車で林道を上ってきた。朝の時間帯なら順光が当たり空も青く写る。家を出たときは曇り空だったが晴れわたった。
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3/16 9:02
車で林道を上ってきた。朝の時間帯なら順光が当たり空も青く写る。家を出たときは曇り空だったが晴れわたった。
太郎杉の奥、600mの行き止まりに車を停めて、山葵田の脇のモノラックのレールに沿って登る。
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3/16 14:29
太郎杉の奥、600mの行き止まりに車を停めて、山葵田の脇のモノラックのレールに沿って登る。
モノラックのレールはずーっと続いている。これに沿って行けば滑沢峠に着くのか心配だが。
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3/16 9:28
モノラックのレールはずーっと続いている。これに沿って行けば滑沢峠に着くのか心配だが。
途中枯れて崩壊しそうな太い木に蔓がからまりあっている。
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3/16 9:32
途中枯れて崩壊しそうな太い木に蔓がからまりあっている。
レールの脇に沢を渡る橋が設置されている。登山のためでなく山葵田の耕作のためだが。
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3/16 9:36
レールの脇に沢を渡る橋が設置されている。登山のためでなく山葵田の耕作のためだが。
この沢が滑沢で2mほどの滝が音を立てて落ちていて、滝壺もある。
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3/16 9:37
この沢が滑沢で2mほどの滝が音を立てて落ちていて、滝壺もある。
滑沢の名前になっているように、一枚岩の上を水が音もなく流れている。
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3/16 10:05
滑沢の名前になっているように、一枚岩の上を水が音もなく流れている。
ムカゴネコノメソウ(零余子猫の目草)、ユキノシタ科ネコノメソウ属。水分の多い所に生育し、黒い種が猫が薄目を開けたように見える。
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3/16 10:09
ムカゴネコノメソウ(零余子猫の目草)、ユキノシタ科ネコノメソウ属。水分の多い所に生育し、黒い種が猫が薄目を開けたように見える。
ここにもあった、炭焼き窯跡。沢を登ってここまで来るのも大変だったろうに。
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3/16 10:10
ここにもあった、炭焼き窯跡。沢を登ってここまで来るのも大変だったろうに。
今の季節が花の咲くとき、葉は青々と育っていた。
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3/16 10:12
今の季節が花の咲くとき、葉は青々と育っていた。
どこまで続くのかレールは無限に延びている。この上にもずっと山葵田はあった。
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3/16 10:12
どこまで続くのかレールは無限に延びている。この上にもずっと山葵田はあった。
やっと出合った滑沢峠の案内板、後にも先にもこれ一枚だけだった。ここからはレールを離れて植林帯の中に入って行く。
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3/16 10:12
やっと出合った滑沢峠の案内板、後にも先にもこれ一枚だけだった。ここからはレールを離れて植林帯の中に入って行く。
この林の中を行くように案内している。道が続いているように願うばかりだ。
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3/16 10:12
この林の中を行くように案内している。道が続いているように願うばかりだ。
山道に入って10分もしたら道が崩れている斜面をトラバースしなければならない。サラサラした土は踏ん張りがきかない。
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3/16 10:22
山道に入って10分もしたら道が崩れている斜面をトラバースしなければならない。サラサラした土は踏ん張りがきかない。
下を見ると滑ったらどこで止まるのか、蟻地獄へ落ちていくような景色。
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3/16 10:23
下を見ると滑ったらどこで止まるのか、蟻地獄へ落ちていくような景色。
二ヵ所目の崩落地、以後も何ヵ所もあり歩くのが大変だった。ここまでは写真を撮る余裕があったが、特に上部の3ヵ所は写真も撮れなかった。
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3/16 10:29
二ヵ所目の崩落地、以後も何ヵ所もあり歩くのが大変だった。ここまでは写真を撮る余裕があったが、特に上部の3ヵ所は写真も撮れなかった。
やっとの思いで伊豆山陵線歩道に登って、振り返れば土が黒っぽくなっているのは、ズルズル落ちるのを堪えて悪戦苦闘した跡だ。
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3/16 10:53
やっとの思いで伊豆山陵線歩道に登って、振り返れば土が黒っぽくなっているのは、ズルズル落ちるのを堪えて悪戦苦闘した跡だ。
滑沢峠の標識、この後ろから四つん這いで登ってきた。誰か引き上げてくれる人がいたらなと思った。ここまで1時間以内だと思っていたのに、1時間37分もかかってしまって、予想外だった。
