2022.03.20 硫黄岳
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- GPS
- 07:59
- 距離
- 19.3km
- 登り
- 1,470m
- 下り
- 1,477m
コースタイム
- 山行
- 7:32
- 休憩
- 0:48
- 合計
- 8:20
過去天気図(気象庁) | 2022年03月の天気図 |
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アクセス |
写真
感想
ほとんど全ての予定が狂ってしまった山行だった。
しかし、学びは予測できないことから、多くを得るものだ。
昨夜の大雨で夜に出発出来ず、早朝4時半出発だった。
モタモタスタートの私には、今朝は想定外の出来事だった。まず1コ。
到着は8時ごろだったが、事前の下調べでは、桜平駐車場(中)←登山口から600m下、に駐車予定だった。が、昨夜に結構雪が降ったようで、とても(中)まで行けなかった。いや、行けなかっただけでなく、危うく大惨事になりそうだったのだ💦
U字カーブで登れず、タイヤが固定され、下に滑り落ち、ギリギリのところで何とか止まったのだ。
デリカd5 4WDスタッドレスに自信を持ち過ぎていた。
何とか切り返して、桜平駐車場(下)に戻り、そこからスタートすることにした。登山口から約5km下💦
これが2コ目。
結局モタモタスタートになってしまったので、急いで登る。
夏沢峠に11:30到着。硫黄岳を見上げるとガスで一面真っ白。ホワイトアウト状態。この中を登る意味はあるのか?いや、ない。
しばらく待ったが西からどんどん雲が押し寄せているので、諦めて帰ることにした。
これで3コ目。
「今日はもう結構歩いてるし、せっかく来たけど、またの機会に期待しよう。」そう切り替えて、さっさと下山し始めた。オーレン小屋まで戻ると、「あれ?こんなところに分岐があるの?」箕冠山(みかぶりやま)・天狗岳方面。
まあ、せっかく来たから少し登ってみるかっ。
不測の出来事、4コ目。
明日天狗岳に再チャレンジする予定だったけど、今日登ってしまうのもアリかなと思いながら、箕冠山を目指した。
ふと硫黄岳の方に目をやると、木々の間からピカピカの硫黄岳が見えるではないか!
すぐに予定を変更して、箕冠山分岐を硫黄岳方面に進んだ。
これで5コ目か。
しかし、分岐からのこの登山道、結構怖かった💦
雪庇の上を歩いてるような感じで、体重の重い私には怖い道でした。
再び夏沢峠。
硫黄岳はと言うと、ガスはない。
ヘルメット、ピッケル、ハードシェル、テムレス、風速計!急いで準備して出発。
この時点で午後2時ちょっと前くらい。
30分くらいで登ったが、ガス💦
6コ目!
赤岳などの眺望を期待してたのに、ホワイトアウト状態。さっさと自撮りして下山です。
ここからが、足指激痛で地獄の下山だった。
今日はいつもの雪山用登山靴じゃないのもあるし、アイゼン付けながら歩き過ぎたのもあるし、これが7コ目の想定外の出来事でした。
スパイク長靴だったら、体力的にもまだ余裕あるから、トレランして帰れるのに!って思いながら、一歩一歩ゆっくり時間をかけて、午後5時なんとか駐車場まで到着できた。
予測できないことがたくさんあった一日だった。
しかし、そのおかげで、予測できないことの方が面白いと改めて知ることが出来た。ドキドキハラハラ。焦るけど楽しいw しばらくこう言う感覚を忘れていた気がする。
それに加えて、硫黄岳に登頂できたこと。雪山をこれだけの距離と累積標高稼げたこと。それから八ヶ岳は、みんな繋がっていて、やっぱり面白いこと。
少し自信がついたし、登山の楽しさがさらに分かった山行でした!
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