白木峰・小白木峰
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- GPS
- 08:05
- 距離
- 15.6km
- 登り
- 1,214m
- 下り
- 1,216m
コースタイム
天候 | 曇り一時霧後晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
締まった雪の上に5cm位の新雪が乗った状態でラッセルの苦労はないがスリップし易い。 一部に樹木がやや混んでいる所はあるが薮漕ぎにはならなかった。 |
写真
感想
2012年6月以来、スキーでは2011年3月以来の白木峰、前回のスキーは仁王山経由で降りたが今回は小白木峰経由、なだらかな稜線の気持ちいいツアーになった。
朝6時に大長谷温泉の駐車場着、他に車はなかった。温泉の建物の真ん前から斜面に取り付き、上の林道に抜ける。21世紀の森入口まではトレースがあって最近に仁王山に登った人がいると判るがが、その先の林道ではトレースがなくなった。
杉ヶ谷を渡って直ぐに林道を離れて斜面に取り付いた。今日の雪は固い雪面の上に数cmだけ新雪がふわっと乗ってる状態で、ラッセルは楽だが新雪が滑り易い。登る傾斜を強めると後に滑るし、急斜面の斜登行では横にずれ易い。稜線に達すると概ね傾斜は緩いので快調なペースで進める。標高960mの林道交差、1140mの林道交差と樹林帯を進み、1334mのピークにかけて疎林帯になる。小鞍部から上の、1420mの林道交差までがこの登り一番の急傾斜地で、雪が固いとアイゼンが欲しい場所だが、今日は要らなかった。やはり横滑りし易いので若干手間はかかった。1420mの林道交差箇所から尾根に上がるには、正面のセメント壁から左側に回り込むが、僅かではあるが苦しい登りがある。その上は緩い尾根道になって、次第に山頂が近づいて元気が出る所だ。一時山頂が見えていたが、最後はガスがかかって風も吹く中、大きな銘板のある山頂に到達。
一休みとシール剥がし、滑走の体制を整えて山頂から出発、視界が無いので地図見て方向を定め、南に伸びる稜線をゆるゆると下る。その内視界が戻り、小白木峰とそこまでのコースが見渡せるようになった。ごく一部に薮のうるさい斜面もあったが全体は快調に、1427mと1418mの間の最低鞍部に到達。ここでシール張って小白木峰までの歩き、いくつか丘を越えて行くが標高差は小さく苦労はない。
小白木峰でシール剥がし、滑降に入るが一旦1402mのピークに戻る。少しだけ横歩き登行を頑張り、いよいよ尾根の滑降となる。丸坊主の丘の上から樹林帯の斜面へ、次第に傾斜が強まるが快適パウダーが続く。1226mの標高点から北向きと西向きの二手に尾根が分かれる。西向きが本尾根と言う感じで北尾根にどこから入って良いかよく解らない。西尾根に行っちゃっても良いやと思って少し進んだら、登りと下りの両方のトレースが見つかり、トラバースして北尾根に行っているので辿って行った。後はしばらくはっきりとした尾根筋、860mの尾根分岐で北北西に向かい、若干雪が重くなって来たが滞りなく下りて冬季閉鎖中の国道上に飛び出した。国道上はシールは張らないが踵開放のノルディック状態で、半分滑り半分歩きで杉ヶ谷林道分岐の除雪終点まで、僅か歩いて大長谷温泉に帰還した。
ここはまた来ようと思う気持ちの良いコースだった。
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