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3/16 10:52
滑沢峠の標識、この後ろから四つん這いで登ってきた。誰か引き上げてくれる人がいたらなと思った。ここまで1時間以内だと思っていたのに、1時間37分もかかってしまって、予想外だった。
突如ウクライナの国旗が現れる。このマークは天城縦走路、伊豆山陵線歩道を示すもので、以前から国旗だなと思っていた。
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3/16 10:54
突如ウクライナの国旗が現れる。このマークは天城縦走路、伊豆山陵線歩道を示すもので、以前から国旗だなと思っていた。
半月ほど前から世界的に有名になった国旗が何故?天城の山中にと思うだろう。山中のような平和を
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3/16 10:54
半月ほど前から世界的に有名になった国旗が何故?天城の山中にと思うだろう。山中のような平和を
取り敢えず三蓋山方面に向かったが、登ってきたルートを下るのは無理だと諦めて、二本杉杉峠から大川端に下るために戻ってきた。この右の尾根を歩きながら下降点を探ったが見つからなかった。
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3/16 11:06
取り敢えず三蓋山方面に向かったが、登ってきたルートを下るのは無理だと諦めて、二本杉杉峠から大川端に下るために戻ってきた。この右の尾根を歩きながら下降点を探ったが見つからなかった。
伊豆山陵線歩道の南側の尾根を歩いたが、力強いブナの木があった。
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3/16 11:11
伊豆山陵線歩道の南側の尾根を歩いたが、力強いブナの木があった。
南側が酷く崩壊している尾根の縁に踏ん張ったように立っているブナだ。
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3/16 11:11
南側が酷く崩壊している尾根の縁に踏ん張ったように立っているブナだ。
樹種は分からないが、これも踏ん張って立っている。普段は歩かない所なので初対面だ。この後ろは崩壊 している。
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3/16 11:22
樹種は分からないが、これも踏ん張って立っている。普段は歩かない所なので初対面だ。この後ろは崩壊 している。
南側の尾根から伊豆山陵線歩道に下りて二本杉峠に向かう。樹種はわからないが、捻れて膨らんだ所から枝が出ている。カエデの仲間なら紅葉したとき芸術になる。
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3/16 11:23
南側の尾根から伊豆山陵線歩道に下りて二本杉峠に向かう。樹種はわからないが、捻れて膨らんだ所から枝が出ている。カエデの仲間なら紅葉したとき芸術になる。
二本杉峠(旧天城峠)に着いた。江戸末期には吉田松陰やハリスも越えた峠。
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3/16 11:47
二本杉峠(旧天城峠)に着いた。江戸末期には吉田松陰やハリスも越えた峠。
ここから河津側の宗太郎園地への道は10数年前から通行禁止になっている。
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3/16 11:48
ここから河津側の宗太郎園地への道は10数年前から通行禁止になっている。
峠の名前の由来となっている二本の杉だが、奥の一本は樹勢が衰えていて心配だ。
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3/16 11:49
峠の名前の由来となっている二本の杉だが、奥の一本は樹勢が衰えていて心配だ。
右の杉は元気旺盛で、明治維新前の激動の歴史を見守ってきたのだろう。
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3/16 11:50
右の杉は元気旺盛で、明治維新前の激動の歴史を見守ってきたのだろう。
杉と一緒に倒れたようだが、持たれているわけではないのに沿って伸びていて、枝を空へ張り出している。
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3/16 11:58
杉と一緒に倒れたようだが、持たれているわけではないのに沿って伸びていて、枝を空へ張り出している。
下が大川端へ下る道で、右上が天城峠方面への伊豆山陵線歩道。
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3/16 11:50
下が大川端へ下る道で、右上が天城峠方面への伊豆山陵線歩道。
数年前はこの辺りは笹が生い茂っていて、その中に休憩用の東屋が建っていた。今は天城山全域で鹿の食害によると思われるが笹がなくなっている。
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3/16 11:59
数年前はこの辺りは笹が生い茂っていて、その中に休憩用の東屋が建っていた。今は天城山全域で鹿の食害によると思われるが笹がなくなっている。
大川端へ下りだした。数年前に歩いた記憶では、石の多いガラガラの道で歩きにくかった。
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3/16 12:05
大川端へ下りだした。数年前に歩いた記憶では、石の多いガラガラの道で歩きにくかった。
橋も酷い。波打っていて渡れるのかどうか判断が難しい。滑らないようにオッカナビックリ何とか渡った。
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3/16 12:12
橋も酷い。波打っていて渡れるのかどうか判断が難しい。滑らないようにオッカナビックリ何とか渡った。
