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Yamareco

記録ID: 409265
全員に公開
雪山ハイキング
磐梯・吾妻・安達太良

吹雪の中の安達太良山へ〜記念すべき日本百名山25座目!!

2014年02月22日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
08:05
距離
13.8km
登り
824m
下り
815m
歩くペース
標準
1.11.2
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

9:10奥岳-11:53くろがね小屋-14:16安達太良山頂-15:08くろがね小屋(休憩、温泉)-17:15奥岳
天候 曇りだが吹雪。下の方は晴れ。
過去天気図(気象庁) 2014年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス タクシー
行き:二本松駅→バスで奥岳
帰り:奥岳→タクシーで二本松駅
※二本松駅から福島交通のバスで岳温泉まで行き、シャトルバスで奥岳(あだたら高原スキー場)まで行きます。また二本松駅や福島駅から直で奥岳に行くバスもありますが、要予約らしいです。
参考:シャトルバス
http://www.adatara-resort.com/ski/traffic.stm#route
シャトルバスは本数が少なく、また福島交通のバスは最終が5時前で早く終わってしまいます。ですので下山の遅れた私は、帰りはタクシーを呼んでしまいました。
コース状況/
危険箇所等
登山口(奥岳、スキー場)の方はよく踏み固めれていますが、積雪量が多いため、くろがね小屋までの登山道は踏み抜きが多く、またくろがね小屋から安達太良山頂までの道は強風や吹雪のためトレースがすぐ消えたり、ホワイトアウトが起こりやすく、道迷いが生じやすいです。特に悪天候時は目印やGPSを頼りに進まないと危険かと思います。
シャトルバスで奥岳、登山口に到着です。ここはあだたら高原スキー場でもあります。結構な人がいますね。あだたらエクスプレスは運休ですので、ここを起点としたピストンになります。
2014年02月22日 09:22撮影 by  DMC-GF3, Panasonic
3
2/22 9:22
シャトルバスで奥岳、登山口に到着です。ここはあだたら高原スキー場でもあります。結構な人がいますね。あだたらエクスプレスは運休ですので、ここを起点としたピストンになります。
割と踏み固められてますが、ちょっと外すと踏み抜きます。
2014年02月22日 09:39撮影 by  DMC-GF3, Panasonic
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2/22 9:39
割と踏み固められてますが、ちょっと外すと踏み抜きます。
森林に入るとすぐに急登が始まります。歩きづらくなってきた。
2014年02月22日 10:04撮影 by  DMC-GF3, Panasonic
2/22 10:04
森林に入るとすぐに急登が始まります。歩きづらくなってきた。
急登を登りきると、勢至平という平らな場所にでます。
2014年02月22日 10:36撮影 by  DMC-GF3, Panasonic
2/22 10:36
急登を登りきると、勢至平という平らな場所にでます。
針葉樹がきれいです。
2014年02月22日 10:37撮影 by  DMC-GF3, Panasonic
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2/22 10:37
針葉樹がきれいです。
木々がないところは風が強くなってきた。先の山々がぼんやりみえている。
2014年02月22日 10:49撮影 by  DMC-GF3, Panasonic
2/22 10:49
木々がないところは風が強くなってきた。先の山々がぼんやりみえている。
シュカブラ、風が強い証拠です。
2014年02月22日 10:50撮影 by  DMC-GF3, Panasonic
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2/22 10:50
シュカブラ、風が強い証拠です。
吹雪いてきた。トレースも一部消えているところもあります。
2014年02月22日 11:11撮影 by  DMC-GF3, Panasonic
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2/22 11:11
吹雪いてきた。トレースも一部消えているところもあります。
雪山は存在感あります。
2014年02月22日 11:14撮影 by  DMC-GF3, Panasonic
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2/22 11:14
雪山は存在感あります。
雪庇ですね。
2014年02月22日 11:20撮影 by  DMC-GF3, Panasonic
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2/22 11:20
雪庇ですね。
天気が目まぐるしく変わる、山が見えたり、見えなかったり。
2014年02月22日 11:23撮影 by  DMC-GF3, Panasonic
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2/22 11:23
天気が目まぐるしく変わる、山が見えたり、見えなかったり。
お、くろがね小屋が見えてきた!
2014年02月22日 11:36撮影 by  DMC-GF3, Panasonic
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2/22 11:36
お、くろがね小屋が見えてきた!
くろがね小屋に到着、行きは軽く休憩するにとどめ、帰りにゆっくりしよう。しかし建物の形がかっこいい。こんな雪山の中で営業していることもすごい。
2014年02月22日 11:49撮影 by  DMC-GF3, Panasonic
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2/22 11:49
くろがね小屋に到着、行きは軽く休憩するにとどめ、帰りにゆっくりしよう。しかし建物の形がかっこいい。こんな雪山の中で営業していることもすごい。
やはり風が強い。雲が流れてます。
2014年02月22日 12:20撮影 by  DMC-GF3, Panasonic
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2/22 12:20
やはり風が強い。雲が流れてます。
雪深く、歩きづらい場所が続く。そして吹雪き、強風が容赦なく。
2014年02月22日 12:25撮影 by  DMC-GF3, Panasonic
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2/22 12:25
雪深く、歩きづらい場所が続く。そして吹雪き、強風が容赦なく。
すごい景色だ。
2014年02月22日 12:25撮影 by  DMC-GF3, Panasonic
