南葛城山 大滝登山口〜鏡の宿(一本杉)〜関電道で周回
![情報量の目安: A](https://yamareco.info/themes/bootstrap3/img/detail_level_A2.png)
- GPS
- 06:22
- 距離
- 9.3km
- 登り
- 904m
- 下り
- 903m
コースタイム
- 山行
- 5:00
- 休憩
- 1:19
- 合計
- 6:19
過去天気図(気象庁) | 2022年03月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
登山と言わないと「キャンプ場利用料」がプラスされるらしい。 以前はコーヒーがついていたらしいが 今はない。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
大滝登山口から渡渉後いきなりの急坂。 一本杉手前、そして南葛城山ピーク通過後も笹漕ぎ。 ノゾキ平からの急坂は途中から関電道 千石林道手前の橋は崩壊寸前で通行不可。 川に降りて渡渉しますが その後橋の袂まで戻ってから 林道に復帰しましょう。 |
写真
感想
岩湧山を歩く度に 「南葛城山」の文字がでてくるのが気になって
ずっと歩きたいと思っていた。
山岳会の先輩が希望を叶えてくれて 笹の茂みがマシなこの時期に決行となった。
滝畑ダムの有料駐車のトイレ横から始まる、岩湧山登山口の階段からStart。
千石谷林道に合流後は大滝を目指してトコトコ歩き 大滝の少し上流を渡渉し大滝登山道へ。
そこからはいきなりの急坂を約1時間ほどゼイゼイと歩き そして息を継ぐ間もなく”有名な”笹漕ぎへと突入する。
それでも歩き出しは笹の下に踏み跡がはっきり見えていたのに
しばらく歩けば まだ残ってる雪の重みで笹が好き勝手な方向に倒れてて、周囲一面をめちゃめちゃに覆いつくしてるから踏み跡なんて判別不可能な状態となる
え〜〜〜 なんでこの時期にまだ雪が残ってるの〜〜〜!!
ルートロストしたまま歩けそうな個所を探しつつ 強引に鏡の宿を目指すことに。
まぁ道なき道はうちの山岳会の得意技やしね〜〜(笑)
ホントにまだ笹が生い茂る前でよかった。これが夏の最盛期だったらぞっとする。
それでも背の低い私は埋もれ 顔を笹にビシパシと叩かれ
足元は倒木や切り株、おまけに雪が積もるところはズボッっと足が嵌るところも多く、もう何でもありで危険がいっぱい(笑)
どうにかちゃんとした道に出たときはホッとした。
鏡の宿は「一本杉 葛城二十八宿 第14番経塚」でもある。
思わぬおまけの経塚に嬉しく思いながら 南葛城山のピークに足を向ければ
オフロードのバイク痕が深く残り ぬかるみ歩きにくい。
まだ雪が残る笹薮を右手に見ながら南葛城山山頂を踏みっとし
のんびりと春の温かさを感じながらお昼ご飯を頂く。
この山頂の広場に気持ち良いベンチを設置してくださった方に感謝です。
ここから関電道を目指して下山を開始するも やっぱり笹漕ぎが少々。
しかも足がハマらない代わりに雪がツルッツルに凍っていて(泣)
おまけに山抜けもあり 途中でまたもやルートを外し 強引に尾根道へ復帰となるアドベンジャー(笑)
ノゾキ平からは急坂が始まり、転がるように降りて関電の鉄塔で一休み。
ここから 所々壊れかけの黒いプラスチックの関電道をおりて沢を目指す。
渡渉地点の橋は崩壊寸電で使用禁止の張り紙がありロープで封鎖されている。
かなり古いログでも「壊れている」と記されているので 修理はなさそう。
なら大雨などで流される前に撤去はできないのだろうか?
