 比較的天候がいい週末ということもあり、菅平牧場は観光バスを含め、大賑わいで、駐車場はほぼ満車状態でした。 管理事務所続く道の入り口で、入山料200円を集金しておりました。 管理事務所前から根子岳に向かって放牧場の脇を歩き出します。 牧場には牛たちがのんびりしておりました。 根子岳経由で登る人はとても少ないようで、ほとんどが四阿山→根子岳→菅平牧場という方々ばかりで、ここから最後まで、菅平牧場から根子岳に登りで向かう方は1組しかおられませんでした。 それに対し、根子岳から下山してくる方は、団体さんも含め、相当な方々でした。 根子岳までの登山道は、比較的なだらかで歩きやすい道です。 危険個所もありませんし、樹林を抜ければ山頂方面の見通しもきき、とても楽しく歩けると思います。 根子岳山頂には、多くの方々が休憩していて、広く平らな山頂なので、思い思いの場所に腰掛けて弁当を広げたりくつろいだりしておられました。 【根子岳−四阿山】 根子岳山頂から、鞍部(十ガ原)まで一気に下ります。 以外に大きな段差などもあり、注意して下る必要があります。 岩場を過ぎれば鞍部の広い草原に下り立ちます。 ここから振り返る根子岳は草で輝いていて、とても美しいです。 四阿山へはここから約300mの登りとなります。 この登りは根子岳からみると壁のような四阿山を登るように見えますが、登山道は樹林の中に入ってしまい、どこがルートなのか外からはよくわかりません。 樹林の中の登りはなかなかの急登で、露出した木々の根を足掛かりにしながらぐいぐいと標高をかせいでいくようになります。 中四阿方面との分岐手前に少々迷いやすいポイントがあります。 緑色のロープでガイドされているところなのですが、四阿山から向かってくる分には迷わないと思われますが、下からロープをつかんで登っていくと、途中でロープをまたいで進む踏み跡が目に入ります。 登っているときはこのロープがルートを示す(またいではいけない)ロープだと思わず、急登の手掛かり的にしか思っていなかったので、迷うことなくロープをまたいで踏み跡のとおりに進んで行きました。 その先は展望が開け、ちょっとした広場になっていて、休憩をとったりする方も多いと思います。 この広場からの踏み跡も山頂方向に続くのですが、すぐ行き止まりになり、右往左往している踏み跡がたくさんあります。 結局細い踏み跡をたどると本来のルートにぶつかり、ロープが張られ整備された道であったことから、コースミスに気がつく・・・という状況でした。 ルートはずっと視界はありませんが、中四阿方面との分岐あたりでようやく視界が開け、山頂が目に飛び込んできます。 山頂へは木の階段が続いています。 最後の一登りで山頂に到着です。 山頂は長細く、西側と東側の両端に2つの社が祀ってあります。 展望もとても良く・・・と書きたいところですが、残念ながらガスがかかってしまい、周囲の山々までは見えませんでした。 ロケーション的には浅間山が目の前に望めるはずですが・・・。 【四阿山−あずまや高原ホテル】 四阿山からの下山ルートは複数あり、昭文社の山と高原地図にも「迷」のマークや破線のルートが多く交錯しています。 下山にはそんな中のルートの一つ、山頂から少し南下し、直下から南西に破線のルートをあずまや高原ホテルへ続くルートをとりました。 登りに使った山頂直下の木の階段から派生し南に急降下する木の階段を下ります。 木の階段を下りきると、←鳥居峠/四阿高原→ としっかりした標識が設置されていて、下山口を迷う心配はありません。 ただ、その分岐からはいきなりの膝丈のクマザサ漕ぎ・・・となりましたが、以外に踏み跡はしっかりしていて、よく歩かれているようです。 部分的にはある程度ササも刈られている感じです。 ササ刈りが不十分なところでもササの下の踏み跡さえ感触を確かめれば、決して迷うことはないはずです。 ただ、登山道がつけられているのは、尾根というわけでもなく、ややトラバース気味につけられている道なので、積雪期等は迷いやすいかもしれません。 四阿山・鳥居峠の標識を越えてからは実線のルートでもあり、視界も開けてガレ場の下りになります。 ペンキ矢印も豊富で、とても整備された道です。 ガレ場から樹林に入り、里宮を越えるとじきに放牧場にでます。 菅平牧場の登り口同様、放牧場の柵の脇の道を一直線に下るのですが、途中、何箇所か道路が鉄パイプで封鎖されています。 放牧地との境は有刺鉄線、道路も封鎖・・・ということで進退窮まるのですが、この鉄パイプの封鎖を乗り越えてまっすぐ歩いていくのが正解です。 放牧地を越えて再度樹林に入ると、ゴールであるホテルは間近です。 下山後、あずまや高原ホテルの日帰り入浴を利用しました。 大人1人1000円です。 前回(4月)に来た時にはホテルのサイトで割引券をプリントアウトして持参して800円で入ったのですが、今回はすっかり忘れ、定価で入浴してきました。 無味無臭無色の温泉ではありますが、アメニティ類もしっかりしていて清潔なお風呂です。 露天風呂からは浅間山や黒斑山が一望でき、大変気持ちよく汗を流しました。 |
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