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2/22 12:25
すごい景色だ。
時折日が差す。氷まじりの吹雪が顔に当たり、痛い。
2014年02月22日 12:31撮影 by  DMC-GF3, Panasonic
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2/22 12:31
時折日が差す。氷まじりの吹雪が顔に当たり、痛い。
振り返るが、麓はよく見えず。
2014年02月22日 12:31撮影 by  DMC-GF3, Panasonic
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2/22 12:31
振り返るが、麓はよく見えず。
まだまだ安達太良山は先のようだ。
2014年02月22日 12:38撮影 by  DMC-GF3, Panasonic
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2/22 12:38
まだまだ安達太良山は先のようだ。
またまた振り返る。
2014年02月22日 12:38撮影 by  DMC-GF3, Panasonic
2/22 12:38
またまた振り返る。
一瞬ホワイトアウトっぽくなった。進んでいる方向が分かりずらい。トレースもすぐに消える。
2014年02月22日 13:01撮影 by  DMC-GF3, Panasonic
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2/22 13:01
一瞬ホワイトアウトっぽくなった。進んでいる方向が分かりずらい。トレースもすぐに消える。
時たま、強風がくる。
2014年02月22日 13:22撮影 by  DMC-GF3, Panasonic
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2/22 13:22
時たま、強風がくる。
雪が積もっていない岩場もある。
2014年02月22日 13:41撮影 by  DMC-GF3, Panasonic
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2/22 13:41
雪が積もっていない岩場もある。
こんな天候でも登山者がけっこういます。
2014年02月22日 13:41撮影 by  DMC-GF3, Panasonic
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2/22 13:41
こんな天候でも登山者がけっこういます。
あれがピークか。
2014年02月22日 13:54撮影 by  DMC-GF3, Panasonic
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2/22 13:54
あれがピークか。
山頂手前は凍った岩場の連続。
2014年02月22日 13:54撮影 by  DMC-GF3, Panasonic
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2/22 13:54
山頂手前は凍った岩場の連続。
峰の辻入口到着。稜線に出たが、風はより強い。あと山頂まで300メートル。
2014年02月22日 13:55撮影 by  DMC-GF3, Panasonic
2/22 13:55
峰の辻入口到着。稜線に出たが、風はより強い。あと山頂まで300メートル。
やった!安達太良山頂に着いた。苦労した分喜びも倍増です。撮影してもらいました。ハードシェルが役に立ってます。
2014年02月22日 14:00撮影 by  DMC-GF3, Panasonic
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2/22 14:00
やった!安達太良山頂に着いた。苦労した分喜びも倍増です。撮影してもらいました。ハードシェルが役に立ってます。
もう一度山頂標識を撮影。
2014年02月22日 14:01撮影 by  DMC-GF3, Panasonic
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2/22 14:01
もう一度山頂標識を撮影。
さらに先にピークがあるようだ。
2014年02月22日 14:01撮影 by  DMC-GF3, Panasonic
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さらに先にピークがあるようだ。
こんな天気なのであまり景色は見えない。
2014年02月22日 14:01撮影 by  DMC-GF3, Panasonic
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2/22 14:01
こんな天気なのであまり景色は見えない。
でも、本当の空を見ました。
2014年02月22日 14:02撮影 by  DMC-GF3, Panasonic
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2/22 14:02
でも、本当の空を見ました。
さらにちょっとしたピークを登る。
2014年02月22日 14:09撮影 by  DMC-GF3, Panasonic
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2/22 14:09
さらにちょっとしたピークを登る。
遮るものはないので、一番風が強い。
2014年02月22日 14:09撮影 by  DMC-GF3, Panasonic
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2/22 14:09
遮るものはないので、一番風が強い。
これが智恵子の空。
2014年02月22日 14:09撮影 by  DMC-GF3, Panasonic
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これが智恵子の空。
鉄山の方はあまり見えず。
2014年02月22日 14:09撮影 by  DMC-GF3, Panasonic
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2/22 14:09
鉄山の方はあまり見えず。
寒いのですぐに下山開始。
2014年02月22日 14:35撮影 by  DMC-GF3, Panasonic
2/22 14:35
寒いのですぐに下山開始。
先ほど登ってきた安達太良山を見上げる。この後、写真撮影をしてる暇もないほどすぐにくろがね小屋に戻りました。
2014年02月22日 14:35撮影 by  DMC-GF3, Panasonic
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2/22 14:35
先ほど登ってきた安達太良山を見上げる。この後、写真撮影をしてる暇もないほどすぐにくろがね小屋に戻りました。
撮影機器:

感想

久しぶりに日本百名山に行ってきました。

今回は冬の安達太良山に登ってきました。

ここは、夏は比較的登りやすい山だと言われていますが、特に冬は強風で本格的な雪山となるとのことなので、万全の準備、装備で臨んで行ってきました。

奥岳からスタートしましたが、風も弱く、天気は良くて暑いぐらいでした。また積雪は多いながらも登山道はよく踏み固められているので、これなら比較的大丈夫かなと思っていたのですが、この考えは甘かった。

登り始めて、針葉樹の急登に差し掛かると、つぼ足、踏み抜きの連続です。ここはまだ無風でしたが、そのたま暑く、汗をかなりかいてしまい、いったんはハードシェルを脱ぎました。

急登を登りきると、今度は風が強くなってきて、かつ吹雪いてもきました。逆に寒くなってきて急いでハードシェルを着こみました。ただ登山道は相変わらず体力を消耗させる踏み抜きが続きます。

何とかくろがね小屋に到着しましたが、時間がオーバーしているので、中に入らず、外で行動食を済ませ、山頂を目指します。

ここからが大変。強風が吹き荒れ、トレースが消えている場所があり、相変わらずつぼ足の連続。そして氷まじりの吹雪が顔に当たって痛い。さらにはホワイトアウトっぽくなったりと、山頂までの距離が短いにも関わらず、とても長く感じます。しかし、一歩一歩前進しました。

ようやく山頂に到着したときには、満足感がいっぱいでした。山並みなどはあまりよく見えないものの、雪山らしいダイナミックな景色が満載で、ここに来れた人しか見れない景色がいっぱいです。

寒いのですぐにくろがね小屋に引き返しました。目的は温泉に入ること。昔ながらの温泉で、とても体が温まります。また週末なので宿泊客でごった返してました。今度じっくり泊まってみたいですね。

しかし本日は日帰り予定。残念ながら帰りのバスの時間も気になったので、あまりくつろぐことなく、下山を開始しました。

とにかく急いで下山をしたものの、最終バスを逃してしまいました。しかたなくタクシーを呼びますが、1時間待ってくれとのこと。レストハウスも閉まっており、寒さしのぎでレストハウス脇の喫煙室に入っていました。

タクシーが来たのは1時間半後。ほっとしながらもようやく下山することができました。

本日歩いた距離は、あだたらエクスプレスが使えなかったため、約15キロの徒歩。雪山でこの距離はさすがに疲れ切ってしまいましたが、今回で日本百名山25座目ということと、ハードな雪山に登れたということ、そして、雪山の絶景が見れたのでとても満足の行く山行になりましたし、大きな自信にもなりました。

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コメント

mamamiyanさん、こんばんは!
厳冬期の安達太良山に登ってしまうとは凄いですね!
しかも、くろがね小屋泊ではなく日帰りとはビックリです。

山仲間のベテラン組から、安達太良山はホワイトアウトが酷いと聞かされているので、夏期しか登ったことがありません。
一度はくろがね小屋に泊まりたいと思ってます。

道中もあわせ、お疲れ様でした!
百名山25座...1/4ですね。おめでとうございます♪
2014/2/23 21:54
Re: mamamiyanさん、こんばんは!
ayamoekano さん、ありがとうございます!何とか100名山の4分の1を、念願の厳冬期安達太良山登頂で達成することができました。
ここは流石に甘くはありませんでした。ホワイトアウトの恐怖感も初めて経験しました。雪山の楽しい部分も恐ろしい部分も両面が垣間見れ、貴重な体験を味わうことができました。
今冬はもう一つ、東北地方の雪山に行く予定です。もちろん万全の準備をして、無理せず、セーフティーに行きたいと思っています。
2014/2/23 22:39
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