川に降りて 各々で渡渉できそうなところを探して沢を渡ったものの その渡り切った地点から林道復帰を目指したのがいけなかった。
本日ラストの道なき道をたどる羽目になるので こういうのお嫌いな方は
素直に壊れた橋のところまで戻って ちゃんとした道で林道へ戻りましょう(笑)
久しぶりのアドベンチャーコースやったけど やっと南葛城山を歩けて大満足。
「笹が酷い」と聞いていてかなりビビってて もっと凄い笹漕ぎを想定していただけに これで済んでよかった?。
色々と 急坂や笹薮など色々変化があってとても面白い山でした。
どうせなら足元だけでなく 一面雪化粧の笹原が見たかったな。
そこを笹漕ぎするのは絶対に嫌だけど^^;
今回は地図の等高線の間隔から急坂の激下りを予想して 念のためにとストックを持ってきたのが仇となった。
急坂も木につかまって降りれたので 結局一度も使うことなくザックに外付けしたままだったが 無くさなかったのが不思議なぐらい。
何度も笹などに絡まったり 木に引っ掛かかったりして動けなくなり
都度後ろを歩くメンバーさんに「救出」してもらう。
かといって手に持てば それはそれで邪魔になり 笹の茂みに奪われて無くす危険もあり。。。
薮や笹漕ぎの時は ストックといえどザックに余計なものは付けちゃダメだと身に染みてわかった。
普段はあまり使わないのに 持ち主の扱いが酷いから 傷だらけでボロボロの可哀そうなストック君。
そのうちに愛想をつかされるかも^^;
今回は途中すれ違う人もなくて 貸し切りでワイワイ楽しく歩けた。が暑かった。
水分の消費も多かったし これからは暑さ対策が必要な季節に入っていくね。
木々にも新芽や蕾が目立ち(写真を撮ってる余裕はなかったが)
これからは花を探しての登山になるのが楽しみ〜〜(⌒∇⌒)
yさんお得意のバリバリルートを堪能されましたか😁
この日、高天から入山し残雪を甘く見て、チェーンスパイクも持たずに身の危険を感じてましたわ😅
今季の寒気は、半端じゃなかったということでしょうね。
素敵に面白いアドベンチャーコースでした。
こんな身近な山で、こういう楽しめる山があるなんてビックリです。
残雪にもびっくりですね。
大阪城では桜も咲き始めてるのに まさかまだ山に雪が残ってるなんて。
金剛山も完璧に溶けてるって思ってましたが 意外としぶといんですね。
雪が多かったときは 大丈夫と思っても完璧に春になるまでチェーンアイゼン装備は必要ってことですね。
この最近の陽気で、雪崩などの被害が出なければよいのですが・・・
優しいコースも有りますよ
しかも花が多い
山頂の椅子は私が第一号で順次修復してくださっているようでした
またの名を嵯峨谷の峰なんて言います。
山頂の整備はショウタンさんが最初だったとは。
ゆったりと、ほっと一息つける空間でした。ありがとうございました。
嵯峨谷の峰って旧名なんですね。
嵯峨谷の峰でググってみたらショウタンさんとシルバーさんのお名前が山ほど^^;
流石です!!。
南葛城山よりこっちの名前のほうがしっくりきますね。
この山は1人で静かに歩くと自然と一体になれます。森の精に会えるような気がします。
大分前、10年前になりますか、薄暗い林で白いスカートに長靴履いた女性に会った事あります。びっくりしました。森の精かと思いましたよ。
尋ねると小さな子供の頃親に連れられ一本杉まで来たこと思い出して登って来たようでした。
この季節といえど 笹は私の背丈より高くてもう既に迷路でした(笑)
でも面白かったです。
あの量の笹を手狩りって。。。
そのバイタリティに脱帽です。
森の精ですか。
そういや以前京都の山奥をソロで歩いたときに トトロの世界の中に迷い込んだようで感動しました!
歩きながら一人でこんなところに来たらアカンかったかもと思いましたが(人に会わない、熊の目撃情報はある、道の崩落などやばいところがあった) でも幽玄の世界を味わえて楽しかった(⌒⌒)
竜神温泉に続く道にトトロ峠なんてありますよ
今はやりのトレイルなんて名前で整備できれば本当にいい所です
ただ、林道が伸びていますからどうなるかな
民家が有ったなんて信じがたい奥地です
嵯峨谷の峰も和歌山高野口町と関係が深い山ですが見晴らしが無いのが残念
遅い返信でごめんなさいです。
トトロ峠! 聞けば行きたくなりますが 日帰りは無理なような気が・・・
確かに嵯峨谷の峰は眺望がないですが でも歩く距離もほどほどの、結構面白い山でした。
色々と花が咲きだせば さらに楽しい山かな?と思います(⌒⌒)
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する