この橋も崩れた土砂の土留めになっていて、渡るには勇気がいる。
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3/16 12:13
この橋も崩れた土砂の土留めになっていて、渡るには勇気がいる。
標高650mの辺りで水の流れる沢に出た。ここには山葵田はない。
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3/16 12:23
標高650mの辺りで水の流れる沢に出た。ここには山葵田はない。
この橋は怖くて渡れなかった。涸沢に降りて渡った。
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3/16 12:25
この橋は怖くて渡れなかった。涸沢に降りて渡った。
タコの木と呼びたい。岩を根ががんじがらめに縛っている。
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3/16 12:29
タコの木と呼びたい。岩を根ががんじがらめに縛っている。
この沢の最上部の山葵田だが、放棄されていた。この沢筋には栽培している山葵田はなかった。
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3/16 12:33
この沢の最上部の山葵田だが、放棄されていた。この沢筋には栽培している山葵田はなかった。
山葵田の土手に御礼杉に見える二本の杉が立っていた。樹勢は旺盛だ。
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3/16 12:34
山葵田の土手に御礼杉に見える二本の杉が立っていた。樹勢は旺盛だ。
橋が見えて林道に出た。橋を渡る方向はどこまで行くのか分からないが、大川端まではこの林道を左へ下っていく。
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3/16 12:37
橋が見えて林道に出た。橋を渡る方向はどこまで行くのか分からないが、大川端まではこの林道を左へ下っていく。
この方向が大川端キャンプ場方面だ。やはり昔の記憶が正しかったようでここまでの山道は歩き難かった。
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3/16 12:38
この方向が大川端キャンプ場方面だ。やはり昔の記憶が正しかったようでここまでの山道は歩き難かった。
イヌガシ(犬樫)、クスノキ科シロダモ属。シロダモの花は白色で実は赤熟するが、イヌガシの花は赤色で実は黒熟する。雌雄異株でこれは雌株か。
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3/16 12:50
イヌガシ(犬樫)、クスノキ科シロダモ属。シロダモの花は白色で実は赤熟するが、イヌガシの花は赤色で実は黒熟する。雌雄異株でこれは雌株か。
イヌガシ、姿はカシに似ているが材が強靭とは言えず、役に立たないので犬と着いた。
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3/16 12:51
イヌガシ、姿はカシに似ているが材が強靭とは言えず、役に立たないので犬と着いた。
ミツマタ(三椏)、ジンチョウゲ科ミツマタ属。伊豆の山中には多く、今が満開で美しかった。
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3/16 12:53
ミツマタ(三椏)、ジンチョウゲ科ミツマタ属。伊豆の山中には多く、今が満開で美しかった。
大川端キャプ場。江戸末期には二本杉峠から下ってくるこの道がメインルートだったようだ。
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3/16 12:59
大川端キャプ場。江戸末期には二本杉峠から下ってくるこの道がメインルートだったようだ。
国道414号線の天城遊々の森バス停に出る。
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3/16 13:07
国道414号線の天城遊々の森バス停に出る。
やっと滑沢渓谷に戻ってきた。一枚岩を滑るように流れる景観は秀逸。
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3/16 13:39
やっと滑沢渓谷に戻ってきた。一枚岩を滑るように流れる景観は秀逸。
太郎杉まで戻って来た。午後に撮ると光の方向が悪く、空が青く写らない。
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3/16 14:12
太郎杉まで戻って来た。午後に撮ると光の方向が悪く、空が青く写らない。
太郎杉から300m上にある、嘗めるように滑っている滝。
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3/16 14:19
太郎杉から300m上にある、嘗めるように滑っている滝。
17日にゆうゆうの森から入り、1泊2日で天城を愉しみました。当初の予定は初日滑沢渓谷をつめて滑沢峠に出るつもりでしたが、本レコを見て行かなくてよかったなぁと思いました。
写真37の橋は渡れないですよね…私も下歩きました(笑)。写真43の花はイヌガシですか、勉強になります。最近伊豆ど真ん中にハマっています。次は手引頭の大ブナと大アセビを見たいですね。伊豆山稜線を歩いている最中に手引頭のブナ林を見ましたが立派ですね。ミツバツツジの大株も是非見てみたいです。
ありがとうございます。猫越のオオミツバは満開に出合えれば凄いです。また、手引頭の大ブナの5分ほど奥にあるアマギシャクナゲモ見てみてください。ツツジとシャクナゲは花期が少しずれると思いますが、ツツジが残っていれば幸運です。
当方はめっきり歩くのが弱くなって時間は参考にならないと思いますか。
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