八経ケ岳
- GPS
- 07:50
- 距離
- 19.0km
- 登り
- 1,663m
- 下り
- 1,658m
コースタイム
- 山行
- 6:30
- 休憩
- 1:19
- 合計
- 7:49
過去天気図(気象庁) | 2022年03月の天気図 |
---|---|
アクセス |
写真
感想
年末にラッセルだけして途中で引き返したので、雪のあるうちに一回は山頂まで行きたいと思い、登ってきました。連休最終日だからか、登山者も少なく熊渡駐車スペースに一番乗り、レポートを見ていると横付け、斜め、縦置き駐車がありますが、一番多く停められる?縦駐車にしました。天気予報どおり、上層雲が多くすっきりしない天気でしたが、眺望はよく、よい景色を見ることができました。急に冷え込んだためか、雪が締まり比較的歩きやすく、雪面がざらついてアイゼンも要りませんでした。トレースはしっかりしていて、稜線上はまだまだ雪深い冬です。暖かくなると、落差のある踏み抜きに苦労しそうでした。最後の最後で今日はコケずに歩けたと思った瞬間、足元をよく見ず木の根っこで足を滑らせ、オオコケとなり、「反省」で終わりました。あと、すれ違いに2月末に遭難をして、高崎横手で県警ヘリで救出された方に会いました。以下、参考のため共有をします。一日目、高崎横手付近でテント泊、2日目、歩き始めたものの、雪のため道が全くわからなくなり、気付けば1日目と同じ場所にいて、同じ場所でテント泊をした。その後、寒さで動けなくなったが、結果的に計画ルート上で停滞することになり、発見も早くなった。知りあいの山ガイドの方に予定を伝えていたため、下山してこないことから、救助要請がなされ一命をとりとめた。ずっとテントにいたこともあり、幸いに軽い凍傷ですんだ。凍傷の治療が進んで落ち着いてきたので、遭難場所で山の神へお祈りをするための日が本日とのこと。救助時は、余計な荷物は引き上げず、体だけを手早く引き上げるため、全て残したまま救助されたということ。この方のものと思われる残されたテント道具が3月始めの他の方によるレポートで写真に写ってました。話を聞くとこの雪山テント泊のため、10万円カミナドームを買って初めてのテント泊だったようです。最後に聞いて一番残念だったのは、残された金目のものは、持ち去られたとのこと。カミナドーム、金銭、竹ペグ等がなくなり、靴とストックと本人のものでない食べかけのパンが残されていたとのこと。修験道の大峰に、世情を反映してか、ドロボーが登る時代になったのは、非常に残念な気持ちになりました。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する